ジュゴン掲示板

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4か月連続ジュゴンの鳴音(大浦湾工事区域内K4地点) 沖縄防衛局はIUCNに調査資料の提出を!

2020年07月29日 | ジュゴンブログ

7月28日(火)に沖縄防衛局は第27回環境監視等委員会を開きました。
資料5「工事実施状況」の「ジュゴンの生息状況について」で、
大浦湾工事区域内のK4地点付近で2,3月につづいて、
4月は7日(うち2日は工事時間帯)、5月は10日間ジュゴンの鳴音が
確認されたことを明らかにしました。

(参考)6月15日ブログ「まずK4地点の食み跡の潜水調査と運搬船の夜間航行を中止せよ」
(参考)沖縄タイムス7月30日


議事録はまだ発表されていないので沖縄防衛局の見解は分かりませんが、
潜水調査を求める世論に押されて5月16日に潜水調査を行い、
水深20メートルのところにジュゴンの餌場ウミヒルモがあることが明らかになりました。
しかし、「(ジュゴンではなく)人工物の音ではないか」と逃げ口上を始めています。

私たちは防衛省交渉で幾度も、
「埋め立て土砂輸送船のエンジン音とジュゴンの鳴音の波長を比較すべき」
「ジュゴンが交信しにくいのではないか」など要求してきましたが、
「環境アセスの調査項目に入っていない」と防衛省は居直ってきました。
都合が悪くなると資料を隠したり、削除したりする安倍内閣ですから、
沖縄防衛局はジュゴンの鳴音など関係資料を、
国際自然保護連合(IUCN)など提出して検討すべきです。

 ジュゴンの保護者より




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