ジュゴン掲示板

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3/13-16春の沖縄ふたり旅 1日目

2014年03月25日 | 活動報告
3月13日~16日、6月のじゅごんの里ツアーの下見も兼ねてスタッフ二人で沖縄へ行ってきました。
はじめて出会った方、久しぶりの方、たくさんの方とお話したり、
新しい体験にワクワクしたり、とても素晴らしい旅になりました。
お世話になった皆様に、感謝感謝です。
少しずつ報告していきたいと思います。

13日の昼前、那覇空港に降り立つと、お迎えに来てくださったのは、
精力的に基地反対の取り組みをされている宮島さんご夫妻。
ずっとフェイスブックでやり取りしていましたが、お会いするのははじめて。
お昼御飯を食べながら、改めて自己紹介しあいました。


そのあと、宜野湾市の普天間基地へ。
おうちが基地フェンスのすぐそば、という赤嶺和伸さん宅の屋上に案内していただきました。
赤嶺さん宅の屋上ツアーは、もう100名を超えているとか。


滑走路がすぐそこに見えます。ちょうどKC130空中給油機が離陸準備をしていました。
左手奥、輸送ヘリの向こうにオスプレイの姿が
普天間第二小学校も基地のすぐそばです。
赤嶺さんに、2004年のヘリ墜落のとき、息子さんが沖縄国際大学校内にいらしたことや、
米軍機の訓練のことなど、いろいろお聞きしました。


赤嶺さんが取り組んでいらっしゃる、プロジェクトO(オバマ大統領へはがきを送ろう)の事務所へ。


赤嶺さんからご両親の沖縄戦体験をお聞きしました。
ともに子どもの頃、沖縄戦に巻き込まれ、お父さまは南へ、
お母さまはヤンバルに逃げられたそうです。
艦砲にやられそうになったり、日本兵に食べ物をとられたり、
当時の様子を、ご両親はしっかりと赤嶺さんに伝えられたそうです。
日本兵が、10代の子どもに、爆弾を背負わせて戦車に突っ込ませたことなど、
沖縄戦の実相を示しています。しっかり聞いておかねばと思いました。


最近は、県内の人出も、普天間基地がどんな経緯で出来たのか知らない人が
増えているし、ゲート前での行動に参加するのは、一般の人にはハードルが高い。
赤嶺さんたちはそんな状況を変え、問題意識を広げるためにと
「標的の村」上映会をどんどん企画されているそうです。
ゲート前アクションも、いろいろ工夫されています。


大阪で、メッセージを集めたバナーをお渡ししました。
とても喜んでもらえて、わたしたちもうれしいです

またお会いしましょうと名残り惜しみながら、事務所を後に、
沖縄市泡瀬のウミエラ館に向かいました。

宮島さんご夫妻とはウミエラ館でお別れ。
送っていただきありがとうございました


ウミエラ館には、去年の4月の浜下りのときに、干潮の干潟を訪問。
今年も、館長の屋良さんと写真家の牧志治さんに満潮の干潟を案内していただきました。
実はこの日は、「なんで沖縄やのに」というほど、さむ~い日でしたが、
意を決して、パンツをまくって海の中へじゃぶじゃぶ。


満潮といっても、泡瀬は浅く、ひざ下ぐらいまでの深さ。
曇り空でしたが、水はとてもきれいでした。
去年流れついたという、ど根性マングローブとも遭遇できました。
このときの様子、ウミエラ館のブログにも載せていただいています。
こちら→唐人おきち
ご案内ありがとうございました。


龍神の碑がありました。
左側は、米軍の泡瀬通信施設。
こんな天気の日にはやってくるというクロツラヘラサギの姿を探しましたが、
残念ながら見つけられませんでした。


沖に調査の船が出ています。
あのあたりを埋め立てる計画とか。
この生物多様性の海を埋め立てるとは、なんて愚かな行為でしょうか。


さて、場所をコザに移して、ディナー&いっぱい
牧志さんにコザのパークアベニューあたりを案内していただきました。
去年もコザのホテルに泊まったのですが、そのときは米兵に対して
厳しい夜間外出禁止令が出されていて、米兵の姿はほとんどありませんでしたが、
今回は、あちらこちらで、米兵の姿を見かけました。

軍隊で平和は作られないのだから、米国は基地をなくして、
米兵の皆さんも早くおうちに帰られることを願います。

朝、5時半に起きてから、スケジュールぎっしりの一日。
宮島さんに、「弾丸ツアー」と言われたこの旅。翌日もまだまだ続きます。

ZAN

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