Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#81

2016-12-25 | 鉄道写真


 それでは、連載第81回目は、ED79をお届けします。


 ED79は、青函トンネル貫通による津軽海峡線開業に伴い、主として同区間を牽引する機関車として落成しました。番代は、0番代、100番代、50番台があり、0番代及び100番代はED75 700番代からの改造編入、50番台はJR化後の新製機です。なお、100番代は改造が小規模で、ATCが片側しか対応していない補機専用機であったことから、青函トンネルの単独通過が禁止されていました。


 写真はED79 9、函館駅に停止する姿です(写真)。改造はATC装備と、歯車比変更、制御方式の変更等内部のものが多く、外観的には改造の銘板以外、ED75 700番代からの変化は少ないです。


 ED79は、貨物列車以外にも、青函間の連絡列車であった快速「海峡」、札幌~青森間の急行「はまなす」、及び寝台特急の青函区間も単機で牽引、JR北海道及びJR貨物両社に所有機がありました。この春の新幹線函館開業に伴い、同区間牽引機にEH800を新製し、全機が引退しています。その、最後の時期が写真に残っています。


 それでは、次回をお楽しみに。


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