切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(5-10)最新の医療レーザー治療の最前線で。

2009年11月09日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 私自身、幼いころから右の手首に大きなアザがあり、そのことがコンプレックスになって悩んできました。しかし、医療レーザーという新しい治療技術の発達により、きれいにアザを治すことができたという経験を持っているのです。
 
 この経験が元になって、美容外科分野に積極的にレーザー治療を取り入れてきたのですが、近年になって白斑、乾癬、アトピー性皮フ炎、傷跡にもレーザー治療が有効で、しかも従来の治療法よりもメリットが高いと考え臨床例を重ねてきています。

 もちろん、こうした高度に専門的な治療は、それぞれの症状に合わせて専用レーザーを選択できる施設と、それを扱う経験と技術がある医師でないと満足を得られる治療とはならないこともあります。

 「あのとき、ベストな治療を受ければよかった」

 と、時間が経ってから後悔しないように、患者さんの側も正しい知識を持って、将来のことも考えに入れた〝賢い選択〞をされることをお勧めします。

 医師の側も、そうした〝賢い患者さん〞に選択される時代がやってきているのではないでしょうか。
                 精美スキンケアクリニック院長 山本博意

(5-9)最新の医療レーザー治療による白斑・乾癬・アトピー性皮フ炎

2009年11月02日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 これまで、本ブログにおいて、昔ならレーザー治療が適応しないと考えられていた白斑、乾癬、アトピー性皮フ炎、傷跡などに対する、最新の医療レーザー治療を紹介してきました。

 美容皮フ科分野でのレーザー治療技術は急速に進化してきたために、一般の方のなかにはまだ十分理解されているとは言い難い最新治療がいくつもあることを紹介したい、と考えて本ブログを立ち上げました。

 もちろん、最新の医療レーザー治療なので、ここで紹介した治療すべてに対応している医療機関は少ないのですが、あと10年もすれば白斑、乾癬、アトピー性皮フ炎、傷跡の治療において医療レーザーが一般的になっていてもおかしくはありません。

 私が、かつて医療レーザーによるシミ、シワなどのアンチエイジング治療や、赤アザ・茶アザ・青アザ・ホクロなどの皮フ疾患治療などをはじめたとき、まだ医療レーザー治療はさほど普及しているとはいえない状況にありましたが、現在では、大半の美容外科や皮フ科でレーザー治療がスタンダードになってきています。

(5-8)シミやソバカス治療に効果の高い、最新QSスキン・リジェネ治療

2009年10月26日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 ブリッジ・セラピーと並んで、注目が高い最新治療のニュースとして、ここでは肝斑や目の下のクマなどの治療に大きな効果を上げている、QSスキン・リジェネ治療という最新世代のレーザーについても簡単に紹介しましょう。

 これまでも、シミやソバカス、あるいは肝斑や目の下のクマについては、レーザー治療が行われてきています。
 しかし、治りにくいといわれてきた肝斑や、症状が進んだシミやソバカスなどでは、治療効果を上げようとすると治療に痛みや出血が伴うこともありました。

 しかし、QSスキン・リジェネレーザーでは、治療効果を損ねることなく、痛みや出血のない治療を行うことができるのです。
 痛みや出血がないということは、当然ダウンタイムも大幅に軽減することができます。

 目の下のクマを取る治療では、麻酔をかけてから下まぶたの裏、つまり目の内側の皮フを切開して切りつめたり、注射針を刺して脂肪を取ったりする外科的な手術も行われていますが、QSスキン・リジェネレーザーでは、ほとんど身体へのダメージが無い治療で症状を改善できるのです。また、このQSスキン・リジェネレーザーは、青アザや茶アザを消す治療にも適応します。

(5-7)世界でも最新のブリッジ・セラピーとブリッジ・コンビ(フラク ショナル・コンビ)―後編

2009年10月19日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
ブリッジ・セラピーは、他のフラクショナルなレーザーのように皮フ表面に微小な熱を加えるだけでなく、皮フ表面に肉眼では見えない微細な穴を開け、古く傷んだ肌と新しい健康な肌を入れ替えつつ、熱エネルギーでコラーゲン生成を促し皮フの弾力を取り戻すというメカニズムをもっています。

