Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#95

2017-01-14 | 鉄道写真


 それでは、国鉄形交流電機最終回は、ED76 505で締めたいと思います。


 三笠市にある、三笠鉄道記念館は、幌内線関連から鉄道車両を収蔵し、小樽総合博物館にも相当する規模の鉄道博物館です。


 その中の1両に、ED76 505があります(写真)。最初は閉館間際で、戸が閉まりかけ、正面に日は当たらず、しかもjpeg画像で、イマイチです。キャッチライトにスピードライトを焚くべきだったのか。



 他日、再訪します(写真)。B-2-Bの軸配置も分かります。



 再度、他日にて(写真)。貫通路右のタイフォンが、北海道形ならではの特徴です。



 再度、他日にて(写真)。北海道の保存車両を見るなら、外せない3か所のうちの一つです。


 運用的には、運炭列車を電化することにより重連で牽く計画があり、合間に客車も、という機関車でしたが、夕張を中心とした運炭列車は電化前に輸送が廃止され、計画倒れとなり、結果さしたる活躍も無く引退したイメージが強いです。


 そのため、同形から1両青函トンネル用に改造され、ED76 551となりましたが、デジカメ登場前に引退し、残念でした。


 このような交流電機の開発によって、それは直流形電機に大きな影響を与えました。それが、新性能直流電機の登場です。次回からは、その系譜を追っていきたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント
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