「一生懸命」に生き抜くためには『アンゴルモア』元寇合戦記』⭐️４

＠迅三郎は流刑となった対馬でなぜ戦い続けたのか。それは共に戦いをする仲間を一生懸命守り切ることと己の戦に勝つことを元鎌倉武士としての意義だと悟ったからだった、と。　「一生懸命」自分に決めたことをやり抜く、勇気をもらえるアニメーション映画だ。　

「一生懸命」と「一所懸命」との違い　https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/046.html

『アンゴルモア』元寇合戦記　（アミメーション映画）

時は鎌倉時代、対馬における蒙古、朝鮮からの攻撃に対戦する日本側は流人含めた地元豪族少数。敵は数百倍の軍勢で山城へ攻撃を開始、それは一人の裏切り者の所為だった。　だが、城内の焼討ちで敵を蹴散らし敵将軍は怯え始め撤退する。裏切り者は元鎌倉武士である流人朽井迅三郎と戦い、果てる。再び蒙古の大群による襲撃され全員必死に対抗するが全滅となる。迅三郎も爆破で海に、だが辛うじて生き残ったのは迅三郎、姫、それに子供たちと一部の村人だけだった。

自分の「居場所・生きがい」を知ること『容疑者Xの献身』

＠孤独の人生、「天才」と「犯罪」という「紙一重」人生を生み出した一人の教諭。天才的な頭脳の持ち主であったからこそ愛する人を守るがために自己を犠牲にした。　それは数学しか脳がなく、将来に夢もなく、モテない孤独の人生、その境地に一つの光が見えたからだ。自分を犠牲にしてでも、この親子だけは自分が守りたいと「生きがい」を見つけ、それがこの犯罪の共犯者となり最後には自分が自首し犯罪者となっても守り通す、親子が幸せな人生を歩んでほしいと願ったのである。過去を振り返り、ここに自分の「居場所」「生きがい」「思い・愛」があったのだろう。　「居場所・生きがい」それは、誰もが必要に求めているもので、いつでも、いつまでも持ち続けることが大切なのだ。

生きがいマトリックスとは　https://abizlabo.com/2019/12/07/ikigaibusiness/

『容疑者Xの献身』東野圭吾

一人の天才数学者であり、高校の数学教師をしながら不遇な日々を送っていた石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せた。親子が前夫を殺害したことを知った石神は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑む。石神がカモフラージュで完全犯罪を決断した背景には、この親子に会う前の石神の心理状態は「自殺願望」があり、いわゆる「厭世」である。そのカモフラージュ（偽装工作で警察を欺く方法）とは、新品の自転車を窃盗し被害者の指紋を残す、犯行に使われた電源コードを隠す為自分の炬燵と交換、親子が見たという映画の半券、被害者の衣服の片燃焼処理、被害者の身元を隠す為の指紋燃焼と顔面強打など・・・実は殺害された被害者はホームレスと前夫を入れ替え証拠隠滅させ、混乱させる事だった。