切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

第5章(コラム)【トータル毛髪再生プログラム-脱毛を防ぐ正しいシャンプー法<手順編>】

2010年11月08日 | 5.トータル毛髪再生プログラム
それでは、具体的にシャンプー法の手順について、ご説明いたしましょう。


①まず、ぬるめのお湯を十分にかけて、シャンプーを付けずに指を立てるようにして(爪が頭皮に当たらないように)軽く洗い汚れをさっと洗い流します。


②シャンプーを手の平に取り、お湯で十分泡立てる。シャンプーの量が多くなり過ぎると頭皮への刺激が強くなります。頭皮に泡がいきわたれば十分です。シャンプーを髪に直接つけるのもやめましょう。


③泡立てたシャンプーを髪につけ、次頁のイラストのように指先で頭皮を優しくマッサージするように洗っていきます。


④シャンプーが残らないように、ぬるめのお湯でしっかりと洗い流します。このときも、ゴシゴシこすらないように注意しましょう。


⑤タオルでふくときもこすらないように、なでるようにして水分をとります。


⑥ドライヤーを近くから当ててかわかすのは避けましょう。自然乾燥が一番なのですが、ドライヤーを使うときは弱い出力にして遠くから当てるようにします。


⑦濡れてまだ水分が少し残っている状態で整髪しましょう。ブラシや櫛で毛髪を引っ張って抜いてしまわないように気をつけましょう。また整髪料も刺激が少ないものを選んでつけすぎないように注意しましょう。

第5章(コラム)【トータル毛髪再生プログラム-脱毛を防ぐ正しいシャンプー法】

2010年11月01日 | 5.トータル毛髪再生プログラム
【コラム】

毛症の発症や進行には、後に述べるように治療によって対処することができますが、発症や症状の進行を遅らせるためのシャンプー法について簡単に触れておきましょう。

まず、シャンプー法で大事なことは、強い刺激を与え過ぎないということです。
汚れを落とそうとして、シャンプーをつけすぎたり、強くこすりつけたり爪を立てたりすると頭皮を傷つけたり、抜け毛を増やしてしまいます。

また逆に、シャンプーを頭にかけて、泡だてるとさっと流すような洗い方では汚れやシャンプーが残り、これも抜け毛の原因となってしまいます。

次回は、具体的なシャンプー法についてご説明いたします。

第5章(5-3)【トータル毛髪再生プログラム】

2010年10月25日 | 5.トータル毛髪再生プログラム
都合2回に分けてご説明してきた「トータル毛髪再生プログラム」、いかがでしたでしょうか。

このブログでは、「トータル毛髪再生プログラム」の代表的なパターンとして五つのモデルを掲げておきましたが、実際の治療現場では治療経過を見ながら治療法を修正していくこともあります。

幹細胞抽出因子注入療法、ヘアーチェンジレーザー、育毛剤、それぞれの利点を活かして、その人にとって最大の満足を得ることを目標にするのが、「トータル毛髪再生プログラム」なのです。

第5章(5-2)【トータル毛髪再生プログラム】

2010年10月18日 | 5.トータル毛髪再生プログラム
さて、今回は前回に引き続き、トータル毛髪再生プログラムについて、お話しいたします。

改めて以下をご覧のうえ、読み進めてください。





●治療モデル3.は、体質的に薬が合わない方や、持病をもって治療中で薬を飲んでいて薬を使うのは避けたほうがよいケースを想定しての治療モデルです。

精美スキンケアクリニックでは、早くから育毛レーザーによる脱毛症(薄毛、禿げ)を行っていてノウハウも蓄積されているので、こうした薬を使わない治療を行うことも可能なのです。


●治療モデル4.は、幹細胞抽出因子注入療法を中心とした治療です。

薄毛が気になりだしてからまだ五年以内と日が浅いときや、以前他のクリニックで薬による治療を受けて効果があがらずに「育毛剤が効きにくい体質」である場合、幹細胞抽出因子注入療法で使われるグロスファクター(幹細胞抽出因子)の効果に期待して幹細胞抽出因子注入療法中心の治療計画を立てるケースです。幹細胞抽出因子注入療法で使う幹細胞抽出因子カクテルの調合は、血液検査をしその人に不足する栄養素を配合することも可能です。


●治療モデル5.は、ヘアーチェンジレーザー中心の治療計画の例です。

フィナステリド(プロペシア)とヘアーチェンジレーザーの治療は、コンビネーション治療で相乗効果が得られるケースも少なくありません。以前この治療を受けて脱毛症を改善した方の紹介で来院される方には、この治療プランを望まれる方が多いので、選択肢の一つのモデルとしてあげておきましょう。

第5章(5-1)【トータル毛髪再生プログラム】

2010年10月04日 | 5.トータル毛髪再生プログラム
「トータル毛髪再生プログラム」の治療バリエーション例

まず、こちらをご覧ください。

(図1)


5つの治療モデルを掲げてみましたが、細かく見ていていくとどのモデルも微妙に治療内容が異なっていることがわかります。
具体的に、ひとつずつ見ていきましょう。

●治療モデル1.は、男性型脱毛症治療の代表的なモデルです。

大きな治療効果を求める方には参考になるモデルです。実際の治療では治療の経過を見ながら、ある程度効果が出た状態になってから、投薬、幹細胞抽出因子注入療法、ヘアーチェンジレーザーなど個別の治療に切り替えていくこともあります。


●治療モデル2.は、更年期の女性のびまん性脱毛症を想定したモデルです。

これも高い治療効果と集中的な治療によって早期の治療港効果の発現を目的としています。
ある程度効果が現れたら、幹細胞抽出因子注入療法だけ、あるいはレーザー中心の治療に切り替えていくケースもあります。また、幹細胞抽出因子注入療法のときマイクロニードルとしたのは、頭皮の老化に対して刺激を与えることで新陳代謝を促進する効果を期待したものです。

次回は、治療モデル3、4、5をご紹介いたします。