4月に入り気温も上昇してきたため、私の所属している「新潟エージレス野球クラブ」では恒例の屋外練習を開始した。練習会場は毎年、当チームがホームグランドにしている新潟市江南区にある“かわね公園グランド”。
初練習のため、最初の作業はグランドの距離の測定から始まった。冬期間、風雪に耐えたグランドのため、塁間やホームベースなどグランド上に埋設した目印が、土の中に埋もれて見えなくなっていた箇所が何カ所も見つかった。
部員は巻尺を使って塁間などの距離を確認し、該当箇所をスコップで掘り起こした。そこに金属の釘とその先端に結び付けた腐食しない緑色のビニール紐をグランドに埋め込む作業に着手した。
その後、白いラインを引いて練習開始。やはり土の上は固い「室内コート」の床と比べ、格別な感触がある。今年もこのグランドで毎週、汗を流すことになる。