泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

霜の花

2012-12-29 | 雑感
  霜の花
泉山のふもとの駐車場に点々と、霜の花が咲いていました。
枯葉が風に舞って、アスファルトの上に散り、
霜の装いをまとっています。

こちらは杉の枯れ枝。


普段はなにげない枯れ葉たちも、
霜の衣装に、存在感が増して…

紅梅~つぼみ

2012-12-14 | 雑感
  紅梅~つぼみ
もうすぐ冬至を迎える、朝。
泉山の紅梅の蕾が、氷のカプセルに包まれていました。

もうこんなにもふくらんで、
ひと月もすれば、ほころぶでしょうか…

寒さはこれからが本番。
でも確実に春は準備されていて、
氷のなかの春も、清新な気に満ちているようです。







はぼたん

2012-12-07 | 草花
  はぼたん/葉牡丹
霜の花の咲いた、葉牡丹。
一段と、高貴な感じがします。

葉牡丹とは、よい名前ですね。
日本生まれのハボタン。
西洋でも、オーナメンタル・ケールとして、
さまざまな品種が作られ、ガーデンプランツとして多様されています。

ケール、またはキャベツはもともと西洋原産なのですが、
古く江戸期以前に渡来し、改良されて、
紅白などの葉を持つものを江戸時代の人々は楽しんでいました。

元禄期は園芸文化が花開いた時期で、
大切に保存されてきた古典園芸植物を、
現在でも多く見ることができます。

桜、椿、皐月、万年青、朝顔、寒葵等々、
園芸に見る日本人の感性と、器用さは、
職人のものづくりとして、現在までも連綿と続いているのです。

日本には、大切にしたいものがたくさんありますね!