切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(2-7)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月27日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
ニキビが赤ニキビや黄ニキビの段階まで悪化していると、アクネ桿菌は炎症で毛穴の中の細胞壁に損傷を与えます。

つまり皮フの健全な組織を破壊して、瘢痕を作ってしまうのです。

このとき、洗顔やタオルなどでゴシゴシこすると、炎症がさらに悪化し瘢痕がいっそうひどくなる危険性があるので注意が必要です。

もちろん正しい洗顔はニキビ治療・予防に非常に有効なのですが、「間違った洗顔」や「過剰な洗顔」は逆効果になることを知っておきましょう。

この炎症が起こっている赤ニキビ、膿まででる黄ニキビは、治った後も俗に「あばた面」「夏みかんの皮」「月面クレーター」などといわれることもあるデコボコが目立つニキビ跡が残る原因となってしまいます。

こうした場合では、炎症や化膿が皮フの外側の表皮層だけでなく、その下の真皮層の組織までダメージを与えていることもあります。

組織が傷ついている状態に加えて、さらに強くこすったり指や爪でつぶすという物理的な力が加わると、真皮層がえぐれて皮フに「ニキビ跡クレーター(月面クレーター)」という大きな凹型の穴ができてしまいます。

次回も引き続きニキビ跡についてのお話をしたいと思います。

(2-6)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月20日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
前回までニキビの種類について触れてきましたが、今回はニキビ跡についてお話したいと思います。

ニキビは二つの悩みや苦しみをもたらします。

一つはできているときの悩みや苦しみで、もう一つは過去にできたニキビがニキビ跡として残ってしまうことによる悩みや苦しみです。

白ニキビや黒ニキビの段階で、いち早く治療し、治癒させることが望ましいのですが、ニキビで悩んでいる人の大半が、炎症や痛みをともなう赤ニキビや、それが化膿して重症化してしまって黄ニキビにまで症状が進行してから治療するケースがほとんどです。

そのため、ニキビ治療が終わった後、もしくはニキビ治療と併行してニキビ跡治療を行うことも少なくありません。

そうでないと、未来にずっと悪影響を及ぼす憎いニキビ跡をつくってしまうのです。

次回はニキビ跡の症状についてもう少しお話していきたいと思います。

(2-5)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月13日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
黄ニキビとは

赤ニキビの炎症がひどくなって膿が出て大きく腫れている状態を、赤ニキビと分けて「黄ニキビ」ということもあります。

黄ニキビはアクネ桿菌などの細菌が起こす炎症が皮フの真皮層にまで深く進行し重症化している状態です。

黄ニキビは赤ニキビよりさらに症状が悪化しているので、皮フを組織する細胞の細胞壁を損傷させて、デコボコのニキビ跡をつくってしまう危険性がいっそう高くなります。

また、デコボコが残らない場合でも、皮フが薄くケロイドのようになってしまうこともあります。

こうした症状になる前に治療するのが望ましいのですが、黄ニキビになってしまったらなるべく早く治療を受けることを考えたほうがよいでしょう。

(2-4)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月06日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
赤ニキビとは

白ニキビや黒ニキビが炎症を起こして悪化すると赤ニキビになります。

白ニキビや黒ニキビでは毛穴に皮脂などの汚れがたまっていくのですが、この汚れにアクネ桿菌(ニキビ桿菌)などの細菌が繁殖して赤ニキビになります。

アクネ桿菌などの細菌は脂質を好むので、皮脂などの汚れが詰まった毛穴のなかで盛んに増殖していきます。

こうした細菌が毛穴の内部で炎症をひき起こして、毛穴の部分が赤く膨らんだとき、痛みを感じるようでしたら、皮フの深い部分まで炎症が広がっていると考えられます。

白ニキビや黒ニキビの段階で治ると皮フへのダメージはさほど残らないのですが、赤ニキビまで悪化すると、毛穴のなかの皮フを組織する細胞の細胞壁を損傷させて「あばた面」「夏みかん」「月面クレーター」など、あまり嬉しくない名前で呼ばれるデコボコのニキビ跡をつくってしまう危険性が高くなります。

赤ニキビを爪や指でつぶすとさらに炎症がひどくなったりニキビ跡が醜くなることもあるので、なるべく早く治療することをお勧めします。

次回は赤ニキビから更に悪化したときの症状についてお話したいと思います。