切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

第3章(3-9)男性型脱毛症は遺伝的体質から発症

2010年04月26日 | 3.男性型脱毛症(AGA)とその他の脱毛症
○薬物の副作用によるもの(抗がん剤やピルなど)

抗がん剤やピルなどの薬の副作用で脱毛が起こる場合があります。薬物による副作用の場合は、そうでない場合とは異なる治療が必要となるので、治療前のカウンセリング・問診のときは、忘れずに飲んでいる薬や飲んでいた薬、治療中や治療歴などを医師に伝えることが重要です。

○頭皮のトラブル(脂漏性皮膚炎など)

フケが多い方や脂っぽい髪の方は、脂漏性皮膚炎など細菌による炎症が薄毛や禿げの原因となっていることもあります。こうした頭皮のトラブルが原因となっている場合は、まず皮膚疾患の治療が優先となります。皮膚疾患の治療のめどがついてから毛髪再生の治療に移行していきます。

(C-10) 目の下のクマの種類について

2010年04月26日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今回は、目の下のクマの種類についてお話します。

 ●目の下の青いクマ
目の下に青みがかったクマが現れ、青い血管が透けて見えることもあります。冷えや目の疲れ、ストレスなどにより血液の循環が悪くなり、目のまわりの毛細血管が血行不良になることで出てきます。

 ●目の下の黒いクマ
目の下の青みがかったクマが悪化し、どす黒く濃くなる症状です。原因は、青いクマと同じく冷えや目の疲れ、ストレスですが、青いクマが悪化しているので、治療とともにこうした悪因子を取り除くことにも留意したほうがよいでしょう。

 ●目の下の茶色いクマ
目の下に茶色または黄色がかった茶色のクマが、ほぼ毎日出ているタイプです。原因として、紫外線・赤外線のダメージや、長年にわたりクレンジングなどで強い刺
激を与え過ぎたことによりメラニン色素の量が増えるために起こります。皮フの代謝機能が正常に働いていると、薄い色がついた表皮は自然にはがれ落ちますが、代謝が衰えると色素沈着して濃い茶色のクマになってしまいます。

 ●シワ・タルミによるクマ
目の周りの小ジワやタルミが、クマのように見える症状です。皮フの老化によって、ヒアルロン酸やコラーゲンが減少し、ハリや弾力が失われることでシワやタルミができます。これによって目の下から目尻にかけて影ができてクマのように見えてしまいます。

 ●目の下のクマとシワ・タルミの併発
もとからあった目の下のクマが、シワやタルミによってさらに濃く見える症状す。
血行不良や、色素沈着によってできた目の下のクマが、加齢による老化でできるシワ・タルミによって、より一層目立つのが原因です。こうした目の下のクマは、症状によって治療に適応するレーザーの種類も異なってきます。精美スキンケアクリニックでは、クマの色や程度、シワやタルミの併発はないかをきめこまかに診断し、もっとも症状に適応したレーザー治療を行っています。目の下のクマは、シワやタルミ、シミなどを消すアンチエイジング治療と併行して治療することもできるので、希望される方は医師に相談してみてください。

次回は目の下のクマの治療方法についてお話します。

第3章(3-8)男性型脱毛症は遺伝的体質から発症

2010年04月19日 | 3.男性型脱毛症(AGA)とその他の脱毛症
 サプリメントなどによる栄養指導、医療ダイエットへの切り替えなどによって症状が好転する場合があります。

 血流障害が原因と考えられる身体の免疫力の低下が起こると、風邪やインフルエンザなどにもかかりやすくなるので、自覚がある方は早めに改善を心がけることをお勧めします。

 病気によるもの(甲状腺の疾患――橋本病・バセドー病)髪が薄くなって治療に訪れた方を診察してみると、甲状腺に関連する疾患が見つかることがあります。橋本病は、自分の甲状腺を異物と認識して抗体が攻撃し、甲状腺機能の低下をもたらす病気です。またバセドー病は甲状腺機能亢進症の一つで、女性に多い病気です。こうした疾患によって脱毛が起きた場合は、疾患そのものの治療も必要なので、脱毛の治療と並行して、疾患の治療を行うことをお勧めします。

(C-9)今話題の目の下のクマ治療について

2010年04月19日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今回は、目の下のクマについてお話します。

