切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(4-4)医療レーザーによる最新の「小顔治療=Smart Facial(スマートフェイシャル)法」

2007年11月05日 | 4.タルミも「切らずに治る!」
 「顔を小さく見せたい」と希望する方は、潜在的にかなり多いようです。確かに、ミロのヴィーナスやマリリン・モンローなどを持ち出すまでもなく、雑誌やテレビで見る美しい・かっこいいと言われる俳優・女優やモデルの人たちには、いわゆる八頭身の顔が小さな方が多いようです。顔が大きいことを気にして、結婚式や旅行の集合写真を取るときに、少し後ろに下がって顔が小さく見えるようにした経験をお持ちの方は少なくないようです。美容皮膚科においても、こうした「小顔」を希望する方のニーズに応える治療があります。

 美容外科で小顔にするといえば、大がかりな入院手術を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。確かにこれまで美容外科で「顔を小さくしたい」と希望する方には、「骨切り」と呼ばれる手術が行われてきました。

 しかし、この手術は麻酔をして皮膚を切開し、アゴの大きな骨を物理的に切ったり削ったりしてから固定し、縫合するという大手術となります。皮膚を切開して骨を切り取る訳ですから、手術後は包帯を巻いての長期にわたる安静期間も必要です。このような骨切り手術は、大きな効果はあるものの、身体へのダメージ、入院期間、高額な費用、手術跡などのデメリットもあります。

 しかも、効果が大きい反面で、手術前とは「別人」のような顔となってしまうことから、手術に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。芸能人やモデル、接客業という職業だけではなく、普通の職場でも長期休暇をとって、別人のような顔になって復帰するのは難しいと考える方もいるでしょう。

 また、仕事をしていらっしゃらない主婦の方でも、長期間休養して包帯を巻く生活はなかなか大変です。「骨を切るような外科手術は怖い」と考えて、「小顔になりたい」とは思っても、手術には足踏みする方も少なくありません。

 そんな方には、医療レーザーによる「小顔治療(スマートフェイシャル法)」をお勧めします。顔は骨格部分に筋肉や脂肪などがついて、それが皮膚に覆われています。顔は、脂肪が多かったり、皮膚の老化や劣化によってタルミが出てくると、実際の骨格よりかなり大きくふくらんで見えます。

 紙を巻いて丸め輪ゴムでとめたとき、弾力が強いゴムでは紙を小さく丸めることができますが、弾力が弱いゴムでとめると紙がふくらんで大きくなってしまいます。この輪ゴムを顔の皮膚だと考えるとわかりやすいでしょう。皮膚の弾力がないとブルドックのように、本来の骨格よりもひろがってたるんだ輪郭となってしまいます。

 そこで皮膚のたるんだ部分を医療レーザーで引き締めることによって、ひろがった(たれさがった)顔の輪郭をシャープに小さくするのです。

 医療レーザーによる「小顔治療(スマートフェイシャル法)」は、アゴのラインや頬、目尻などタルミが出やすい部分を重点的に治療します。この医療レーザーによる方法は、美容外科というよりも、美容皮膚科的な治療です。

 医療レーザーによる「小顔治療(スマートフイシャル法)」のメリットとしては、同時に顔の皮膚のシワやタルミが改善され、美肌や美顔の効果があることをご存じでしょうか。

 これは、医療レーザーのターゲットが、皮膚の弾力・張力のもととなっているコラーゲンやエラスチンでつくられている真皮層をターゲットにしているために現れる効果です。医療レーザーによる小顔治療では、「健康的で若々しい肌」という美容的なプラスアルファがあることもお勧めの一因です。もちろん、骨切り手術では、こうした美肌・美顔効果は得られません。これも、私が医療レーザーによる切らない小顔治療をお勧めする一つの理由です。

 これまでの医療レーザーでは、なかなか真皮層の深部にまで働きかける治療は難しかったのですが、サーマクールやタイタン、キュリアといった最先端の治療機器は、皮膚のタルミや大きなシワ治療のために、真皮層の深い部分まで熱エネルギーを与えて肌を引き締めることができます。また、真皮の上層部をターゲットにする機器による治療と深部をターゲットにする治療を組み合わせることで、よりトータルな引き締め効果を得ることもできるのです。

(4-3)このタルミには、こんな治療が【部位別タルミ対策】

2007年10月29日 | 4.タルミも「切らずに治る!」
●上下のまぶたのタルミの治療と目尻のたれ下がりの治療

 上のまぶたが、目をふさぐようにたれ下がってきたり、下まぶたがクマができたようにたれ下がってくると、表情がとても老け込んで見えます。

 これを改善するには、プチ整形の一つであるアイリフトが効果的ですが、どうしても顔にメスを入れたくないという方には、フォトフェイシャル・ファーストや医療レーザーによるタルミを引き締める治療でも改善効果を得ることができます。

 当然のことですが、タルミが進行すると、それだけ必要なフォトフェイシャル・ファーストや医療レーザーの治療回数も増えてきますので、できるだけ早い治療が望ましいといえるでしょう。


●頬のタルミの治療

 頬のタルミが進んでくると、その部分がたれ下がってきて、俗にいうブルドッグ頬と呼ばれる状態になってしまいます。タルミの程度が低ければ、フォトフェイシャル・ファーストだけでも改善することも可能ですが、タルミが目立つようなら、術前にスマート・サウンドを当ててからフォトフェイシャル・ディープやタイタン、ジェネシス、ポラリスを組み合わせるとよいでしょう。


●アゴのラインのタルミの治療

 顔の皮膚がたるんでくると、顔が丸くなったように見えることがあります。こう見える原因の一つに、タルミによってアゴのラインがぼやけてしまうということがあげられるでしょう。

