切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(9-4)ニキビ跡の症状について

2008年05月26日 | 9.赤アザ、赤ら顔の症状と治療法
 近年、十代だけではなく、二十代以降もニキビで悩む人が増えてきました。いわゆるアダルト・ニキビと呼ばれる、「大人のニキビ」です。
 
 精美スキンケアクリニックでは、十代のニキビや二十代以降のアダルト・ニキビには、レーザー、光治療、PRP(血小板皮膚再生法)、ケミカル・ピーリングやキュアルミックス(ホームケア用)、高濃度ビタミンC療法、体質改善サプリメントなどトータルなニキビ治療を行っています。

 こうしたニキビで悩んでいる人は、ニキビそのものと、たとえニキビが治ったとしても、その後に残るニキビ跡に悩まされることが多いのです。「クレーター」や「夏みかんの皮」と呼ばれることもある、皮膚表面のデコボコです。

 これまではニキビ跡ができてしまうと、一生治ることはありませんでした。しかし、現在では、ニキビ跡は治療できる症状となりました。

 このニキビ跡で、赤みがさしている症状も、レーザーで治療可能です。また、赤みは取れたり、なかったりしても、皮膚のデコボコが残ることもあります。こうした皮膚表面のデコボコもレーザーで改善できます。

 ニキビが進行中の方も、ニキビが治ってニキビ跡が気になる方も、医療レーザーを中心とした治療が可能なのです。

(9-3)単純性血管腫について

2008年05月19日 | 9.赤アザ、赤ら顔の症状と治療法
 イチゴ状血管腫は表面が隆起している赤アザですが、表面の盛り上がりが見られない赤アザが単純性血管腫です。

 単純性血管腫はイチゴ状血管腫のように、自然に消えることはほとんどなく、年齢とともに、薄い色からだんだんと赤紫色や褐色に近い濃い色になることが多いようです。

 単純性血管腫は、表皮の毛細血管が病変を起こすことが原因となって発症します。理由はわかりませんが、男性より女性に見られることが多い赤アザで、顔や首という目立つ部位に発症しやすいので、治療を希望する方がほとんどです。

 年齢が若いほど表皮(皮膚の表面の層)が薄く、しかもレーザーの光が病変部に吸収されやすいため、治療効果が上がることが多いので、なるべく早い治療が望ましいといえます。もちろん、年配の方の濃い赤アザも治療できるのですが、若い方のほうが少ない治療回数や短い治療期間でよくなる可能性が高いのです。

 赤ら顔の種類と症状をご紹介します。
 
 赤ら顔は、顔の皮膚を通る毛細血管が拡張して、顔にほてったような赤みがさす症状です。医学的には、毛細血管拡張症と呼ばれる皮膚疾患です。りんご頬、酒さなども毛細血管拡張症という病気の一つの症状です。
 
 りんご頬は、頬がりんごのように真っ赤に見える症状で、寒い場所と暖かい場所の行き来が多い寒冷地出身の方に多く見られます。
 
 酒さは、毛穴が開いて鼻が腫れたように赤くなる症状です。赤みだけでなく、ブツブツができて隆起することもあります。毛細血管拡張症は、一般に女性に多い症状ですが、酒さは男性に見られることが多く、年齢とともに症状が悪化することもあります。酒さは、毛細血管拡張症の一種なのですが、悪化して重症になると、ブツブツができたり、腫れあがったりして、鼻が変形してこぶができたように見えることもあります。

 「酒さ」という名前からもわかるように、お酒を飲んでいなくても飲んでいるように思われることがあります。

(9-2)イチゴ状血管腫について

2008年05月12日 | 9.赤アザ、赤ら顔の症状と治療法
 イチゴ状血管腫は、新生児・乳幼児のころに発症することが多い赤アザで、生後一週間ぐらいから、ときには生まれたときから現れます。

