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切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(2-6)白斑の最新レーザー療法

2009年06月22日 | 2.白斑(白なまず)という皮フ病と治療法
今回は、白斑の最新レーザー療法についてお話します。

PUVA療法やナローバンドUVB療法の登場によって、従来の療法ではなかなか治らない白斑で悩む患者さんも期待が持てるようになってきました。しかし、難治で知られた白斑ですから、PUVA療法やナローバンドUVB療法でさえ、望ましい治療結果が得られない患者さんがまだ数多く残されてしまうという現実がありました。

患者さんのなかには、治療期間の長さや副作用が心配でナローバンドUVB療法に踏み切れない方もいらっしゃったでしょう。

そんな方々にも朗報となる可能性が高いのが最新レーザー療法なのです。そのレーザーとは、UVBに属する308nmの波長を持つスキンリカバリーレーザーです。このスキンリカバリーレーザーとは、世界的な医療レーザーの権威であるハーバード大学皮フ科のウェルマン研究所で開発されたものです。

308nmという波長は、白斑や乾癬に最も効果が高いものといえるでしょう。現在保険治療として行われているナローバンドUVBライトと比較して、スキンリカバリーレーザーは100倍以上のピークパワーを持っています。

実際、精美スキンケアクリニックでもナローバンドUVB療法でなかなか治療効果が上がらなかったケースで、スキンリカバリーレーザーなら治療効果が出た症例が何例もあります。

しかもレーザー治療は、広い範囲にライトをあてる治療とは違って病変部だけをターゲットに照射できるので、周囲の健康な肌に紫外線は及ぶことがなく安全性も高いとされています。

医療レーザー治療においては日本より一歩進んでいる欧米では、白斑や乾癬をレーザーで治療することが、すでにある程度普及しています。しかし日本でも、今では世界標準の先進治療を受けることが可能になってきているのは知っておいていただきたいと思います。

次回は、白斑の複合治療についてお話します。


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