故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.482 「田上町営野球場の桜」のお話。

2015年04月27日 | 日記

新潟市中央区にある我が家から車で約1時間走ると「田上町営野球場」に到着する。この日は私が所属している「新潟エージレス野球クラブ」の今シーズン初めての練習試合の日に当たっていた。この球場は両翼が91m、センターが120m、スタンドもある立派な球場であった。

 

この球場の正面玄関の前には“打撃の神様”と言われた元プロ野球選手で巨人軍監督の川上哲治さんの「一打一生」と書かれた石碑が目に止まった。インターネットで調べたら、川上監督が“安打製造器”といわれた張本勲選手に「一打一生 これほどの努力を人は運という」との言葉を贈ったことが分かった。

 

努力しないでただ待っていても「運」は来ない。「努力に勝る天才はない」という言葉に似ている。いかにも一打に命をかけてきた川上監督の言葉らしい。その川上監督を偲ぶかのようにこの球場の一塁側からライト側一帯にかけて「ソメイヨシノ」が満開となって咲いていた。

 

この野球場は新潟市内よりもかなり標高が高いため、10日ほど遅れてようやく桜の花の見頃を迎えていた。