切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

医療レーザーによるアトピー性皮膚炎の治療

2016年08月19日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
肌がよみがえる「QureSkinLaser(キュアスキン・レーザー)法」
アトピー性皮膚炎は、花粉症、気管支喘息などと同じくアレルギー性の疾患です(また、現
在では皮膚のバリア機能の異常という説も有力視されています)。乳幼児では、約三〇%がアト
ピー性皮膚炎を発症しているという調査結果もあり、悩んでいる人が非常に多い病気といえます。
しかも、以前は成長とともに自然治癒することが多かったのですが、最近では成人になって
も治らなかったり、再発するケースが増えているようです。
アトピーの語源が「奇妙な」「原因不明の」という言葉であるように、現在でも詳しい病因に
は不明な点が多いのですが、ダニやハウスダスト、カビ、化学物質などの環境がもたらすアレ
ルゲン、あるいは食物がアレルゲンとなっていることが多いと考えられています。近年、生活
環境の変化によって、アトピー性皮膚炎の悪化因子が増えていることが、治りにくくなったり、
成人での重症例が増えている一因と考えられています。
アトピー性皮膚炎では、慢性的にかゆみをともなう湿疹ができるため、かきこわしてしまい、
とびひや水イボ、ヘルペスなどの合併症をおこすことが多いので、かゆくてもかかないことに
注意が必要です。
しかし、強いかゆみを我慢することは、患者さまに大きなストレスをもたらします。
そのため、アトピー性皮膚炎の治療では、かゆみや腫れ、そしてその原因となる湿疹を抑えることが
重要となってきます。
これまでアトピー性皮膚炎には、いくつかの治療法が行われてきました。
一般的な治療法としては、ステロイド系の塗り薬があげられるでしょう。一時、民間療法業
者が大々的に、ステロイド薬の副作用や抵抗力の低下を喧伝したこともありましたが、きちん
とした皮膚科の医師の指導のもとで正しく使用すれば、かゆみや腫れを抑えるのに有効です。
また、新しい塗り薬としては、免疫抑制剤が使われることも増えています。免疫抑制剤は、
ステロイド薬より副作用が少ないというメリットがありますが、吸収されにくいために、ステ
ロイド薬と併用することもあります。
これ以外には、紫外線を照射するPUVA療法が行われることもありますが、シミや白内障
などの副作用には注意が必要です。
わたしたちのクリニックでは、副作用の心配がきわめて少なく、しかもPUVA療法より効
果が高い肌の蘇生のために開発された最新の「QureSkinLaser(キュアスキン・レーザー)法
を使うこともあります。
また、炎症を悪化させることがないように、低出力に設定した医療レーザーを症状に応じて
組み合わせて照射することで、かゆみを抑制するとともに、血行の促進や新陳代謝を良くして
免疫機能を高める治療も有効です。わたしたちはこうしたコンビネーションのレーザー治療を
行いつつ、ポイントで塗り薬を使う方法が安全性と効果の面でもっとも有効だと考えています。

最新の画像もっと見る