くさもみじ~草紅葉
「くさもみじ」というと、高原や亜高山の草はらの、一面に色づいた写真をよくみかけます。
でも、下界にも「くさもみじ」を発見しました。
手前の「蕨~わらび」と、奥の「雌日芝~めひしば」の、
朝陽に燃える草色に感動しました。
西日本も、朝方の気温が一気に下がって来て、
欅~けやきや、桜の葉も色づき、すでに散り始めています。
下界の草紅葉は、茶系の枯れ色で、紅葉~もみじの鮮明さとはやや違いますが、
太陽の光によって、赤く燃える色に近づいて見えます。
身近なところにも、心動かされる事象は、
たくさんありますね!
「くさもみじ」というと、高原や亜高山の草はらの、一面に色づいた写真をよくみかけます。
でも、下界にも「くさもみじ」を発見しました。
手前の「蕨~わらび」と、奥の「雌日芝~めひしば」の、
朝陽に燃える草色に感動しました。
西日本も、朝方の気温が一気に下がって来て、
欅~けやきや、桜の葉も色づき、すでに散り始めています。
下界の草紅葉は、茶系の枯れ色で、紅葉~もみじの鮮明さとはやや違いますが、
太陽の光によって、赤く燃える色に近づいて見えます。
身近なところにも、心動かされる事象は、
たくさんありますね!
ある風景~朝
雪山の樹林風景のように見えます。
実は、イブキの生垣に張った蜘蛛の絨毯です!
朝露に輝く、蜘蛛の糸の雪景色に、
しばし見とれていました。
その時々の、時候と、時間の中で、
微妙な組み合わせに出逢うのは、
観察心を常に持ち、
歩くことですね。
雪山の樹林風景のように見えます。
実は、イブキの生垣に張った蜘蛛の絨毯です!
朝露に輝く、蜘蛛の糸の雪景色に、
しばし見とれていました。
その時々の、時候と、時間の中で、
微妙な組み合わせに出逢うのは、
観察心を常に持ち、
歩くことですね。
からすうり/烏瓜
高温注意報の出ているさなか、
お堂前のサルスベリの花を撮影するため、外に出ました。
太陽の光の差すところは、猛烈な熱射で、
ふわふわした感じになり、
逆に不思議な感覚に捕らわれます…
紅いサルスベリは、燃えるように咲き、
微風に揺れています。

本殿への帰り道、ふと見ると、カラスウリが枇杷の樹や樫の木にからんでいるのが見えました。
近寄ると、なんと涼しげな様相です。
蔓が、物思うようにからみ、
やや涼しいであろう夜に開いていた花が、
役割を終えて、葉影に涼んでいます…

…日本に生育する植物たちは、ほんとうにたくましいと感じます。
暑さ寒さに耐え、高い湿度に耐え、
7千種とも8千種とも言われる植物たちが、世代をつないでいます。
生物の適応のすごさを、この猛暑の中で感動します。
暑さもしばし忘れ、
カラスウリをながめていました。
高温注意報の出ているさなか、
お堂前のサルスベリの花を撮影するため、外に出ました。
太陽の光の差すところは、猛烈な熱射で、
ふわふわした感じになり、
逆に不思議な感覚に捕らわれます…
紅いサルスベリは、燃えるように咲き、
微風に揺れています。

本殿への帰り道、ふと見ると、カラスウリが枇杷の樹や樫の木にからんでいるのが見えました。
近寄ると、なんと涼しげな様相です。
蔓が、物思うようにからみ、
やや涼しいであろう夜に開いていた花が、
役割を終えて、葉影に涼んでいます…

…日本に生育する植物たちは、ほんとうにたくましいと感じます。
暑さ寒さに耐え、高い湿度に耐え、
7千種とも8千種とも言われる植物たちが、世代をつないでいます。
生物の適応のすごさを、この猛暑の中で感動します。
暑さもしばし忘れ、
カラスウリをながめていました。
相似形~いぶき
イブキの樹の剪定後、
下からのぞいてみました。
下枝を払い、面白い姿です。
「あれ、この形、どこかで見たことがある」と、
はたと思いました…
インド洋ソコトラ島特産の、
竜血樹にそっくりです!

