新潟市内の中心部を流れる信濃川。その河畔の“やすらぎ堤”に「鯉のぼり」が風になびいていた。全部で25本ほどのポールに3匹ずつの親子の鯉がぶら下がり、気持ちよさそうに泳いでいた。
これは信濃川感謝祭のイベントのひとつとして5月5日の「子どもの日」に向けて、子どもたちの元気な成長を願うとともに、新潟のシンボル「信濃川」の恩恵に感謝し、河川愛護の心を育むことを目的として実施されているもの。
この「鯉のぼり」は新潟県内の各家庭で眠っていた古い「鯉のぼり」を寄贈してもらって掲揚しているという。それにしてもこれだけ多くの鯉がまとまって泳ぐ姿は、なかなか壮観な眺めである。