故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.481 「天寿園の桜」のお話。

2015年04月26日 | 日記

本格的な中国庭園のある「天寿園」も桜の見頃を迎えていた。ここには日本庭園もあり、中国・黒龍江大学日本語学科で学び、新潟大学・秋田大学・新潟産業大学などに留学している学生などを案内したほか、先日は黒龍江大学日本語学科の先生にも鑑賞してもらった思い出の場所でもある。

 

入口に入ると池の脇に「ソメイヨシノ」の桜の花が私を歓迎してくれた。日本庭園に入り、正面右手を見ると美しい桜の花が咲いていた。近づいて桜の木の幹に付けられた「説明看板」をみた。そこには薄いピンク色の「ソメイヨシノ」濃いピンク色の「シダレザクラ」白っぽい色の「サトザクラ」などが咲いていた。

 

この桜の脇には「新潟・ハルビン友好市民の会」が設立20周年を記念して植えられた背の高い桜もあった。中国庭園に入ると濃いピンク色の「ハナカイドウ」が目に止まった。新潟市の木である「柳」も池のほとりに新しい薄い緑色の芽を出し始めていた。中国の国の花といわれている「ボタン」の畑の脇を通ったが、花が咲くにはまだ時間がかかりそうであった。

 

この「天寿園」はいつ来ても樹木などの手入れが行き届いており、この日も樹木の剪定や池に水を送るポンプの修理をしていた。ここは入場料も無料であり、皆様にお薦めのスポットである。

 

薄いピンク色の「ソメイヨシノ」濃いピンク色の「シダレザクラ」などが咲いていた。