 生まれたての赤ちゃんのときからできることが多い赤アザなので、患者さんは保護者の方に連れられて病院へ来るケースがほとんどです。診察後、保護者の方に「医療レーザーで治療できる」ということと、「年齢とともに色が薄くなり、消えることもある」こと、二つの選択肢を説明すると、ほとんどの保護者の方は医療レーザー治療を希望されるようです。

 イチゴ状血管腫では、毛細血管や血管の細胞が異常増殖して表面が盛り上がってくる症状が特徴なのですが、盛り上がってきたアザの表面がイチゴに似ていることからイチゴ状血管腫と呼ばれています。

 生後一ヵ月ぐらいしてアザが盛り上がってくることが多いのですが、盛り上がる前にレーザー治療を行うと、治療後の皮膚がきれいな状態で治る可能性が高くなります。保護者の方は、赤アザに気づいた時点で専門医の診察を受けて、早期の治療を検討することをお勧めします。

 年齢とともに赤みが薄れていくこともありますが、隆起したアザの跡や、アザが縮んだ跡が皮膚に残り、アザの色が薄くなってもかなりの確立で、皮膚の形状にアザの跡が残ります。こうした跡が残るリスクを小さくするためにも、なるべく早い治療が望ましいと考えるのです。

 赤アザは顔面の半分ぐらいにも及ぶ大きいものもありますが、顔を大きく覆うようなケースでは、口や鼻、眼がふさがってしまう危険性もあるので特に注意が必要です。目をふさぐようなアザでは、視力の低下や失明の危険があり、また口や鼻をふさぐアザでは、呼吸がしにくくなったり、乳や食物の摂取を妨げてしまうこともあるので、必ず専門医の診断を受けるのが賢明です。

 また、アザから膿が出るような場合や潰瘍のようにグチュグチュしている場合は、良性の血管病変ではなく、悪性の病気である可能性もあるので、放置せず一刻も早く病院へ行かれるほうが良いでしょう。

(9-1)あなたの症状は、どんな症状ですか?

2008年05月05日 | 9.赤アザ、赤ら顔の症状と治療法
 ここでは、赤アザや赤ら顔で悩んでいる方、またニキビ跡、キズ跡・ケロイド跡、妊娠線、肉割れ、浮きでた青い血管、目の下のクマが気になる方に、自分の症状はどんなものなのか、ということを理解してもらうために、簡単にそれぞれの症状について説明しておきます。

 実際に治療を受けるときは、医師が診断し、最適な治療法を提示して、相談の上で治療計画を立てていきます。しかし、まだ治療を受けたことが無いという方や、ある病院で治療を受けたけれど、治療結果が思わしくなかったという方は、新たに治療に臨む際の参考にしてください。

 ここで書かれている症状は、すべて「切らずに医療レーザーで治療できる」のです。赤アザの種類と症状 一般に赤アザといわれる皮膚疾患は、医学的には血管腫と呼ばれています。つまり、皮膚の血管・毛細血管の異常が赤アザなのです。血管腫は表皮の表面そのものがキズついているのではなく、皮膚の真皮層の血管が病変を起こしているのです。

 なぜ血管に病変が起こるのかという原因はよくわかないところも多いのですが、もちろん他人に「感染する」ことなどはありません。

 赤アザ(血管腫)ができる部位は、顔、腕、足、などが多いのですが、全身どの部位にもできます。小さいものもあれば、顔を覆うような大きいものもあり、大きさはまちまちです。

 アザの色も、薄いピンクに近い色もあれば、黒っぽい濃い赤色もあり、まちまちです。
 
 大きく分けて、表面が盛り上がっているものが、「イチゴ状血管腫」という赤アザで、表面が平らなものが「単純性血管腫」という赤アザです。

 なお、発生割合は少ないのですが、海綿状血管腫などでやわらかい腫瘤ができている場合は、表面が膿んだりすることがあるので、このような症状が出ている場合には、なるべく早めの治療をしなければなりません。