切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(5-2)あなたの症状は? ニキビの種類

2007年11月19日 | 5.ニキビ、ニキビ跡の徹底的な総合治療
 ニキビにも種類があり、またその症状も軽いものから重いものまであります。ご自身の悩みについて冷静に捉える意味でも、ニキビについての正しい知識に触れることにしましょう。

 まず、ニキビができる場所ですが、これは皆さんもご存じのように、毛穴のなかということになります。脂性肌(オイリースキン)の方は、男性ホルモンの増加や体質によって皮脂腺の働きが活発になり、分泌される皮脂が多くなってしまいます。
 この皮脂が、毛穴からきれいに排出されれば問題はないのですが、洗顔の不足や化粧をすることで、皮脂やアカなどが毛穴に押し込まれ、毛穴が詰まる状態になってしまうとニキビになるのです。
 この毛穴が詰まる状態を、毛穴が角化しているともいいます。

 この状態は、専門用語でコメド(面皰)といいますが、一般的には黒ニキビや白ニキビと呼ばれています。毛穴が開いて詰まった皮脂やアカが来る組み合わせ見えるのが黒ニキビで、毛穴が閉じて盛り上がって白く見えるのが白ニキビです。

 こうした黒ニキビや白ニキビをそのままにしておくと、詰まった皮脂やアカに桿菌が増殖して炎症を引き起こします。これが赤く腫れたような赤ニキビの状態です。
 この赤ニキビを放置しておくと炎症がひどくなって、周囲の組織にまで炎症が広がることもあります。また、赤みが気になって潰すと、組織が傷ついてしまいます。炎症や潰した跡がケロイド(火傷跡のような状態)のようになったり、クレーター(夏ミカンの皮のようなくぼみ)になってしまうと大変です。

 このように、ひと口にニキビ治療といっても、ニキビができはじめている段階と黒ニキビや白ニキビ、赤ニキビの段階、そして赤いニキビ跡の段階、さらにケロイドやクレーターになった段階など、それぞれに合った治療が必要になってくるのです。

 しかも現在、ニキビで悩んでいる方は、この各段階が同時進行しているのではないでしょうか。ニキビには総合的な治療が必要だと述べたのは、こうした理由によるものなのです。


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