ニキビとは直接関係ありませんが、美容や若返り効果の高い治療として話題になっている目の下のクマや黒ずみの治療についてふれておきましょう。目の周囲は顔の中でも皮フが薄いために、老化の症状があらわれやすい部位です。皮フが老化してくると、目尻のカラスの足跡や上まぶたのタルミ、下まぶたのちりめんジワやタルミ、クマや黒ずみなどがあらわれます。

とくに目の下のクマは、顔全体の印象を老けさせて見せるだけでなく、不健康な印象を与えることも少なくありません。
 
これまで美容外科では、この目の下のタルミに対しては切開して脂肪を除去してから縫合するという外科手術による治療が行われてきましたが、最近では、シワやタルミ治療のレーザーで切開手術なしで改善することができるようになりました。
 
また、目の下のクマは、レーザーでタルミとともに色素沈着もきれいにすることもできます。目の下のクマや色素沈着を消すのは手軽な治療ですが、美容や若返りの効果が高いために、今後さらに注目を集めていく治療だと考えています。
 
目の下のクマは、症状によって、目の下の青いクマ、目の下の黒いクマ、目の下の茶色いクマ、シワ・タルミによるクマなどに分けることができます。

こうした目の下のクマの治療には、身体への侵襲が大きく、ダウンタイムが必要な治療が一般的には行われています。具体的には、麻酔が必要な外科的(メスや注射針を使って)切除や脱脂を行う場合や糸を使って皮膚を吊り上げる治療、物理的なピーリングで皮膚の表面を削る治療などです。
 
しかし、レーザー治療なら外科的なダメージはなく、青、黒、茶などの色素沈着も改善することができます。

次回は、目の下のクマの種類についてお話します。


(C-8)治療の基本となる「ブリッジコンビ」

2010年04月19日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今週はニキビ・ニキビ跡治療の基本となる部分について、簡単に触れたいと思います。

治療の基本となるのは、これまでフォトフェイシャル・アクネスとフォトフェイシャル・ファーストのコンビネーション治療でしたが、現在では最新の「ブリッジ・セラピー」を導入し、専用レーザー、フォトフェイシャル系の光治療、他のフォトセラピーなどトータルな治療ができるので、さまざまな症状に適応することが可能なのです。

また、塗り薬や飲み薬、ケミカル・ピーリングだけではあまり大きな治療効果は期待できないニキビ跡や毛穴治療も、日本で一番早く導入された「ブリッジ・セラピー」、ブリッジ・セラピーと他の光治療やレーザー治療を組み合わせる、「ブリッジ・コンビ」という独自の治療を行うようになり、画期的といってよい大きな効果が期待できるようになりました。

フォトフェイシャルやフォトフェイシャル・アクネス、あるいはシミやシワ用のレーザーしかない病院で「ニキビ治療」を掲げているところもありますが、そういった病院と精美スキンケアクリニックの治療は全く違うのです。

次回は目の下のクマについてお話致します。

(C-7)フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波とのコンビネーション治療

2010年04月17日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
先週の続きをお話致します。

現在ではもうケミカル・ピーリングはお役ごめんかというとそういう訳でもなく、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波とのコンビネーションで行うことがよくあります。

とくに日焼けした肌の方は、ケミカル・ピーリングを行ってからフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の治療を受けたほうが高い治療効果を期待できます。これはケミカル・ピーリングによって皮フ表面や毛穴の汚れを取り除くことと日焼けによるメラニンの沈着を改善することで、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の吸収効率が上がるためです。

精美スキンケアクリニックでケミカル・ピーリングを行う場合は、皮フへのダメージを与えないために、安全な薄い濃度の薬剤塗布からはじめ、次第に濃い薬剤に移行して治療していくので、安心して治療を受けることができます。色素沈着やデコボコ、ケロイドのニキビ跡も医療レーザーで改善できるニキビで悩んでいる人の多くが、「ニキビ跡も残したくない、何とかきれいにできるものならしたい」と希望されています。なかには今は治っているが、かつて思春期ニキビがひどく、ニキビ跡だけが残っている人もいるでしょう。

ニキビ跡には、大きく分けて赤や褐色の色素沈着したもの、デコボコに陥没したもの、ケロイド状に皮フが薄くなっているものなどがあります。このどれもが、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波による治療で改善することが期待できますが、症状が重くて残ってしまったものもそれぞれ専用レーザーで治療することが可能です。