 タルミをフォトフェイシャル・ファーストや医療レーザーで引き締める治療をすると、アゴのラインがはっきりして、顔がシャープに小さく見える効果があります。この治療は年配の方だけでなく、近ごろは小顔に見せたいという十代~三十代の方でも希望するケースが増えてきています。


●首のタルミの治療

 首のタルミは、首のシワ(ニワトリの首)のところで紹介したように、老化がかなり進んでいる状態です。そのため、この症状にはスマート・サウンドと、フォトフェイシャル・ディープやタイタン、ジェネシス、ポラリス、ロングパルス・ダイオードレーザーのような引き締め効果の高い組み合わせ治療がよいでしょう。

(4-2)タイタン、ジェネシス、ポラリス、ロングパルス・ダイオードレーザーはタルミにも効果あり

2007年10月22日 | 4.タルミも「切らずに治る!」
 初期のタルミでも、フォトフェイシャル・ファーストの効果が現れにくい体質や肌質の方がいます。あるいは、タルミがかなり進んでいて、一目でわかるような方には、タイタン、ジェネシス、ポラリスやロングパルス・ダイオードレーザーの治療がお勧めです。

 タルミが現れてくるということは、皮膚の老化が起こっているというサインですので、当然、シワも増えてきていると考えられます。

 タイタン、ジェネシス、ポラリスやロングパルス・ダイオードレーザーの高い引き締め効果によって、同時にタルミとシワを解消できるのです。

 ただ、この方法では治療後時間が経過してから徐々に効果が高まってきます。

 タイタン、ジェネシス、ポラリスの場合、治療して効果がピークに達するには、約四ヶ月程度かかります。これは、治療によってコラーゲンやエラスチンの産出が促進され、産出された線維が組織されるのに時間を要するためです。

 そのため、効果を早く得たい方は、まずフォトフェイシャル・ディープの治療をして、数週間後にタイタン、ジェネシス、ポラリスの治療を追加で行うとよいでしょう。

 若返り治療では、老化による皮膚の衰えを防止し、同時に少し時計の針を戻して、若かったころの状態に戻すことを目標にします。

 しかし、時計の針を戻しても、再び時計は時を刻みます。つまり、そこから老化が進行するわけです。もちろん、一度きちんとした治療を行えば、一定期間の効果は持続しますが、二年後、三年後には、また老化が進行して皮膚が衰えてしまうのです。

 これを防ぐには、定期的な治療を継続することが望ましいのですが、毎月の治療となれば時間的、あるいは経済的な理由から、継続することが難しくなってくることもあるでしょう。

 それでも、やはり若々しくいたい――。それが、ジレンマとなってしまいます。そんなジレンマを解決してくれるのがタイタン、ジェネシス、ポラリスで、これらはは前述したとおり、治療を受ければ四カ月後に効果のピークを迎え、数ヶ月間はその効果を持続させます。

 そのため、フォトフェイシャル・ファーストやフォトフェイシャル・ディープの治療を受けた方が、タイタン、ジェネシス、ポラリスの治療をプラスすれば、六月~一年ほどは皮膚の老化を抑え、若返り効果を持続させることができるのです。

 せっかく、きちんと治療するわけですから、後々のことまで考えてロスのない治療法を選択したいものです。

(4-1)タルミにも効果があるレーザーの組み合わせ治療

2007年10月15日 | 4.タルミも「切らずに治る!」
 タルミはシワと同様に、コラーゲンやエラスチンが衰えて、皮膚から弾力が失われることで発生します。目の下が少しふくらんだようになっていたり、太ったわけでもないのに顔が丸くなった感じがする、アゴのラインがやわらかくなってきたなどの自覚症状が現れたら、タルミが始まったと認識すべきでしょう。
 
 タルミは表情を老け込んで見せるだけでなく、何となく疲れているように見えて、不健康な印象を周囲の人に与えてしまいがちです。タルミが出るようになると、皮膚の老化はかなり進行していると考えられます。

 タルミの治療は、衰えてきているコラーゲンやエラスチンの線維の弾力を取り戻すために、熱エネルギーを与えて活性化させて、タルミを引き締めます。

 そのためには、引き締め効果もあるフォトフェイシャル・ファーストで、まず基本的な治療を行い、タルミが目立つ部分には、さらに真皮層に与える熱量が大きいフォトフェイシャル・ディープの組み合わせ治療を行うと効果が高くなります。

 この治療は、前述したようにシワ取りやシミ、ソバカス、ニキビ、アザ、開いた毛穴の引き締め、肌質改善など、複数の効果がある総合的な若返り治療といえます。この場合、シワ取り治療のところで説明した医療用超音波ピーリングをフォトフェイシャル・ファーストの治療前に行うと効果が高くなります。

 さらに、引き締め効果にすぐれた医療用超音波治療器のスマート・サウンドを組み合わせる治療もあります。

 初期のタルミであれば、フォトフェイシャル・ファーストとフォトフェイシャル・ディープに、医療用超音波ピーリングか、スマート・サウンドの組み合わせ治療で対応できるでしょう。
 しかし、フォトフェイシャル・ファースト治療を行っても、体質や肌質によっては、タルミの引き締め効果が得られにくい方がいらっしゃいます。こうした場合やタルミが進んでいる場合には、次に説明するタイタン、ジェネシス、ポラリスやロングパルス・ダイオードレーザーを組み合わせると効果が出やすくなります。

 タルミ治療はいくつになってもできますが、早ければ早いほど、効果が高くなります。なぜなら、皮膚の衰えは年々進行しますので、早めに老化の進行を止めておけば、それだけ若い肌年齢を維持しやすくなるからです。いくつになってもあきらめることなく、できる対応はなるべく早くしておくほうがよいのです。