切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(2-14)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年08月22日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
 アダルトニキビで悩んでいる人は、前回までにお話したような因子をなくすほうが良いのですが、全部を制限していては日常に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。

 そこで補助的に、脂肪の吸収を抑える薬や腸内洗浄、あるいは血液検査を行って足りない栄養素を補うサプリメント治療などを付け加えることもできます。

 体質改善やレーザーなどによる肌質改善によって、ニキビになりにくい体質や肌質にしていくのです。

 トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラムを受けてニキビ治療に成功した方のなかには、ダイエットや美容・美顔などの効果が嬉しかったとおっしゃる方が少なくありません。

 次のように専門治療クリニックを利用するのが、ニキビ治療と予防のためには有効です。

●内臓疾患
 ニキビの専門治療を行っていると、胃腸が弱い人や便秘がちの人がニキビを発症しやすいと感じることがあります。

 特にアダルトニキビでは、胃腸のトラブルが相関関係にある場合が多いために、ニキビ治療・予防の一貫として、栄養療法による内臓疾患の改善を行うこともあります。

●ストレス
 ストレスがたまるとニキビができることは、思春期ニキビ、アダルトニキビにかかわらず、患者さんが日常的に感じていることでしょう。

 ストレスの蓄積は、ニキビにかかわらず神経性の胃腸炎など、さまざまな病気を引き起こす因子です。

 「ニキビ」そのものがストレスとなり、それがまた新たにニキビができるきっかけになるという悪循環に陥っている方も多いのです。

 ニキビを指や爪でつぶす行為や「過剰な洗顔」なども、ニキビによるストレスが引き起こす行為と考えることもできるでしょう。

 この悪循環を断ち切るには、やはり正しい治療しかありません。

(2-13)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年08月15日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
ニキビの発症には、生活習慣や生活環境も大きく関わってきます。

○睡眠不足になるとニキビができやすい
○食べ過ぎや飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎでニキビができやすい
○化粧している時間が長いとニキビができやすい
○脂っこい食事や刺激の強い食べ物を食べるとニキビができやすい
○便秘がひどいとニキビになりやすい

これらは、わたしがニキビ治療の現場で患者さんから聞いた、「ニキビになりやすい生活習慣」の一例です。

どれもニキビだけではなく、「健康を害する可能性が高い生活習慣」と読み替えることも可能です。

これに、乾燥しがちな冷暖房や、パソコンやテレビ、携帯電話などの電磁波被害などもアダルトニキビになりやすい因子でしょう。

(2-12)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年08月08日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
 これまで述べてきた様に、白ニキビや黒ニキビの状態から炎症を引き起こすのは、アクネ桿菌などの細菌が原因となっています。

 そのため、赤ニキビや黄ニキビなどの炎症性の重症ニキビでは、まずこうした細菌の働きを抑え込むことが必要になってきます。

 精美スキンケアでは、炎症ニキビに対しては、殺菌効果の高い、専用の光治療器を使っています。

(2-11)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年08月01日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
前回お話した思春期ニキビが、盛んな皮脂の分泌によって起こるのに対し、アダルトニキビは皮フの保湿能力が低下している乾燥肌の人にもできやすいという特長があります。

これは、皮フの機能が低下すると発症しやすいということです。

皮フの機能低下は老化による新陳代謝の衰えと密接な関連があります。

そのため、アダルトニキビの治療のなかに皮フの若返り治療(アンチエイジング)を取り入れて、治療効果を高めることもあります。

(2-10)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年07月25日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
ニキビの原因の一つに、ホルモンバランスの乱れというものがあります。
 
思春期に見られるニキビは、男性ホルモンの影響が主因と考えられています。

男性ホルモンは、男性では主に睾丸、女性では主に副腎皮質から分泌されます。

思春期ニキビが女性より男性で目立つというのは、思春期ニキビがこの男性ホルモンの影響を強く受けているからです。

男性ホルモンは皮脂の分泌を盛んにするので、この皮脂が排出されきれずに毛穴につまってニキビを引き起こします。

しかし、最近増えているアダルトニキビについては、男性ホルモン(アンドロゲン)の働きだけでは説明できません。

まだ医学的に解明されていないのですが、女性ホルモンのプロゲステロンやエストロゲンなどのバランスが崩れることと関連があるのではないかと考えられています。

この女性ホルモンのバランスの乱れは、アダルトニキビが月経前にできやすいことからもニキビの原因となっていることがわかります。

(2-9)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年07月11日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
ニキビができる原因
 