 しかし、微細な出力コントロールができるため、他のフラクショナルなレーザーと比較すると、治療中の痛みやダウンタイムの問題が大幅に改善されました。
 
 高い効果とリスクや痛みの問題が解消されているというメリットがあるので、今後、大学病院などにも導入されていくでしょうが、現時点(二〇〇八年七月)では、まだ当院以外ではほとんど施術を受けることができないようです。


(5-6)世界でも最新のブリッジ・セラピーとブリッジ・コンビ(フラク ショナル・コンビ)―前編

2009年10月12日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 現在、精美スキンケアクリニックではニキビ・ニキビ跡、目の下のクマ、毛穴の開きや黒ずみの改善などの治療に、ブリッジ・セラピーを導入し、さらに他のレーザーや光治療機器、ケミカル・ピーリング、塩やクリスタルを吹きつけるピーリング、塗り薬などを組み合わせたブリッジ・コンビを行っています。


 従来のニキビ・ニキビ跡、目の下のクマ、毛穴の開きや黒ずみの改善でも、フォトフェイシャル・ファーストやアクネス、あるいは数種類のレーザーを組み合わせてきた治療は効果を上げてきたのですが、ブリッジ・セラピーでは、従来よりも治療期間が短く、しかも治療効果が大きいという期待が持てるのです。

 以前からシワやタルミ、シミ治療に、炭酸ガスやエルビウム・ヤグレーザーを使ったレーザー・ピーリングがありました。効果が大きい反面、治療中・治療後に痛みがあり、治療後にはガーゼを当てて安静期間をとる必要があり、しかも色素沈着や火傷などの合併症のリスクもありました。


 しかし、ブリッジ・セラピーでは、そうした痛みやダウンタイムの問題が解消され、しかもこうしたレーザー・ピーリングに匹敵するような大きな効果が期待できるのです。


 精美スキンケアケアクリニックでは、現在、シワ・タルミ、シミ、ニキビ跡、目の下のクマ、毛穴の開きや黒ずみの改善以外にも、傷跡、妊娠線、肌質改善に、いち早くブリッジ・セラピーを導入しています。

(5-5)格段に進歩したイレズミやタトゥー、アートメイクなどを消す治療

2009年10月05日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 以前入れたイレズミやタトゥー、アートメイクを消したいと希望する方も、ここ10年ぐらい急激に増えてきています。

 イレズミやタトゥーには、赤・青・茶・黒など様々な色素が入っているものもありますが、精美スキンケアクリニックでは、それぞれの色を消すのに適したレーザーを使い分けて、ていねいに治療していきます。

 アートメイクについても同様です。

 注意していただきたいのは、「イレズミやタトゥーをレーザーで消す」とうたった医療機関ではないところで治療まがい行為を受けると、火傷のように跡が残ったり、色素沈着したり、感染症を起こしたりするケースです。

 もし、こうしたトラブルが起きてしまった場合には、医療レーザーで火傷跡や色素沈着をきれいにすることができる場合が多いので、診察を受けてみてください。

(5-4)効果の高い妊娠線や肉割れの治療

2009年09月28日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 経産婦の方で、腹部から下腹部にかけて皮フ表面に裂けた跡のような妊娠線ができていて、それが気になっている方は多いようです。

 実際、妊娠線を専用の医療レーザーで消す治療を始めたとき、予想以上に妊娠線を気にしている女性が多いことに私自身驚いた経験があります。


 それもそのはずで、妊娠線は経産婦の方ならかなり高い割合でできてしまうもので、スキンケアやアンチエイジングが当たり前の時代に、妊娠線の治療を希望する方は多いのも当然――現在は、そう理解しています。

 また、急激に太った方などで下腹やお尻、太ももや二の腕に妊娠線と同じような皮フが裂けた跡のようにできてしまった白い肉割れも、妊娠線と同じように治療することができます。

