今回は、乾癬の最新レーザー療法と複合レーザー療法についてお話します。
乾癬治療においても、体質的な原因や重症例や広範囲に病変が及ぶ場合などで、PUVA(プーバ)療法やナローバンドUVB療法でも望ましい治療結果を得られない患者さんもいらっしゃいます。
しかし、そんな難治の症例であっても、ハーバード大学皮フ科のウェルマン研究所で乾癬治療用に開発された最新のスキンリカバリーレーザー治療で治る場合が少なくありません。スキンリカバリーレーザーとは、最も治療効果が高く安全性もあるという308nmの波長を持っています。
レーザーなので、ナローバンドUVBを広範囲に照射するライトとは違って病変部だけに光線を照射することができます。また、ナローバンドUVBのライトと比較して百数十倍のピークパワーがあるため、短期間で治療効果が上がるケースが多いのです。
乾癬の複合レーザー療法
乾癬は合併症などを起こすケースや、症状が良くなったり悪くなったりするケースも多い皮フ疾患です。基本治療は、先ほど紹介したスキンリカバリーレーザーが適応する場合が多いのですが、合併症を起こしている場合や小康状態を保っている場合には、傷の治癒を促進する効果があるUVA1療法や低出力のナローバンドUVB療法などを併用することもあります。
私が10年以上、美容皮フ科の専門医として最先端の医療レーザーにたずさわってきた経験では次のような例がよくあります。
それはレーザー治療や光線療法では、一つの治療機器で治療効果が上がっても、ある段階で効果が出にくくなるときの治療です。そんな場合に、症状に合わせて別の種類のレーザーや光線療法、外用剤や内服剤を用いると最初に使ったレーザーとの相乗効果が出ることが少なくありません。
乾癬治療についても、この複合レーザー治療は高い治療実績を上げています。もちろん、レーザーや光線療法だけでなく、外用の軟こうや内服薬を併用することもあります。
ナローバンドUVBのライト療法だけでは、ほとんど効果が出なかった患者さんでもこの複合レーザー療法で治ることもあります。
次回は、光線療法の免疫強化による健康維持についてお話します。
乾癬治療においても、体質的な原因や重症例や広範囲に病変が及ぶ場合などで、PUVA(プーバ)療法やナローバンドUVB療法でも望ましい治療結果を得られない患者さんもいらっしゃいます。
しかし、そんな難治の症例であっても、ハーバード大学皮フ科のウェルマン研究所で乾癬治療用に開発された最新のスキンリカバリーレーザー治療で治る場合が少なくありません。スキンリカバリーレーザーとは、最も治療効果が高く安全性もあるという308nmの波長を持っています。
レーザーなので、ナローバンドUVBを広範囲に照射するライトとは違って病変部だけに光線を照射することができます。また、ナローバンドUVBのライトと比較して百数十倍のピークパワーがあるため、短期間で治療効果が上がるケースが多いのです。
乾癬の複合レーザー療法
乾癬は合併症などを起こすケースや、症状が良くなったり悪くなったりするケースも多い皮フ疾患です。基本治療は、先ほど紹介したスキンリカバリーレーザーが適応する場合が多いのですが、合併症を起こしている場合や小康状態を保っている場合には、傷の治癒を促進する効果があるUVA1療法や低出力のナローバンドUVB療法などを併用することもあります。
私が10年以上、美容皮フ科の専門医として最先端の医療レーザーにたずさわってきた経験では次のような例がよくあります。
それはレーザー治療や光線療法では、一つの治療機器で治療効果が上がっても、ある段階で効果が出にくくなるときの治療です。そんな場合に、症状に合わせて別の種類のレーザーや光線療法、外用剤や内服剤を用いると最初に使ったレーザーとの相乗効果が出ることが少なくありません。
乾癬治療についても、この複合レーザー治療は高い治療実績を上げています。もちろん、レーザーや光線療法だけでなく、外用の軟こうや内服薬を併用することもあります。
ナローバンドUVBのライト療法だけでは、ほとんど効果が出なかった患者さんでもこの複合レーザー療法で治ることもあります。
次回は、光線療法の免疫強化による健康維持についてお話します。