ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

5 特急列車の売り子  105ページ目

2011-08-29 23:17:28 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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桃子     それなら、勝てると言い切る自信はないですが、いい勝負はできそうです。

佐山社長   それは楽しみだな!

       今日は、秘書課に配属になった歓迎会をするよ!

       歓迎会でのとっておきの一本はロマネ・コンティだ!

桃子     ロマネ・コンティ? 

佐山社長   そうだ!

       そしてコーヒーの香りのするワインも何本か用意しているので、それも

       試飲してみよう。

桃子     はい。 

佐山社長   おお、朝礼の時間だ!

       朝礼の後、仕事内容についての話をするよ。

桃子     はい。



 秘書課の朝礼で、佐山社長は、新配属の荒川 桃子を紹介した。


佐山社長   今日から秘書課に配属になった荒川さんです。

       彼女は、私の直属の部下になります。

       荒川さんは、コーヒーのテイスティングにかけて特別の才能があるので、

       さらにレベルアップを図るために、品質管理部から一定期間預かること          
       になったのです。

       だから通常の秘書の仕事とは、別の仕事をやってもらいます。

       荒川さん、自己紹介を!