ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

水質と酒質 3-2 水代で一年寝て暮す

2014-02-10 20:00:51 | 30万冊の古本から見つけた豆本百話 完
 また、酒屋仲間で有名な「灘の宮水」の発見は、天保年間(1830~1844)

のことであります。

 
 それは、正宗のご本家といわれる桜正宗の初代山邑(やまむら)太左衛門に

よるものとされています。


 同家の酒倉が魚崎と西宮にあったが、常に西宮の酒が良いので、これは杜氏

の腕の違いかと考えて、杜氏を交代させてみても結果は変わらない。

それでこれは水のせいではないかと気がついて、西宮の水を魚崎に運んで造って

みたところ、果たして良い酒が出来た。


 そこでそれ以来西宮からわざわざ水を運んで仕込むものが増え、自ら西宮に

井戸を掘って、うまく掘り当てればその水代で、一年寝てくらせるほどのブーム

になった。即ち西宮の水というところから「宮水」といわれるようになったの

です。
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光明池緑地の野生のスミレ③ 野生のスミレの群生発見!

2014-02-10 19:37:43 | 公園のスミレ・スミレを探した公園
 フェンスに沿って、しばらく歩いて行くと、光明池の方に

行けそうな道を見つけます。


 その道へ左折してまた歩きます。

歩いて来た方向とは逆から撮影しています。









 この5m四方あたりに野生のスミレが群生していました。

ピントがうまく合っていなくて残念ですが・・・・。








 この道をさらに進むと、

円形広場に着きました!

こちら側がほんとの光明池緑地の公園でした。







 円形広場から地図のある現在地まで進みます。

まだ公園の入口から少し入ったところです。



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光明池緑地の野生のスミレ② 光明池緑地は危険?

2014-02-10 07:17:43 | 公園のスミレ・スミレを探した公園
 ロープに沿って進んで行くと、池の縁(ふち)に近寄ることが

できました。







 立ち入り禁止になっていたはずで、子供が池に落ちたら危ない

場所です。

ここが光明池緑地?


 足下はこんな草原です。






 駐車場まで戻ると、このまま車に乗って帰ろうと思ったのですが、

思い直し、フェンスに沿って歩いてみることにしました。







 
 地図で見ると、車の絵がある道を歩いたことになります。

この地図は公園内で撮影したので、歩いているときは、どこへ行くのか

分かっていませんでした。




 
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水質と酒質 3-1 水質は千差万別

2014-02-10 06:57:58 | 30万冊の古本から見つけた豆本百話 完
 豆本 酒の古典語典 醸の巻第七十八 話は『水質と酒質』です。

 
 日本酒にとって、米と共にもう一つ大切な原料は水であります。


 幸いなことに、我が国は瑞穂(みずほ)の国であると共に、清ら

かな水に恵まれた国ですので、日本中のどこへ行っても酒屋が存在

し得るのです。


 清らかな水といってもその水質は千差万別。それがそのまま酒質

に影響して、その酒倉ごとの特徴ある酒が出来て行くわけです。

それだけに我々の先祖は良い水を得ようと苦心したのです。 


 滝の水が酒になったという伝説で名高い、「養老」も正説と思も

われる「続日本書紀」によりますと、自然に出来た酒の発見ではなく、

実は酒造りに適した醴泉(れいせん)であったと思われます。


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