つながって～

　　つながって～

一本の蜘蛛の糸につながって、

一枚の葉が、救われています…


一本の糸につながって、

救われる人もいるのでしょうか…


落ちていくのは簡単だけれど、

一本の糸につかまっているのは、

努力が必要でしょうか…


朝のひとひらの葉が、

教えてくれたもの…

ざいふりぼく～采振木

　　ざいふりぼく～采振木

紅い実は美味しそうにみえますが、

黒青い実も小鳥にとって美味しそうに見えるでしょうか？

ザイフリボクの実が少しだけ実っています。

昔、この実をジャムにしたことがあります。

とても美味しいジャムができました。

ただ、種子を濾さなかったので、

ちょっと食べづらかったかな…

以前、掲載した早春のザイフリボクの花です。


花が咲き、実がなり、

また花が咲き…

それを見つめていると、

ともに生きていることを、

感謝したくなります。

一幅の萩の花

　　一幅の萩の花

泉山のふもとの、

山萩の花が、

しだれて、

ゆれて、

水面に、

花を、

散らして、

います…

秋草

　　秋草

泉山のふもとの水路の一角の、

秋の草むらです。


ヌマダイコン（白花）

ミゾソバ（薄紅花）

ヤブマオ（紐状果）


それぞれに、

それぞれの風情があり、

一幅の絵のように、

生い茂りて、

秋の情感を高めてくれます。

くり～毬栗（いがぐり）

　　くり～毬栗

毬栗が落ちる季節になりました。

この毬栗を見て、いつも思うのですが、

実を守っているように見えるイガは、

何のためにあるのでしょうか？

人や動物に食べられないようにするため？

イノシシなんかは、イガはものともせずに、

上手に食べます。

人も金ばさみを使い、上手に採って食べてしまいます。

かなり痛いイガも、イノシシや人には通用しません。

それでもひょっとすると、

イガの苦手なイノシシがいるかもしれませんね。

そうすれば、何とかクリも子孫を残すことができます。

三つ入っているクリの、真ん中の一番大きな実をイノシシに与えておいて、

残った脇の小さなクリで、繁殖しているのかも。

…落ちた毬栗をながめながら、つれづれに思って見るのでした。