10月27日(木)に参議院議員会館内で
圏外避難者有志と東京災害支援ネットの共催による
「福島原発事故30キロ圏外避難者の支援と
完全賠償を求める院内集会が2時間にわたって
行われました。
東京災害支援ネット(とすねっと)は、
避難者を支援するために結成されたボランティア組織です。
相談活動、情報提供活動、生活支援活動被災地での活動などを
取り組んでいます。
東京に避難してきた世帯とともに生きていこうとの思いで
学習支援や母子家庭状態の親の相談相手、
バザー・チャリティーコンサートなどを取り組んでいる
「きらら星ネット」や
京都に避難している区域外避難者を支援している
「うつくしま☆ふくしま IN 京都~避難者と支援者のネットワーク」
などからの取り組み報告がありました。
とりわけ、区域外避難者が「自主避難」と呼ばれて、
支援をあまり受けられないという差別の実態が報告されました。
福島市やいわき市から避難してきた母親たちは
「避難は間違っていなかった。まだ、安心できない」
「安心になるまで東京に置いてほしい」と涙ながらに
支援を訴えました。
田村市から参加した3人は
5月に自主的に対策委員会を設置して、
自治体との交渉をしてきたが、
「国の指導なので」と責任を取らない自治体の姿勢を
嘆き、厳しく批判しました。
最後に、とすねっと事務局から
「30キロ圏外避難者の要望事項」として
「情報公開」、「完全な賠償と事故前の現状に回復すること」、
「『当初6カ月間は1人10万円、その後は1人1カ月5万円』を撤回して
大幅に上回る慰謝料の支払を」の提案がありました。
ジュゴンの保護者より
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