色素沈着したニキビ跡は赤アザや茶アザ治療に使うレーザーで、デコボコやケロイド状のものは若返り治療用のレーザーやキズ跡や手術跡を治療するレーザーを使ってスキンテクスチャーを改善し、傷んだ皮フを再生することで肌を滑らかにしていきます。ニキビ跡の改善にはケミカル・ピーリングを併用することもありますが、専用レーザーのほうが、よりダメージの少なく高い効果が期待できます。

トータルなニキビ・ニキビ跡・毛穴治療 症状に合わせた徹底治療を行っている精美スキンケアクリニックのニキビ治療の特長としてあげられるのは、どんな症状のニキビにも適応した治療をできることです。さらにニキビだけではなく、ニキビ跡や毛穴治療なども同時(ニキビ跡や毛穴治療だけも可能)に行なえることがあげられます。

「どんな症状のニキビでも」というのは、進行中の白ニキビ・黒ニキビ、炎症を起こしている赤ニキビ・黄ニキビです。これは、皮脂の過剰分泌、毛穴の開き・汚れ、アクネ桿菌の増殖、炎症などといったニキビの原因そのものを総合的に治療することができるからです。

次回はニキビ・ニキビ跡治療の基本についてお話致します。

(C-6)アクネ桿菌や肥大した皮脂腺に直接効くPDTとフォトクリア

2010年04月15日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今週はアクネ桿菌や肥大した皮脂腺に直接効くPDTとフォトクリアについてお話します。

このフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波という基本パターンには、いくつものオプションがあります。なかでも、炎症性の赤ニキビや膿が出ている黄ニキビに対する治療効果が高いと患者さんから好評なのが、PDT(光線力学療法)とフォトクリアです。

フォトクリアは、近年話題となって一般にもかなり浸透してきているPDTと似た治療法で、まず患部に海藻から抽出した天然のクロロフィルの誘導体を塗り、毛穴のなかにまで浸透させます。そこにブルーライトと近赤外線を照射することで、毛穴のなかのアクネ桿菌や肥大した皮脂腺にダメージを与えてニキビの活動を抑えます。

また、フォトクリアにはコラーゲン生成を促進する効果もあるので、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波との相乗効果で、若返りや毛穴の引き締め効果も期待することができます。PDTやフォトクリアの治療は口コミでその効果が伝わっているようで、現在精美スキンケアクリニックでは、フォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の基本コンビネーションを受ける方の半数以上が、PDTやフォトクリアの治療をオプションとして希望されています。
 
また、最近になってフォトクリア治療と似た効果の期待できる、ホームケアキットが登場しています。実際にクリニックでフォトクリア治療を受けるほうが治療効果は高いのですが、手軽さを求めるならこうしたオプションをつけるのもよいでしょう。ケミカル・ピーリングはコンビネーション治療に有効です。ニキビ治療において、ケミカル・ピーリングの人気には根強いものがあります。精美スキンケアクリニックでは、ケミカル・ピーリングより効果が高いフォトフェイシャルアクネスとフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波やPDT、フォトクリアなどの治療がメインとなっています。

今週はここまでに致します。また来週お話致します。

第3章(3-7)男性型脱毛症は遺伝的体質から発症

2010年04月12日 | 3.男性型脱毛症(AGA)とその他の脱毛症
一時的な脱毛症

 前にあげた男性型脱毛症や女性のびまん性脱毛症以外にも、頭皮のトラブルや血流障害によって一時的に脱毛が起こる場合があります。

 急激に抜け毛が増えるなどの症状があれば、放置や自己流の判断をしないで、早期に専門医の治療を検討することをお勧めします。

○精神的なもの(過度のストレス)

ストレスをため込むと、食欲減退や睡眠不足、頭痛、便秘、下痢、肩こりなどいろんな症状が起こることがあるのはご存知の方も多いと思います。脱毛もまた、ストレスが原因となって起こることがあります。
 ヘアーチェンジレーザーや身体の免疫力を上げるための光線療法、薬を使った体質改善などで症状が好転する場合があります。

○血流障害によるもの(食生活の乱れや間違ったダイエット、鉄欠乏性貧血など)

食生活やきちんと栄養をとっていないと頭皮に栄養がいきわたらなくなり、毛の成長に必要な栄養分も不足します。特にヘアサイクルで、休止期になって抜け毛が起こり、次に新しい毛が生えるときに栄養が足りないと、次第に髪は薄くなっていきます。

