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今日は施設にいる祖母の面会に行ってきた。
入居して半年ほどになるだろうか。
一時期病気になって、体調不良だったそうだが、実際会うと元気そうだった。
言葉がよくわからなかったけど、言わんとすることはわかった。
わかるのは、さすがに積極的で前向きな祖母の人柄だ。できなくても、わかってもらおうとする熱意みたいのが、自分よりも立派だ。昔の人ほど生命力が強そうだ。
あと、別れ際に、いつものことだが、ちゃんと挨拶をする。それも、確かに祖母だった。
けれど、なるべくなら、長年暮らした家で歳を取ってほしいものだ。
人間の自由というのは、命と同じくらいに尊いものだと思うからだ。たとえ、毎日がマンネリの連続だとしても、自分の選んだ生き方で好きなように生きられるのは、何物よりも大切だ。歳をとっても同じことだ。人間らしい生き方ってそういうものだと思う。
それで、私はそんな祖母に何をいいたかったのか、その場で考えた。その時に、まずは落ち着くことだ。呼吸を深く、ゆっくりすれば、安心する。その状態で、心に浮かんだことを、何でもいいので口にすると、会話ってうまくいく。
この会話のコツを、忙しくなったり、焦ったりしてると、つい忘れちゃうんだよな。今年は、少し油断すると、些細な原因から、よくないことが起きそうな気がするので、会話には特に気を付けるようにしている。
来週は花見に行く。電車で目的地まで行き、そこからさらに長距離歩いて、写真を撮ってくるので楽しみ。
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