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泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

かいどう

2013-11-29 | 雑感
  かいどう~海棠(花海棠)  バラ科
この季節の、狂い咲きの花は、
静けさに満ちていますね。

春のはなやかな満開の花もいいものですが、
季節を忘れて、ほっと開いた数輪のつぼみに、
むしろ詩情を感じます。



寒さに、身もこころも縮みがちになる私たちに、
いずれ春の訪れが、必ずあるということを、
忘れないようにと、言ってくれているようです。

花散る…

2013-06-22 | 雑感
  花散る…
梅雨の雨に、葉っぱや花が、
散って、流れ、
アスファルトを彩っています。

ツツジの花は、分かりますね。

白い花びらのように見えるのは、
ヤマボウシの苞です。

葉は、シキミの葉。
栗の雄花も見えます。

いくつかの散り花が、
雨に流れて、別の花束を作る一瞬は、
梅雨の記憶として、
心に残ります。





泉山~梅だより

2013-02-02 | 雑感
  泉山~梅だより
霜の衣をまとって、今にも咲きそうな、紅梅。

色が見え始めてから、ゆっくりとゆっくりと、
ふくらんでいきます。

大寒の終りに、あんまりあわてて開いて、
凍り付いても、困りますから…

明日は節分、4日は立春。
待ち遠しい春が、すぐそこまで、
来ています。





葉牡丹ケーキ

2013-01-25 | 雑感
  葉牡丹ケーキ
今朝の泉山は、雪でした。

ケーキを見つけました!
デコレーションケーキ…

燈籠も、葉牡丹も、皐月も、
雪の飾りに、静けさを増しています。

雪は普段の風景を、また違った彩りにして、
感性をくすぐりますね。




霜の花

2013-01-18 | 雑感
  霜の花~伊吹垣
朝日に照らされて、霜の森のように見えます。

イブキの葉は、霜に覆われても、枯れることはありません。
温帯や寒帯の植物たちは、細胞内が凍らないような仕組みを持っています。

ただ、細胞外が凍ることもあるのですが、
低温で大量に発生する糖やアミノ酸によって、
細胞内が凍らないようにしているそうです。

進化とは、適応の歴史です。
水中から地上に植物が進出して5億年、
乾燥をはじめ、過酷な環境に打ち克つために、
時間をかけて適応してきました。

なかなか人間の時間の感覚とは、かけ離れているので、
不思議だと感ずることも多いのですが、
私達も含めて、動物は植物たちの恩恵にあずかるところ大なのは確かですね。
植物なくして、動物は生存できないのですから。

紅梅~つぼみ 2

2013-01-13 | 雑感
  紅梅~つぼみ 2
寒い日が続きますが、確実に梅のつぼみは膨らんでいます。

雪にも、霜にも、氷に包まれても、
ちゃんと生きている、植物たち。

生物の適応とは、困難を取り込み、
それを力に変えて、生き抜くことのように思えます。

外気がマイナスになっても、凍らない仕組み、
乾燥に打ち克つ仕組み、

切られても、ふたたび芽吹く力、
踏まれても、踏まれても、根を強く張り、
生きていく、心根!

植物を見て、感動し、
人の生き様を、連想して…


霜の花

2012-12-29 | 雑感
  霜の花
泉山のふもとの駐車場に点々と、霜の花が咲いていました。
枯葉が風に舞って、アスファルトの上に散り、
霜の装いをまとっています。

こちらは杉の枯れ枝。


普段はなにげない枯れ葉たちも、
霜の衣装に、存在感が増して…

紅梅~つぼみ

2012-12-14 | 雑感
  紅梅~つぼみ
もうすぐ冬至を迎える、朝。
泉山の紅梅の蕾が、氷のカプセルに包まれていました。

もうこんなにもふくらんで、
ひと月もすれば、ほころぶでしょうか…

寒さはこれからが本番。
でも確実に春は準備されていて、
氷のなかの春も、清新な気に満ちているようです。







ぬるで

2012-11-30 | 雑感
  ぬるで   ウルシ科
どこにでもある、ありふれた植物が、一瞬、輝くとき、
その存在に眼をみはり、釘付けになるときがあります。

こんな魅力があったのか…
こんなにも、人を惹きつけるところがあったなんて…

植物でも、人でも、長所を見つけた時、嬉しいものです。

ぬるでの紅葉、見事ですね!