クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

後手に回る

2015-07-19 | 上の娘ごと

夫は昨日から2泊3日で、河口湖に出かけています。

オーケストラの合宿です。

夕方の富士山、朝の富士山、美味しそうな名物ほうとうなど、

楽しげに写真を送ってきます。

こちらは、上の娘は実技試験直前、下の娘も本番直前だったりで、

ピリピリ感漂っているというのに


上の娘、先週は、Y先生とK先生両方のレッスンが入っていました。

実技試験がもう数日後に迫っています。

2年生の課題曲は、モーツァルトのコンチェルト。

娘は、モーツァルトを弾くのが苦手というか、

モーツァルトの音楽自体があまり好きではありません。

そのため、いつもなかなかやる気になれず、後手後手に回ってしまいます。

今回も同様。

5月6月の体調を崩すほど忙しかった時期をなんとか乗り越え、

7月に入ってだいぶスケジュール的に落ち着いて来たにもかかわらず、

それでもなかなかモーツァルトに入り込めず、練習から逃げてばかり。

実技試験よりも後に弾くことになっている、

シベリウスのコンチェルトの方にばかり力を注いでいました。

それはそれで頑張らなければいけない事項ではあるのですが、

その前にまずは目前の実技試験。

モーツァルトのコンチェルトは、ヴァイオリンを学ぶ上で、

絶対に避けては通れない重要な曲なのだそうです。

超絶技巧はありませんが、完璧な音程、高い音楽性が求められます。

だからこそ、音大の実技試験の課題曲として必ず挙げられるわけなのですが。

娘は、メジャーな第3番と第5番はすでにやっているので、今回は第4番です。

先々週のY先生のレッスンでは、練習不足から暗譜が完璧でなく、

数個の音間違いをしてしまったそうです。

もちろん音間違いだけではなく、他にも問題点は多々。

その完成度の低さに、Y先生にも心配されてしまい、

こんなことを言われてしまったそうです。

「○○○さんもお姉さんになったから、いろんなところから頼まれたりして

 忙しくなってきただろうけど、○○○さんは弾ける人なんだから、

 自分の練習時間はちゃんと確保しないとダメだよ。」

Y先生にはお見通しだったようです。

引き受けたオケや室内楽の練習・本番の忙しさを言い訳に、

自分自身の練習が疎かになっていました。

娘もハッとしたそうです。

目が覚めた感じがしたと。

同時に、Y先生から初めて「弾ける人」と言っていただけたことも

とても嬉しかったそうです。

それが先々週。

ようやくスイッチが入ってきた娘です。


なんだか、書こうと思っていたことからずれてしまいました

また次回書きます。



先日のママ友とのランチ。

ママ友2人が選んだケーキはこちら。

アップルマンゴータルト。




シトラスタルト。





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とにかく音が良いらしい

2015-07-16 | 下の娘ごと

雷が落ちるかも・・・

また、E先生をがっかりさせてしまうかも・・・

とビクビクしながら臨んだ火曜日のレッスン。

前回のレッスンで褒められた「エオリアンハープ」は、

結局、完全に自分のものにはできずじまい、

というより、自分のどの演奏が良いとされるのかはっきりとわからないまま。

やれやれ、これじゃあ、感性だけで弾いていると言われても仕方ない。

レッスン最初の通しでは、

「できているのかできていないのかよくわからないけど、

 とりあえず、自信満々な感じで弾いてみた。」

と、よくわからないことを言う下の娘。

結果、褒められたそうです。

どうやら、E先生がおっしゃるところのガチャガチャした音ではない

音楽的な演奏ができたようです。

それってもう、着実に身に付いてきたってことなんじゃないかしら。

「今度こそ、つかめたんじゃない? あぁ、これかーってわかったんじゃない?」

「や、わからなかった。」

「・・・・」

はぁ~、大丈夫なんでしょうかね、こんな調子で。


昨晩、E先生からお中元のお礼のお電話を頂きました。

その時に、最近のレッスンでの娘の様子を聞かせてくださいました。

「とてもよく頑張っていますよ! びっくりするほど伸びています。

 技術的にもかなり上達しています。」

とお褒めの言葉をいただきました。

「音の良さが際立っています。」

との言葉に、私が、

「はぁ、ありがとうございます。」 

と、気の抜けた返事をすると、

「お母さんにはどう聴こえてらっしゃるかわかりませんけど、

 とにかく音がいいんです。 全然違うんです。 

 あれは出したくても出せないんです。」

と、力説してくださいました。

嬉しいことです。

今月下旬に、試演会とコンクールの1次予選があるので、

今月はまだあと4回もレッスンがあるそうです。

娘は、E先生の期待に応えられるのでしょうか。



先日、久しぶりに、下の娘のママ友と映画&ランチを楽しみました。

「アリスのままで」を鑑賞後、マルデナポリでランチ。

パスタ&デザートセット。













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練習不足

2015-07-14 | 下の娘ごと

下の娘、先日のE先生のレッスンの冒頭、

通しで弾いているときに、暗譜が飛びました。

そういうことはあまりないのですが、

学科の期末試験があった週なので、

やはり練習不足が原因なのだと思います。

E先生も、

「練習が足りないからよ。」

と指摘されました。

「1日に6時間以上練習してる?」

「・・・してません。」

「先生はね、朝4時に起きて、学校行くまでに3時間は弾いたものよ。」

「!」

「学校から帰って来たら、5時間は弾いたわね。」

「!」

「そのくらいやらなきゃ。」

