泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

そてつ/蘇鉄

2020-07-15 | アルバム
  そてつ/蘇鉄

今年も鐘堂の前のソテツが、見事に新葉を開きました。

梅雨空の下でも、そのすがすがしさは最高の印象を与えてくれます。

ソテツの仲間は、世界中の熱帯、亜熱帯に様々な種類が自生しています。

裸子植物の一種ですが、すでに古生代末期から中生代にかけて、

地球上に繁茂した植物群です。

下の画像は、反対側を撮影したものです。
霧に覆われた山を背景に、太古の雰囲気があると思いましたので…
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ひのき~檜

2020-07-06 | 雑感
  ひのき~檜

雨のなか、ヒノキの葉を撮りに、階段参道に行きました。

濡れた葉が、深い緑のあやを作っています。

ヒノキとスギは植林の重要な樹種ですが、

葉の見た目も、木材としても、

かなりの違いがありますね。

でも、いずれも際立った存在の樹木たちです。







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結ぶ…

2020-07-01 | 雑感
  結ぶ…

ある梅雨の中休み、

泉山本部へ登る坂の途中、

手を結ぶ蔓草がありました。

下の画像は三日前のもの、

野良生えのキウイの蔓と、

山の芋の蔓が垂れていました。


三日後、どちらが手を結ぼうと考えたのかはわかりませんが、

ちゃんとつるとつるを絡ませていたのです。

決して不思議な現象ではないのですが。

それは、植物といえども、ゆっくりではあるけれど、

動き回っているのです。

風の作用でたまたま手に当った相手を求めたのかもしれませんし、

ちょっとお互いの伸び具合を確かめたかったのかもしれませんね。

こういう風景に、ちょっとした癒しを求めてしまうのも、

今の世を、思ってしまうからでしょうか…





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ねむのき~合歓木

2020-06-26 | 雑感
  ねむのき~合歓木

ネムノキの花が、梅雨の晴れ間の空に、くっきりと見えます。

一日花で、次々と咲いては、よい香りを漂わせています。

薄紅色の糸のように伸び出ているのは、おしべです。

葉は、夕方から夜にかけて眠るように閉じて、

昼間とは違う様相をしています。

ネムノキは花後には豆果がたくさんぶら下がり、

マメ科の樹木であることがわかります。

うっとうしい時期に、心華やぐ花木ですね。




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どくだみ~十薬

2020-06-22 | 雑感
  どくだみ~十薬

ドクダミの花は、梅雨に似合います。

梅雨に咲く白花の女王は、

クチナシです。

その香りと上品さにおいて、

右に出るものはいないでしょう…

でも、強いてわたしは、

このドクダミに惹かれてしまいます。

黄色いタワーが小さな花の集まりで、

白い花弁のように見えるのは、苞です。

抜いても抜いても、また繁茂するドクダミは、

深く地下茎をもぐらせて、少々の人間の退治作業には、

どこ吹く風のようです。

毎年、白い苞を星のようにちりばめて、

花壇の外側を彩っています。

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花菖蒲

2020-06-09 | 雑感
  花菖蒲

本部に咲く「花菖蒲」は、
古い品種のようです。

内花被(立ち上がっている花被)が小さく、
昔の品種の特徴を持っています。

現在の大輪の花菖蒲は、内花被も、
外花被のように垂れ下がっているものが多く見られ、
豪華な感を受けます。

山形県長井市に保存されてきた「長井古種」という品種群の花に、
とてもよく似ています。

紫色の絣模様と、濃い紫の立弁の組み合わせの、
古風な感じの花菖蒲もいいものですね。
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そよご~戦

2020-06-03 | 雑感
  そよご~戦

「戦ぐ」は「そよぐ」と読みます。

「ソヨゴ」は、葉が風にかすかな音を立てて、

揺れるさまを表しているところからの名前です。

雌雄異株の樹木で、画像は雌花です。

紅い果実の柄は長く、ぶらさがって、

こちらも秋風にそよいでいるように見えます。

風情ある常緑樹で、よく庭木とされます。







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さつきつつじ~皐月躑躅

2020-05-26 | アルバム
  さつきつつじ~皐月躑躅
サツキツツジには雨がよく似合います。
泉山本部のつつじ園では、今、サツキツツジが咲き始めました。
ヤマツツジや、ヒラドツツジに比べると、花期は遅く、6月の花ですね。
たくさんの、花の色や形を楽しんでください。








































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すいかずら~忍冬

2020-05-22 | アルバム
  スイカズラ~忍冬

立夏を過ぎて3週間、ようやく夏らしい大気に包まれるようになりました。

ホトトギスの声も皆さんは聞かれましたか。

田んぼがすでに鏡となっているところもありますね。

田植えもすでに終わっている田や、これから始まるところや、

稲作は、緊急事態のなかでも、着々と進めねばなりません。

スイカズラの花が咲き、五月の風が香ってきます。
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泉山の白い花木

2020-05-18 | アルバム
  泉山の白い花木
皆さん、お元気ですか。
泉山の純白の花をお届けいたします。
なんだか自分でも、
濁った色に染まってきているように感じています。
その気持ちを払拭するがごとく、
今朝の泉山本部で咲いていた、真白い花たちを紹介します。
上の画像は「ヤマボウシ」です。
白い部分は花びらではなくて、苞と呼ばれます。
その姿はお坊さんが法衣をまとったように見えるでしょうか。

「ヤマボウシ」はお堂の前に毎年花を咲かせます。


紫陽花のように見えるこれは「コガクウツギ」です。野生的な紫陽花の一種ですね。


これは「エゴノキ」です。枝の下に鈴のようなかわいらしい花をいっぱい咲かせます。
そして、そのまま散るので、樹の下には白い絨毯が敷かれます。


最後はおまけです。「サルトリイバラ」の若い実です。
このツルの葉っぱは、西日本では柏餅の葉の代用として一般的ですね。柏は本来涼しいところの植物なので、西日本には少ないという事情がありますが、じつはもともとサルトリイバラの葉が主流であったのに、江戸でカシワの葉を使用したところから、主流と傍流が入れ替わったという説もあります。いずれにしても、お餅を包んで蒸すと、よい香りがしますね。祖母が作ってくれた柏餅の懐かしい香りと味を思い出します。
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