(5-3)ニキビ跡の治療は、最新レーザーで

2009年09月21日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 ニキビは治ったものの、皮フの表面に「月面クレーター」や「夏ミカン」と俗に呼ばれるような凹凸が残ってしまった方も、医療レーザーで凹凸をなだらかにする治療を行うことができます。

 精美スキンケアクリニックでは、現在ニキビで悩んでいる方には、専用のレーザーや光線治療器でニキビ治療を行って治してから、すでにできてしまったニキビ跡の治療を別の専用レーザーで行うことも多いので、一度診察を受けてみることをお勧めします。

 赤みを帯びたニキビ跡や色素沈着を起こして茶褐色になったニキビ跡の場合でも、色を消して目立たなくする治療が可能です。

(5-2)手術跡を美しくする 画期的な治療

2009年09月14日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 病気を治療するための手術を行い成功しても、のちのち残った手術跡が気になって、できることならば目立たなくしたいと希望する人もいるでしょう。

 盲腸の手術跡や帝王切開の縫合跡などが代表的なものですが、最近、特に治療希望者が増えてきているのが美容外科手術の跡です。
 フェイスリフト手術では、額の生え際や耳の周囲などを切開して皮フを取り除いたのちに縫合します。また、豊胸手術やワキガ手術では脇の部分を切開して処置をしたのちに縫合します。

 こうしてできた手術跡が、後になって本人から、「手術したことが他人にわかってしまうので消したい」「手術跡が気になって仕方ないので、何とか目立たなく出来ないか」と心配や悩みの種となってしまうことがあるのです。

 美しくなりたいと願って手術したのに、手術跡が気になってしまっては何にもなりません。
 あとでこうした「手術跡を残したくなかった」と、患者さんが悔いる可能性を無くしたい――これも、私が美容皮フ科のレーザー治療専門医となった理由の一つです。

 たいていの手術跡は、メスできれいに切開した跡なので傷跡と比較してきれいに消せることが多いのですが、ワキガ手術や脂肪吸引などでは周囲の色素沈着や凸凹が目立つ場合もあるかもしれません。

 こうした症状に対しては、切開・縫合跡の治療と色素沈着・凸凹の治療と二段構えで、複合のレーザー治療を行うこともあります。

(4-4)体験談③副作用がないアトピー性皮フ炎治療に満足( 24 歳・女性)

2009年08月31日 | 4.アトピー性皮フ炎の最新治療
 ――まだ幼稚園へ通う前からアトピー性皮フ炎になってしまいました。
小さいときのアトピーの記憶はとにかく苦しいほどかゆいことで、かきむしってトビヒや水イボができたことも何度もあります。特に小学校高学年のころはトビヒが酷くなって、学校をよく休んだり、プールに入れなかった記憶があります。かゆみに耐えられずに泣いたり、暴れたことも覚えています。

 小さいときには、患部をかかないように寝るときには手袋をはめられたり、包帯を巻かれたりしたこともあったようです。
 中学3年生ごろから、薬を塗り続けてきた効果もあったのか、症状は治まってきたのですが、アトピーができていた目や口周りの肌が、黒ずんでシワっぽくなってしまい、容姿に劣等感を持つようになりました。

 それから数年間は、治まっていたアトピーですが、十代後半に資格を取るための勉強がハードになると、また再発してしまいました。
 今度は、跡が残らないように治療したいと思って、いい病院を探していたところ、最新のレーザー治療が見つかって通院を始めました。そこでレーザーを当ててもらっていたのですが、長い間アトピーと付き合ってきた私にすれば、あっけないほど治療は順調で、2か月ぐらいで症状は治まりました。

これには、私のアトピーで一緒に悩んできた両親も喜んでくれて、ようやく安心させることができたと、ほっとしています。
 それに嬉しいことに、ステロイドの副作用で黒ずんでシワっぽくなっていたところも、色が薄くなって目立たなくなったのでした。

 こうした治療が昔からあれば、私や両親もこれまで辛い目にあわなかったのに――――。


次回は、傷跡などを医療レーザーできれいにする治療についてお話しいたします。