「そっくり」とは言いすぎのようですが、
似た感じは受けますね。
竜血樹から採取される「竜血」は、
古代より薬用などの用途で売買されていました。
イエメン領であるソコトラ島は、
2008年に世界遺産に登録されましたが、
屋久島や富士山などのように、
観光客が増え、新たな問題を抱えるようになっています。
この貴重な島の自然が、
今後も残されることを祈るばかりです。
イブキの樹の剪定後、
下からのぞいてみました。
下枝を払い、面白い姿です。
「あれ、この形、どこかで見たことがある」と、
はたと思いました…
インド洋ソコトラ島特産の、
竜血樹にそっくりです!

「そっくり」とは言いすぎのようですが、
似た感じは受けますね。
竜血樹から採取される「竜血」は、
古代より薬用などの用途で売買されていました。
イエメン領であるソコトラ島は、
2008年に世界遺産に登録されましたが、
屋久島や富士山などのように、
観光客が増え、新たな問題を抱えるようになっています。
この貴重な島の自然が、
今後も残されることを祈るばかりです。
木香薔薇・平戸躑躅(もっこうばら・ひらどつつじ)
4月下旬から木香薔薇が咲き始め、
5月に入って、平戸躑躅が重なり、
背景のお堂を彩っています。
晩春から初夏にかけて、
次々と花の競演を見ることができる、
幸せ。
花のカメラマンにとっては、
心、落ち着かない時節ですね!
4月下旬から木香薔薇が咲き始め、
5月に入って、平戸躑躅が重なり、
背景のお堂を彩っています。
晩春から初夏にかけて、
次々と花の競演を見ることができる、
幸せ。
花のカメラマンにとっては、
心、落ち着かない時節ですね!
明仄
2017-01-24 | 雑感
明仄~あけほの
「暁~あかつき」「東雲~しののめ」「曙~あけぼの」と、
明け方を表現する言葉に感動します。
「黎明~れいめい」という表現もいいですね。
大寒から立春までの、極寒のなか、
雲をしのいで朝陽が、林に射し込んできました。
光は、太陽は、生き物の根源です。
「暁~あかつき」「東雲~しののめ」「曙~あけぼの」と、
明け方を表現する言葉に感動します。
「黎明~れいめい」という表現もいいですね。
大寒から立春までの、極寒のなか、
雲をしのいで朝陽が、林に射し込んできました。
光は、太陽は、生き物の根源です。
紅梅
2016-01-03 | 雑感
紅梅
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
泉山の紅梅が、咲き始めました。
ずいぶん早いと思います。
この冬は、暖冬と言われていますが、
梅の花も、あたたかさに目覚めたのでしょう。
環境と、それへの適応が生物をかたち作っています。
そして、生き様をまで、変化させつつ、
生命環の中で、生かされるよう、
役割を果たすよう、使命を与えられるのです。
そこに「美」というものが、
生まれてくるように感じます。
その「美」を私達は感ずることで、
さらに、生かされていることへの、
感謝が生まれてきます。
「花」の役割もまた、
深いものがありますね。
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
泉山の紅梅が、咲き始めました。
ずいぶん早いと思います。
この冬は、暖冬と言われていますが、
梅の花も、あたたかさに目覚めたのでしょう。
環境と、それへの適応が生物をかたち作っています。
そして、生き様をまで、変化させつつ、
生命環の中で、生かされるよう、
役割を果たすよう、使命を与えられるのです。
そこに「美」というものが、
生まれてくるように感じます。
その「美」を私達は感ずることで、
さらに、生かされていることへの、
感謝が生まれてきます。
「花」の役割もまた、
深いものがありますね。