泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

ぬるで

2012-11-30 | 雑感
  ぬるで   ウルシ科
どこにでもある、ありふれた植物が、一瞬、輝くとき、
その存在に眼をみはり、釘付けになるときがあります。

こんな魅力があったのか…
こんなにも、人を惹きつけるところがあったなんて…

植物でも、人でも、長所を見つけた時、嬉しいものです。

ぬるでの紅葉、見事ですね!

うすたびが と 枯れ葉

2012-11-23 | アルバム
  ウスタビガ~薄手火蛾 と 枯れ葉
石階段の上に、黄色い大きな蛾と、枯れ葉が並んでいました。

調べてみると、ウスタビガという蛾でした。
「薄手火蛾」と、漢字で書くそうですが…

枯れ葉はたぶん、アオギリではないかと。

晩秋に孵化するウスタビガの、生命と、
アオギリの、役目を終えた葉っぱとの対比が、
同じ色合いながら、鮮明で、印象的でした。



やまぼうし

2012-11-16 | 樹木
  やまぼうし/山法師  ミズキ科
あたたかな初冬の陽に照らされて、
赤く、燃えるようなヤマボウシを、しばし眺めていました。

彼らにとって、紅葉(黄葉)がどのような意味をもつのか、
考えてみました…

例えば、落葉したあと、菌類によって消化されやすいように、とか…
分解が速ければ、自らの栄養にもすみやかになるはずです。

あるいは、詩情ある人のために、錦を作り、
大切にしてもらえる道を、選んできたのかもしれませんね…

いずれにしても、紅葉(黄葉)の彩りは、
心豊かになるようです。










おにどころ

2012-11-02 | 雑感
  おにどころ/鬼野老  ヤマノイモ科
オニドコロの黄葉を見つけました。
朝陽が射して、その部分が金色に輝く様は、
心惹きつけられます。



「草紅葉」(くさもみじ)という言葉があります。
標高の高いところにある草原が、
赤や黄色のパッチワーク状絨毯を作っている画像をよく見ますが、
身近にも色づいた草々が見られます。

11月7日に立冬を迎えます。
秋の陽に映える草紅葉をもう少し、楽しみたいですね。