切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

治療効果の高さと、リスクの少なさの関係

2014年12月26日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
先ほどのシワ取り治療を例にとって、次に治療効果と治療に伴うリスクについて簡単に
説明しておきましょう。
この場合、効果とはもちろんシワが消えることです。次にリスクとは、
①身体へのダメージがあること
②術中・術後の痛みがあること
③術後の安静・休養期間が必要なこと
④術後の色素沈着など、合併症が残ること
⑤はん痕が残ること
などがあります。
効果がより大きく、リスクがより小さい治療が〝ベスト?なのですが、これまではそうした理想的な治療法は
ありませんでした。そのため、治療効果のメリットと、リスクというデメリットの両方を検討して
〝ベター?な治療法を選んできたのです。
わかりやすいように、フェイスリフト手術とケミカル・ピーリングによる治療を例にとりましょう。
フェイスリフト手術は、治療効果という面ではもっとも期待できますが、その反面、身体へのダメージ
や術後の痛み、長期にわたる安静・静養が必要などのリスクが伴います。さらにフェイスリフト手術
では頭髪のなかや耳のラインに沿って切開するため、その手術跡はほとんど目立ちませんが、それに
しても手術跡が残ってしまうというデメリットが生じてしまうのです。
反面、ケミカル・ピーリングは、こうしたリスクはほとんどありませんが、シワを取る効果という点では、
大きな期待はできません。こうしたジレンマを何とか解消しようとして医師や研究者は努力してきました。
その結果、美肌レーザーや深層美白レーザー、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーなどは、
かなり理想に近づいた治療法といえます。
つまり、シワを取る効果の面ではフェイスリフト手術に近く、リスクという面ではケミカル・ピーリング
とさほど変わらないのです。
現在、わたしたちのクリニックでは、シワ取り治療においては、これらの機種による治療がメインになって
いますが、それにはこういった理由があったからです。そして、これらの機種のなかから、さらに効果と
リスクの両面を考えて、患者さまと一緒に最適な治療法を選んでいくのです。

症状と肌質によって最適な治療法が決まる

2014年12月19日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
美容外科・美容皮膚科に限らず、最近日本でも医師と患者さまの間で、インフォームド・コンセントと
いう形をとってから、治療が行われるようになってきました。
インフォームド・コンセントという言葉を簡単に説明すると、医師が提示した治療法と、それに伴う効果、
そしてリスクの可能性を患者さまが理解して、納得したうえで治療を受けるという意味になります。
そして、インフォームド・コンセントを一歩進めた考え方として、インフォームド・チョイスという形も
徐々に浸透してきています。これは、いくつかの治療法のなかから、患者さま自身がもっとも希望する条件
に合うものをいくつか選ぶという意味です。
そのためには、医師は症状に適していると考えられる、いくつかの治療法を提示しなければなりません。
もちろん、医師のほうでこれが最適だと考えられる治療法がある場合は、それを提示するのですが、
美容外科・美容皮膚科では、複数の治療法が考えられる場合が少なくありません。例えば、若返り治療の
なかでも代表的なシワ取りの場合、その治療にはカイネレースやフルーツ酸、あるいは高濃度ビタミンC
という成分が配合されたクリームやローションによる治療から、フェイスリフト手術まであります。
そして、現在では主流になってきている美肌レーザーやシワ取りレーザーのなかでも数種類の機種があり、
しかも照射時間や照射の出力も設定によって変化します。
当然、レーザーの照射時間や出力などの専門的なことまで患者さまが考える必要はないのかも知れませんが、
どのレーザーにはどういう特長があるのかということを知っておいてから、最適なものを選んでも損には
なりません。そのため、わたしたちのクリニックでは、患者さま自身が最適の機種を選択できるように、
シワ取り効果がある治療器だけでなく、美肌レーザーや深層美白レーザー、目の下のクマ取りレーザー、
シミ取りレーザー、シワ・タルミ取りレーザー、ホクロ・イボ除去レーザー、肌質改善・タルミ取りレーザー、
赤アザ・赤ら顔・血管収縮レーザーなどのラインナップを用意しています。
残念ながら、一機種しかレーザーを置いていない病院や、フェイスリフト手術しか行えない病院では、
インフォームド・チョイスを患者さまが行ってから、治療に臨むのは難しいと言わざるを得ません。

症状の改善だけでなく、心理的なケアにもなる治療

2014年12月12日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
ガンなど、完治させることが難しい疾患では、メンタル・ケアが治療効果を大きく左右するケース
があります。例えば、「もう治らないから、いいや」と思う患者さまと、「治らないかも知れない
けれど、何とかして頑張って治る可能性にかけよう」と考える患者さまでは、治療効果に差が出て
くることが多いように思われます。
一般的に、「病は気から」という言葉に表されているように、心の持ち方一つで、体調に変化が現
れることもあるのです。
美容外科・美容皮膚科の場合でも、これに似たことがあります。
顔が真っ赤になるほどの炎症性のニキビができていた方が、ニキビ・アクネスレーザーと赤アザ・
赤ら顔・血管収縮レーザーの治療を行ってニキビと赤みがおさまってくると、同時並行していた医療
ダイエットの効果がみるみる現れてきました。
診療でこのことをたずねてみると、彼女は、「もう治らないと思っていたニキビがだんだん消えてきて、
人前に出たり、おしゃれをしたい
と思うようになってきたんです。そう思うと、なぜかダイエットのほうも突然、順調になってきました」
と、答えてくれました。
同様に、治療効果によっていろいろな意味で気持ちが前向きになり、活力がわいてくることもあります。
自営業で老人性のシミやホクロが多かった方は、
「もう歳だから、そろそろ店をたたもうかと考えている」
と、おっしゃっていたのに、美肌レーザーとスーパーフェイシャルサウンドレーザーによる治療で、きれ
いにホクロがとれて、シミも目立たなくなると、商売のほうもやる気をとり戻したといいます。
「元気なうちは、ボケ防止のためにも仕事を続けますよ」
と、快活に話されて、わたしが目を丸くしたこともありました。
このように、美容外科・美容皮膚科では、治療によってセルフ・イメージを高める効果があり、
人生に前向きに
なる方がかなりの割合でいらっしゃいます。
その なかでも特に恋愛や友人関係など、対人関係に対して積極的になる勇気が湧いてくるケースが
多いように思わ
れます。こうした報告を受けると、医師として、とても嬉しい限りです。

日常生活への支障もほとんどない治療

2014年12月05日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
また、わたしたちのクリニックでは、現在行
っているすべての治療を日帰りで受けることができます。そのなかでもかなり多くの治療で、
治療の当日や翌日から仕事や学校、家事などに
復帰できるのです。
美容外科には、アゴ切りと呼ばれるアゴの骨
を削る手術がありますが、こうした手術を受け
ると、一カ月近くの入院が必要になる場合があ
ります。当然のことながら、こうした手術を受
けようと思えば、仕事や学校、家事などを長期
間休まなくてはなりません。
緊急を要する治療なら、「仕方ない」と周囲
の理解も得られるでしょうが、若返り治療のシワ取りやニキビ治療などでは、こうした長期の
入院治療は周囲の理解を得られにくいだけでな
く、本人の負担も大き過ぎるでしょう。
そのため、わたしたちのクリニックでは、日常生活に支障をきたすことがない、日帰り治療
が中心になっているのです。