切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

花粉症やアレルギーにも効果が

2015年02月27日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
花粉症の患者数は、現在のところ約千五百万人以上といわれています。
その原因としては、スギ花粉の飛沫量が増加しているだけでなく、大気汚染によって体内の
IgE抗体が産生しやすくなっていること、ストレスが増加してアレルギー反応を引き起こし
やすくなっていること、さらには食生活の欧米化がIgE抗体の産生を促していることなどが
考えられます。
わたしたちのクリニックでは、花粉症の光治療を行っていますが、従来の治療法と比べて、
・切らない施術のため肌を傷つけず、出血がない
・施術には痛みがない
・短時間での施術が可能
・副作用がないため、身体にやさしい治療
・入院の必要がなく、ホームケアが可能
などのメリットがあります。
また、急性鼻炎や慢性鼻炎、肥厚性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻中隔彎曲症、鼻茸など
の疾患にも対応できるのが最大の特長です。

医療レーザーによるアトピー性皮膚炎の治療

2015年02月13日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
肌がよみがえる「QureSkinLaser(キュアスキン・レーザー)法」

アトピー性皮膚炎は、花粉症、気管支喘息などと同じくアレルギー性の疾患です(また、現
在では皮膚のバリア機能の異常という説も有力視されています)。乳幼児では、約三〇%がアト
ピー性皮膚炎を発症しているという調査結果もあり、悩んでいる人が非常に多い病気といえます。
しかも、以前は成長とともに自然治癒することが多かったのですが、最近では成人になって
も治らなかったり、再発するケースが増えているようです。

アトピーの語源が「奇妙な」「原因不明の」という言葉であるように、現在でも詳しい病因に
は不明な点が多いのですが、ダニやハウスダスト、カビ、化学物質などの環境がもたらすアレ
ルゲン、あるいは食物がアレルゲンとなっていることが多いと考えられています。近年、生活
環境の変化によって、アトピー性皮膚炎の悪化因子が増えていることが、治りにくくなったり、
成人での重症例が増えている一因と考えられています。
アトピー性皮膚炎では、慢性的にかゆみをともなう湿疹ができるため、かきこわしてしまい、
とびひや水イボ、ヘルペスなどの合併症をおこすことが多いので、かゆくてもかかないことに
注意が必要です。

しかし、強いかゆみを我慢することは、患者さまに大きなストレスをもたらします。
そのため、アトピー性皮膚炎の治療では、かゆみや腫れ、そしてその原因となる湿疹を抑えることが
重要となってきます。

これまでアトピー性皮膚炎には、いくつかの治療法が行われてきました。
一般的な治療法としては、ステロイド系の塗り薬があげられるでしょう。一時、民間療法業
者が大々的に、ステロイド薬の副作用や抵抗力の低下を喧伝したこともありましたが、きちん
とした皮膚科の医師の指導のもとで正しく使用すれば、かゆみや腫れを抑えるのに有効です。
また、新しい塗り薬としては、免疫抑制剤が使われることも増えています。免疫抑制剤は、
ステロイド薬より副作用が少ないというメリットがありますが、吸収されにくいために、ステ
ロイド薬と併用することもあります。

これ以外には、紫外線を照射するPUVA療法が行われることもありますが、シミや白内障
などの副作用には注意が必要です。

わたしたちのクリニックでは、副作用の心配がきわめて少なく、しかもPUVA療法より効
果が高い肌の蘇生のために開発された最新の「QureSkinLaser(キュアスキン・レーザー)法
を使うこともあります。

また、炎症を悪化させることがないように、低出力に設定した医療レーザーを症状に応じて
組み合わせて照射することで、かゆみを抑制するとともに、血行の促進や新陳代謝を良くして
免疫機能を高める治療も有効です。わたしたちはこうしたコンビネーションのレーザー治療を
行いつつ、ポイントで塗り薬を使う方法が安全性と効果の面でもっとも有効だと考えています。

