@体を司るホルモン作用・機能を十分生かし切れていないのはとても損だ。その「スイッチオン」にする方法などで健康体を維持できることは素晴らしい。 ホルモンの働き名称は文末に添付してみた。詳しくは本書を一読することをお勧めする。
『奇跡のホルモンスイッチ』加藤雅俊
「概要」やる気を高めるノルアドレナリン、快感をもたらすドーパミン、精神を安定させるセロトニン、男らしい体とメンタルをつくるテストステロン、「可愛い」「守りたい」という気持ちを引き出すオキシトシン等々、体内でつくられ、生命活動をコントロールするのが「ホルモン」。ホルモンがうまく働けば、人間にもともと備わっている能力が引き出され、仕事の成果もグンと上がる! ホルモンを自在に操る「魔法のスイッチ」である即効ツボ押し・運動法から、生活習慣・話し方まで。
・ホルモンの種類は100種類、潜在能力を有効に使わないのは損。
・機能は脳の働き、体内環境の維持、体の成長・防御等であり、分泌の伝わり方は脳と体の部位から
・薬はそのホルモンを分泌させる扉を開ける機能がある、但し薬では病気は根本的には治らない
・ホルモンを分泌させる一番の方法は「背中を鍛える運動」(背筋を伸ばす・背中の筋肉へ刺激・下記図)
・太陽浴を1日30分を目標
・手のツボを刺激(親指で5秒、合谷・商陽・陰郄・陽谿・大陵・腎穴・中泉・郄門)
・野菜だけで肉を食べないと鬱病になる(セロトニン不足)、さらに糖尿病にもなりやすい
・セロトニンを効率的に分泌させるには「豚肉」(トリプトファンとビタミン🅱️6、1日80g)が最適、その他鰹節、チーズ、大豆、筋子、たら
・コレステロール系ホルモンは男性・女性ホルモンが代表格で、不足すると乾燥肌、パサパサの髪の毛となる、無理すると生理が止まる。体脂肪率15%以下で黄色信号、13%以下は赤信号となり危険
・悪玉コレステロールは「悪者」では無い、肝臓からのコレステロール分泌は骨の成長、身体の細胞の原料で大切、但し適量の運動をすることを推奨、摂取量は18歳以上の男性で1日750mg、女性で600mg、1日卵1個を摂取することを推奨、但し運動は欠かせない
・「褒めて育てる」はテストステロンが分泌するからやる気が出る、「褒める+認める=親近感・信頼感」を増す (言葉的には「ありがとう」、「君のおかげで~」、「すごい」)
・更年期障害で(精神的・肉体的)はテストステロン不足だと言う。分泌の方法は筋肉に刺激を与えること(背中の筋肉刺激が有効)
・ドーパミン=快感・爽快感・喜び・感動、ドーパミンに変えるには生きる目的・目標、意欲をもち、自信に変えて行く行動。ドーパミン不足になるとパーキンソン病(手足の震え、筋肉のこわばり)になる。平穏な生活ではドーパミンは減り、依存症、無感動となる。
・ドーパミンを増やすにはワクワク・ハラハラ・ドキドキする出来事を増やす事(未知なる体験・恐怖)や達成感を増やす
・ノアアドレナリン(恐怖・怒り)を抑えるには「5秒待つ」の姿勢を維持する。禅の修行・座禅(雑音等に一切注意する事なく、受け流す状態「悟り」を作る)はこのノアアドレナリンを抑え、セロトニンを増やす効果がある。
・セロトニンを増やす方法は、何かに「集中する」、十分な睡眠、正しい姿勢、呼吸の操作であり、「腸」に刺激を与える運動。セロトニン不足は便秘を招く。
・ホルモンは対応を変える=男性には「解決型」女性びは「共感型」で対話する事
男性:さすがだ、よくがんばったね
女性:ねぎらいの言葉を交わす(話を聞き共感する:頑張っているね・偉いね)