熱帯夜
2005-05-22 | 詩
不穏な空気が
神経を磨耗させ
世界の軸を 歪ませる
「ゆがんでいる。」
誰かがつぶやく
ディストーションのノイズの中で
誰かが 悲痛な叫びを 唱える
愛について 孤独について
生きること
死の直前の激しさと 穏やかさに関して
熱帯夜の熱に浮かされた 僕は
ひとの話を聴く余裕すらもてない
魚の影が動く
白球のライトのむこうの
ちぎれて ボロボロになった 青いカーテン
悦び勇み 挫折し 磨耗する
すりきれたカーテン それは 僕だ
扇風機の回転数は一定なのに
世界の時間は
どうやら 不揃いらしい
パズルのワンピースの様に
失くしてしまった
いつか
失くしてしまった
熱帯夜に
神経を磨耗させ
世界の軸を 歪ませる
「ゆがんでいる。」
誰かがつぶやく
ディストーションのノイズの中で
誰かが 悲痛な叫びを 唱える
愛について 孤独について
生きること
死の直前の激しさと 穏やかさに関して
熱帯夜の熱に浮かされた 僕は
ひとの話を聴く余裕すらもてない
魚の影が動く
白球のライトのむこうの
ちぎれて ボロボロになった 青いカーテン
悦び勇み 挫折し 磨耗する
すりきれたカーテン それは 僕だ
扇風機の回転数は一定なのに
世界の時間は
どうやら 不揃いらしい
パズルのワンピースの様に
失くしてしまった
いつか
失くしてしまった
熱帯夜に
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