故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.467 「早朝の善光寺」のお話。

2015年04月12日 | 日記

普通のスピードで歩けば「JR長野駅」から30分程で到着する「善光寺」であるが、いろいろな場所に寄り道をしたため、本堂前の広場に到着したのは、駅を出発してから約1時間後であった。7年に一度の御開帳で「善光寺前立本尊」を拝もうと、揃いの法衣を着た参拝者の方々が目に付いた。

 

幸運にも私は「お数珠頂戴」という行事を目の前で拝見することができた。「お数珠頂戴」とは、朝の厳かな法要の後、導師を務める≪大勧進貫主・大本願上人≫が本堂を往復する際、参道にひざまずく参拝者の頭を≪数珠≫で撫で、功徳を授ける行事である。

 

また高さ約10mの≪回向柱≫が建てられた場所には、多くの参拝者が柱の根元に両手を付けて真剣に祈りを捧げている姿を見ることができた。この柱に触れることにより、如来様との結縁が叶うとされているためである。私も≪回向柱≫に両手を付け「健康」と「家内安全」を祈願してきた。

 

正に「早起きは三文の徳」である。

 

幸運にも私は「お数珠頂戴」という行事を目の前で拝見することができた。

 

早朝のため、長野駅に近い山道は人通りもまばらであった。