切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

ニキビの治療は肌質改善と角栓除去、アクネ桿菌の殺菌をセットに

2015年06月26日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
ニキビ跡の治療は後で述べるとして、まずは現在進行中のニキビの治療について説明しまし
ょう。
最初に、黒ニキビ、白ニキビの段階と、赤ニキビの段階とを分けて考えます。
黒ニキビ、白ニキビを治療するには、毛穴に詰まっている皮脂やアカを取り除いて通常の
状態に戻すことに加え、新たに黒ニキビ、白ニキビができないように、皮脂の分泌を抑えて毛穴
が詰まらないようにしなければなりません。
また、アクネ桿菌が増殖して炎症を起こし、ケロイドやクレーターなどのニキビ跡の原因と
なる赤ニキビにならないように注意します。
そのために必要なことはお肌のコンディションを、ニキビ肌ともいわれる脂性肌(オイリー
スキン)から健康な肌に改善することが肝心です。脂性肌が改善されれば、毛穴に皮脂やアカ
が溜まりにくくなります。それとともに詰まった毛穴のフタになっている角栓を取り除く必要
もあります。こうしておけば、毛穴から皮脂やアカ(いわゆるニキビの芯)が排出されます。
黒ニキビ、白ニキビが炎症を起こさないようにするためには、先に述べたことと、アクネ桿
菌の殺菌が重要なことになります。
赤ニキビの治療においても、アクネ桿菌の殺菌と角栓を取り除いて、皮脂やアカを毛穴から
排出することが最優先されます。
以上のことを整理すると、現在行われているニキビの治療は、
・皮脂肌を改善して、皮脂が過剰分泌しないようにする
・毛穴が詰まらないように、角栓を除去する
・毛穴のなかから、皮脂やアカを排出する
・黒ニキビ、白ニキビが赤ニキビにならないように、赤ニキビは炎症が治まるようにアクネ桿菌を殺菌する
といったことが必要になります。
それでは、これらの条件を満たす実際の治療について見ていきましょう。

あなたの症状は? ニキビの種類

2015年06月12日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
ニキビにも種類があり、またその症状も軽いものから重いものまであります。ご自身の悩み
について冷静に捉える意味でも、ニキビについての正しい知識に触れることにしましょう。
まず、ニキビができる場所ですが、これは皆さんもご存じのように、毛穴のなかということ
になります。脂性肌(オイリースキン)の方は、男性ホルモンの増加や体質によって皮脂腺の
働きが活発になり、分泌される皮脂が多くなってしまいます。
この皮脂が、毛穴からきれいに排出されれば問題はないのですが、洗顔の不足や化粧をする
ことで、皮脂やアカなどが毛穴に押し込まれ、〝毛穴が詰まる?状態になってしまうとニキビ
になるのです。
この毛穴が詰まっている状態を、毛穴が角化しているともいいます。
この状態は、専門用語でコメド(面皰)といいますが、一般的には黒ニキビや白ニキビと呼
ばれています。毛穴が開いて詰まった皮脂やアカが組み合わさって黒く見えるのが黒ニキビで、
毛穴が閉じて盛り上がって白く見えるのが白ニキビです。こうした黒ニキビや白ニキビをその
ままにしておくと、詰まった皮脂やアカに桿菌が増殖し
て炎症を引き起こします。これが赤く腫れたような赤ニキビの状態です。
この赤ニキビを放置しておくと炎症がひどくなって、周囲の組織にまで炎症がひろがること
があります。また、赤みが気になって潰すと、組織が傷ついてしまいます。炎症や潰した跡が
ケロイド(火傷跡のような状態)のようになったり、クレーター(夏ミカンの皮のようなくぼ
み)になってしまうと大変です。
このように、ひと口にニキビ治療といっても、ニキビができはじめている段階と黒ニキビや
白ニキビ、赤ニキビの段階、そして赤いニキビ跡の段階、さらにケロイドやクレーターになっ
た段階など、それぞれに合った治療が必要になってくるのです。
しかも現在、ニキビで悩んでいる方は、この各段階が同時進行しているのではないでしょう
か。ニキビには総合的な治療が必要だと述べたのは、こうした理由によるものなのです。

ニキビ治療は組み合わせ治療で、総合的なアプローチをする

2015年06月05日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
ニキビは皮脂腺の活動がもっとも盛んな思春期にできやすいため、皮膚の病気というよりも
麻疹のように一過性の皮膚炎のように思われていた時期もありました。
しかし、現在ではニキビは皮膚の病気だという認識が一般に広まり、きちんとした治療を希
望する方が増えてきたのです。思春期を過ぎて発症する〝アダルト・ニキビ?も増加傾向にあ
り、最近では塗り薬だけでなく、体質改善までを含めた総合的なニキビ治療が行われるように
なっています。
また、ニキビそのものは治っていても、ニキビ跡がしっかりと残っていたり、それが顔全体
に広がっていれば、悩みのもとになってしまいかねません。
ここ数年の間にすっかり定着した観のあるレーザー・ピーリング、ビタミンCの塗り薬によ
る治療法ですが、
「確かに症状は軽くなるが、完全には治らない」
「これからもずっと塗り薬を使うのかと思うと、憂うつになる」
「残ったニキビの跡がきれいにならない」
などといった声があることも事実です。
こうした声に応えるために、わたしたちのクリニックでは、現在進行しているニキビの徹底
治療だけでなく、ニキビの予防やニキビ跡をきれいにする治療も含めた、総合的な治療を行っています。
ニキビで悩んでおられる方はもちろん、これまで受けたニキビ治療に満足できなかった方も、
あきらめることはありません。正しい治療をすれば、ニキビは治る病気になっているのです。