(C-5) フォトフェイシャルアクネスと肌質改善のコンビネーション治療

2010年04月12日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今週はニキビ・ニキビ跡治療の基本的なモデル治療をいくつかご紹介致します。

ニキビには、症状の軽いものから重いものまであり、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの順に悪化していくという説明をしました。

実際にニキビ外来にいらっしゃる方の八割以上が、炎症性の赤ニキビや黄ニキビを発症していらっしゃいます。こうした炎症性のニキビ治療では、まずニキビの炎症を抑えることが大事になってきます。こうした炎症に対しては、フォトフェイシャルアクネスという、炎症の原因となっているアクネ桿菌の殺菌効果が高い専用治療器をメインに治療していきます。

この炎症性ニキビに効果的なフォトフェイシャルアクネスに加えて、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波を組み合わせた治療は、ニキビ治療の基本パターンの一つとなっています。フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波は、皮フの深部に熱エネルギーを与えることで新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させ、ニキビの原因となっている毛穴をふさぐ角栓を除去し、毛穴にたまった皮脂などの汚れの排出をうながします。また、新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させ、健康な皮フが本来持っている機能を高めることで、皮脂の過剰分泌などを抑えることができます。

さらに、フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波には、コラーゲンやエラスチンの産出をうながし、皮フの弾力を高めてニキビができる毛穴を引き締める効果もあります。フォトフェイシャルDEEP+ラジオ波治療を組み合わせることで、単にニキビ治療だけではなく、皮フの若返りや美容という効果を得ることもできます。このフォトフェイシャルアクネスにフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波を組み合わせる治療は、ケミカル・ピーリングや塗り薬治療ができない敏感肌の人でも治療可能な場合が多いので、ニキビで悩む敏感肌の人も一度カウンセリングを受けることをお勧めします。

ニキビで悩む敏感肌の方がフォトフェイシャルDEEP+ラジオ波の治療を受けて、敏感肌も改善されたという症例も数例あります。

来週はさらにもう少し深く解説致します。

(C-4)“トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム”とは

2010年04月12日 | C.最新のニキビ・毛穴治療プログラム
今週は精美スキンケアクリニックのオリジナル治療法“トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム”についてご説明致します。

精美スキンケアクリニックのオリジナル治療法“トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム”は、医療用レーザーや光治療、光線力学療法(PDT=フォト・ダイナミック・セラピー)を中心とした治療法です。この治療法では、ニキビ治療専用のフォトフェイシャルアクネスやフォトクリア、光線力学療法という、現代の最先端医療機器の利点を最大限に活かしつつ、患者さん一人ひとりのニキビの症状や肌質、体質、生活習慣、治療目的などに配慮して、最適な治療をトータルに提供できるという利点があります。
 
しかも、“トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム”では、現在発症しているニキビだけではなく、以前発症してできたニキビ跡の改善や、ニキビができにくい肌質や体質に改善する予防的治療も可能な、まさに総合的(トータル)なニキビ治療が可能となりました。

この“トータル・ニキビ・ニキビ跡・毛穴治療プログラム”は、十五年以上前から皮フ疾患のレーザー治療に取り組み、国内ではもっとも早い段階でニキビのレーザー治療・光治療を行ってきて臨床例を重ねてきたわたしが、「もっとも満足度が高いニキビ治療を追及」した結果生まれてきた、現代医療の粋を集めた最高レベルのニキビ治療です。実際の治療については、ニキビの症状や肌質、体質、患者さん自身の希望や治療目的などに応じて、さまざまな選択肢の中から「最適な治療」を選択していく「オーダーメイド治療」となります。

そのため、例えば、「二か月後の結婚式までに炎症を起こして赤く腫れたようになっているニキビを目立たなくしてほしい」という希望をもつAさんと、「長年苦しんできたニキビを完全に治療し、デコボコになっているニキビ跡も目立たなくしたい」と希望するBさんとではまったく異なる治療プラグラムが組まれることになります。実際の治療については、カウンセリングや診察を通して最適な治療の選択となるのですが、次に読者の皆さんにイメージをつかんでもらうために、基本的なモデル治療を何パターンか紹介していきましょう。

続きはまた来週お話致します。