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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

話を最後まで聴く

2011-01-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ Noを早く伝えた方がよいか?
 相手からの要望に応えられそうにない話を切り出されたとき、あなたはどうしますか? できるだけ早く「No」を伝えようとするのではないでしょうか。話を聞きすぎると断りにくくなるという心理が働くのでしょう。相手の話を遮ってでも、こちらの事情を伝えたくなるのはわかります。

◆ 話を最後まで聴く
 しかし、相手がいろいろ事情を伝えたい、聴いて欲しいと思っている場合、話を途中で遮られてしまうと、その後望ましい結論を導き出しにくくなるでしょう。結局断るにしろ、妥協点を見つけるにしろ、話を最後まで聴くという姿勢が大事です。話を真剣に聴いてもらっていると相手に思わせることができれば、こちらの事情も聞いてもらいやすくなるからです。

◆ 「なるほど」「そうですね」
 話を最後まで聞くためには、途中で遮るような言葉を挟んではいけません。代わりに「なるほど」「そうですね」という相槌をうち、または「こういう状況なのですね」と相手の話をまとめてあげるといいでしょう。そうすれば逆に相手が話は短くなります。後は、妥協点を探りつつ、結論を導きだせばよいのです。
コメント
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