「・・・・」

「学校が休みの日はもっと練習できるでしょ?」

「・・・・」

前々回のレッスンでは、期末試験直前ではありましたが、

そこそこの練習成果を出せたようで、

「○○○ちゃんは、ここまで感性だけでやって来たけど、

 少し努力もできるようになったわね。」

と、初めて努力を認めていただけたのでした。

娘にしてみれば、日々それなりに努力をしているつもりなので、

毎回、「感性だけで弾いている。」と言われてしまうことを

悔しく思っていました。

だから、少しでも認められたことを喜んでいたのですが、

残念ながら、また努力が足りない発言をされてしまいました。

先生のおっしゃる努力と娘がしている努力では、

量はもちろんのこと質もだいぶ違うように思います。

量も大切ですが、質の向上をもっと考えなくてはと思います。

今日もまたレッスンです。

前回のレッスンで、E先生が拍手までして褒めてくださった

エオリアンハープですが、娘の不安が的中。

家で練習していても、あの時の感覚がわからず、

また元に戻ってる気がする・・・そうです。

今日は雷が落ちているかもしれません。


チョコレートクランチフラペチーノ@スタバ
 


私はナッツ類が苦手なので、アーモンド抜きでお願いしました。

ところが、アーモンドはビスコッティとミックスされているんですって。

ビスコッティは欲しいけど、それ以上にアーモンドがいらないので、

やっぱり抜きでお願いしました。

代わりにチョコソースをたくさん入れてくれました!

ザクザク感はなくなったけど、十分美味しかったです。



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牧童の笛

2015-07-12 | 下の娘ごと

下の娘、今日はE先生のレッスンがありました。

今週は学科の期末試験があったので、練習不足気味。

案の定、最初の通しから早速、暗譜が飛んでしまったり、

ミスタッチをしてしまったり・・・

E先生も期末試験があったことはご存じだったので、

さすがに雷が落ちるようなことはなかったものの、

細かい注意をいろいろされたそうです。

とりわけ、「エオリアンハープ」。

内声がどうにもうまく表現できないらしいです。

左手が、ガチャガチャうるさいのだそうです。、

「○○○ちゃんだけじゃないのよ。 みんな、そうなの。

 みんなガチャガチャしてるのよ。 でも、それじゃだめ。

 もう1段上を目指さないと。」

と、E先生はおっしゃるそうです。

もちろん、本当にガチャガチャした音を立てているわけではありません。

エオリアンハープというのは、自然に吹く風によって音を奏でる弦楽器のこと。

この曲がその繊細な音を連想させることから、そう名付けられたそうです。

シューマンが名付け親らしいですけど。

また、ショパンがその弟子に伝えたという話によると、

「牧童が、近付く嵐を避けて、安全な洞窟に逃げ込んだところを想像してごらんなさい。

 遠くの方で、雨や風が荒れ狂っても、牧童は心静かに草笛を吹いている・・・」

そういうイメージなのだそうです。

これを表現するのが至難の業のようで。

家で練習しているのを聴いている分には、

娘のエオリアンハープは、優しく流れる水の音というイメージ。

素人的には、美しいなぁと思ってしまうのですが、まだまだのようです。

今日のレッスンでは、最初に散々注意されて、

それでもなかなかE先生のおっしゃるようには弾けず、

「もう、好きなように弾きなさい。」

と半ばあきれられてしまった状況で、弾いたところ、

「そう! それよ! できるじゃないの! ほら、やっぱり持ってるのよ!」

興奮気味に褒めてくださり、拍手までしてくださったそうです。

「この曲に関しては、なかなか1段上がらないと思ってたけど、今上がったわ!」

と、それはそれは喜んでくださったそうなのですが、

問題は、娘自身が「???」ということなのです。

ん?今のがそんなに良かったのか?

よくわからない・・・

次も同じように弾けるかな・・・

といった感じ。

これだけE先生を喜ばせておいて、

次回のレッスンで弾けなかったらどうしよう!?というわけです。

先生に褒めていただいた時、どんな気持ちで弾いたの?

と聞いてみても、

「特に何も考えてない。普通に弾いた。」

と、平然と答える娘。

これって、どうなんだろうか。



コーヒーのお供、ショコラノアール。



お土産。



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もう夏休みって

2015-07-09 | 下の娘ごと

今週月・火・水と期末試験だった下の娘。

来週、今度は全国実力テストがありますが、

それを終えるともうあっという間に夏休みスタート。

大学生張りの長い長い夏休みです。

レッスンの方も、原則19日で終了ということなっています。

E先生のことですから、何かしらの対策を考えてくださると思いますが、

長過ぎる休みは必ずしも実力を向上させてくれるとは限らないですからね。

本人のやる気次第ではありますが、自由な時間が多すぎるのも考え物です。

しっかりと目標を据えて計画を立てないと。

受験生ですからね、一応、下の娘も。

とりあえず、2週間後にE先生門下の試演会があります。

そこで、バッハの平均律とショパンのエチュードを本番モードで演奏予定。

そして今月末には、某コンクールの1次予選があります。

コンクール云々の実力はまだないのですが、E先生のご指示です。

ヴァイオリンに比べて、ピアノはコンクールがたくさんありますね。

それぞれの人口を考えれば当然のことですけど。

E先生が提示された5つのコンクールから、1つ選びました。


さくらんぼ。頂き物。




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