アザやホクロ、イボもレーザーで治る

2015年02月06日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
黒アザのなかでもっとも身近なものがホクロです。ホクロは、普通の方でも全身に千個以上はあるでしょうが、
顔や首といった目立つ部位にあるものや大きなものは治療対象になります。以前はパンチでくり貫くなど、
外科的な方法で除去していましたが、現在ではCO2(炭酸ガス)レーザーで除去するのが一般的な方法になり
ました。わたしたちのクリニックでは、術中のダメージが小さく、治療跡もきれいなスーパーフェイシャルサウンド
レーザーで治療します。イボには、黒アザが盛り上がった色素性母斑や帯状にこまかな褐色のイボができる表皮母斑、
シミのなかにできることが多い老人性イボ(脂漏性角質症)など、いくつかの種類があります
が、小さな場合はホクロと同じように、スーパーフェイシャルサウンドレーザーで異常な部分だけを蒸散させて取り
除きます。
また、スーパーフェイシャルサウンドレーザーで蒸散させたり、切除したりするには大き過ぎる黒アザやイボの
場合は、アザ・ホクロ・イボ取りレーザーを使って段階的に治療していきます。茶アザも、発症している方が
比較的多い皮膚疾患です。よく見られる茶アザには、扁平母斑と呼ばれるものと、ベッカー母斑と呼ばれるものが
あります。
扁平母斑は乳幼児のころから現れることが多く、褐色(色は濃いものから薄いものまである)の表面が平らに
なっているアザです。
一方、ベッカー母斑は思春期のころに現れてくることが多く、大きくなって表面に毛が生えてくることもあります。
古い機種で茶アザの治療を行うと、アザそのものは治っても、治療跡が目立ってしまうというリスクがありました。
現在ではアザ取りレーザーや美肌レーザーで丁寧に治療するときれいにすることができます。
ベッカー母斑で表面に毛が生えているときは、脱毛用の医療レーザーを組み合わせて治療します。
青アザのなかで代表的なものが、赤ちゃんのお尻に見られる蒙古斑です。これはたいてい、
三?四歳ごろから薄くなり、中学生ぐらいになると消えてしまいます。しかし、背中や手足にできている蒙古斑は、
大人になっても残る場合があります。
それ以外で、よく見られる青アザに太田母斑と呼ばれるものがあり、思春期や三十?四十代にかけてのホルモンの
バランスが崩れる時期に現れます。太田母斑は顔の片側にできることや、男性より女性にできやすい青アザと
いうことが知られています。
太田母斑によく似た青アザに、真皮メラノサイトーシスと呼ばれる、顔に左右対象に現れるものもあります。
これ以外に伊藤母斑と呼ばれるものもあり、これは太田母斑を併発することもあります。たいていの青アザは
良性の皮膚疾患ですが、顔にできやすいという特徴があるため、治療を希望する方は少なくありません。
これまで、青アザの治療には病変部の皮膚を切除して、身体の別の部分から皮膚を移植し
たり、周囲の皮膚を引き伸ばして切除した部分を覆うといった大がかりな手術が行われてきました。 
しかし現在では、アザ取りレーザーでの治療が可能になり、皮膚の正常な組織への損傷を避けるために、数回
に分けて段階的に治療を行います。
シミやホクロ、黒アザ、イボ、茶アザ、青アザなど、これまで本書で紹介した一般的なアザは多くの場合、
良性の疾患です。外観上や心理的な理由から治療を行っていますが、基本的には身体全体の健康を損なうもの
ではありません。
しかし、単なるアザだと思っていたものが、まれに緊急の治療を要する悪性腫瘍であったという可能性もあるのです。
急に大きくなってきたアザや、身体のいろいろな部分にできてくるアザ、表面が膿んでいるようなアザなどの
場合、できるだけ早く専門医のきちんとした診断を受けなければなりません。
また、一般的なシミやホクロ、アザなどの皮膚疾患は、日光の紫外線や化粧品などの刺激を受けることで、治り
にくくなる傾向もあります。
異常を感じたら、日焼けや刺激の強い化粧品を避けて、早めに治療を受けることが望ましいでしょう。