昔、流行したご当地ソングのひとつに「新潟ブルース」という歌があった。新潟市のシンボルのひとつである「萬代橋」のたもとに、この歌の歌詞と音符の刻まれた“石碑”が立っている。
この歌の最初の歌詞は「思い出の夜は~ 霧が深かった~」から始まる。私の若い頃には歌手の美川憲一などが歌い、ヒットした。当時、私や友人達もこの歌をカラオケなどでよく歌ったものだ。
新潟市に住んで70年の私に言わせると、当市はそんなに霧の深い街ではない。しかし先日「萬代橋」を渡っていたら、31階(143m)の「朱鷺メッセ」や20階(105m)の「メディアシップセンター」のビルの上層部は深い霧に包まれていた。
「新潟ブルース」の歌詞と同じような現象が起きていた。私は思わずカメラのシャッターを何回となく押してみた。
20階の「メディアシップセンター」の上層部は深い霧に包まれた。
霧に包まれた31階建て143mの「朱鷺メッセ」。
「萬代橋」のたもとに、この歌の歌詞と音符の刻まれた“石碑”がある。
萬代橋とメディアシップセンター(中央)の建物。