故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.465 「絵解きの寺・西光寺」のお話。

2015年04月10日 | 日記

この日の早朝、私はJR長野駅から7年に1度の御開帳が行われている“善光寺”までの散歩を楽しむことにした。午前6時半頃、駅前広場にある黄色い花を付けた“菜の花”の花壇に水をやっているボランティアの方々にお会いした。“善光寺”までは約1.8Kmあり、駅から続く参道を歩いていけば、30分くらいで到着すると教えてもらった。

 

参道を歩き始めると“善光寺”までの標識がキチンと設置されており、安心して目的地まで到着できそうであった。400mほど歩くと右手に「絵解きの寺・西光寺」と書かれた看板が目に入ってきた。「絵解き」とは『絵の意味を説明すること。特に仏画・絵巻などの内容を説明すること。』で、この寺の口演者の語りが聴衆を引き付けているという。

 

「絵解き」のルーツはインドにあるとされ、中国、朝鮮半島から日本に伝わってきた。この寺の「絵解き」の内容は「六道地獄絵」が約30分、「苅萱道心と石童丸」が約25分、「十王めぐり」が約10分となっていたが、残念ながら早朝のため拝観することはできなかった。

 

私は「西光寺」の境内をゆっくりと散策し、目的地の“善光寺”へ向かうことにした。

 

長野駅から400mほど歩くと「絵解きの寺・西光寺」が見えた。

ここで私は黄色い花を付けた菜の花の花壇に水をやっているボランティアの方にお会いした。

JR長野駅前。

“善光寺”までは約1.8Kmあり、30分くらいで到着するという。