これまで見てきたように、ニキビは毛穴に皮脂がつまって、そこに細菌が繁殖して炎症を起こす症状です。

しかし、どうしてこんなに悩みの種となるニキビができてしまうのでしょうか。

現在、医師たちの間では、ニキビの原因として次のような項目があげられています。

○ホルモンバランスの乱れ
○皮フの機能低下
○細菌の繁殖
○生活習慣
○生活環境
○ストレス

これらは互いに関連しており、どれか一つということではなく複合要因であることがニキビ治療の難しさの理由となっています。

次回から、これらの原因の詳細についてお話していきたいと思います。

(2-8)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年07月04日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
前回の続きのお話ですが、ニキビ跡は、真皮層までえぐれてしまうと、皮フの弾力や張りをつくっているコラーゲンやエラスチンが生成・形成される組織が傷ついたり失われたりするために、元の健康な皮フの状態に戻りにくくなってしまいます。

またデコボコだけでなく、皮フが薄くなってケロイド状になったり色素沈着が残ったりすることもあります。

赤ニキビや黄ニキビができているようなら、ニキビ跡をつくらないように一日も早く治療することが望ましいといえるでしょう。

早期の予防治療によってニキビ跡を作らないのが一番なのですが、もしニキビ跡ができてしまっても、それ以上悪くしないように早期治療を行うことできれいに治る可能性が高くなります。

これまでさまざまなニキビの種類とニキビ跡について説明してきましたが、これらのニキビやニキビ跡は混在することも多く、総合的な治療方針が必要なことが多いのです。

次回からは、ニキビの原因についてお話していきたいとおもいます

(2-7)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月27日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
ニキビが赤ニキビや黄ニキビの段階まで悪化していると、アクネ桿菌は炎症で毛穴の中の細胞壁に損傷を与えます。

つまり皮フの健全な組織を破壊して、瘢痕を作ってしまうのです。

このとき、洗顔やタオルなどでゴシゴシこすると、炎症がさらに悪化し瘢痕がいっそうひどくなる危険性があるので注意が必要です。

もちろん正しい洗顔はニキビ治療・予防に非常に有効なのですが、「間違った洗顔」や「過剰な洗顔」は逆効果になることを知っておきましょう。

この炎症が起こっている赤ニキビ、膿まででる黄ニキビは、治った後も俗に「あばた面」「夏みかんの皮」「月面クレーター」などといわれることもあるデコボコが目立つニキビ跡が残る原因となってしまいます。

こうした場合では、炎症や化膿が皮フの外側の表皮層だけでなく、その下の真皮層の組織までダメージを与えていることもあります。

組織が傷ついている状態に加えて、さらに強くこすったり指や爪でつぶすという物理的な力が加わると、真皮層がえぐれて皮フに「ニキビ跡クレーター(月面クレーター)」という大きな凹型の穴ができてしまいます。

次回も引き続きニキビ跡についてのお話をしたいと思います。

(2-6)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月20日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
前回までニキビの種類について触れてきましたが、今回はニキビ跡についてお話したいと思います。

ニキビは二つの悩みや苦しみをもたらします。

一つはできているときの悩みや苦しみで、もう一つは過去にできたニキビがニキビ跡として残ってしまうことによる悩みや苦しみです。

白ニキビや黒ニキビの段階で、いち早く治療し、治癒させることが望ましいのですが、ニキビで悩んでいる人の大半が、炎症や痛みをともなう赤ニキビや、それが化膿して重症化してしまって黄ニキビにまで症状が進行してから治療するケースがほとんどです。

そのため、ニキビ治療が終わった後、もしくはニキビ治療と併行してニキビ跡治療を行うことも少なくありません。

そうでないと、未来にずっと悪影響を及ぼす憎いニキビ跡をつくってしまうのです。

次回はニキビ跡の症状についてもう少しお話していきたいと思います。

(2-5)ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・目の下のクマ 完全治療マニュアル「ニキビの症状と原因」

2011年06月13日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
黄ニキビとは

赤ニキビの炎症がひどくなって膿が出て大きく腫れている状態を、赤ニキビと分けて「黄ニキビ」ということもあります。

黄ニキビはアクネ桿菌などの細菌が起こす炎症が皮フの真皮層にまで深く進行し重症化している状態です。

黄ニキビは赤ニキビよりさらに症状が悪化しているので、皮フを組織する細胞の細胞壁を損傷させて、デコボコのニキビ跡をつくってしまう危険性がいっそう高くなります。

また、デコボコが残らない場合でも、皮フが薄くケロイドのようになってしまうこともあります。

こうした症状になる前に治療するのが望ましいのですが、黄ニキビになってしまったらなるべく早く治療を受けることを考えたほうがよいでしょう。