ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

「海底ボーリング調査を中止させよ!」 沖縄県土木建築部海岸防災課へ要請のFAXを送りましょう。

2014年08月05日 | 基地と沖縄
・沖縄県の沖縄防衛局に対する辺野古「埋め立て承認書」には「留意事項」があります。    
 そこには「実施設計にもとづき環境保全、環境監視調査及び事後調査などについて詳細検討し
県と協議を行うこと」「特に外来生物の侵入防止対策、ジュゴン、ウミガメ等海生生物の保護
対策の実施に万全を期すこと」とあります。

・仲井真知事の年末の埋め立て承認自身は阻止できませんでしたが、この「留意事項」はジュゴン
の海を埋め立てさせない、沖縄県内外そして世界の運動の反映です。

・この間、日本自然保護協会などの調査によって、大浦湾のキャンプシュワブ近傍の海底において
 100本を超えるジュゴン の食み跡が発見されました。これは環境アセスメント評価書では報告さ
 れていなかった事実です。

・沖縄県は、沖縄防衛局の環境アセス評価書の大前提である「辺野古の海草藻場をジュゴンは利用
 していない」という結論を完全にくつがえす事実が明らかになったのですから、沖縄防衛局にあ
 らためてジュゴン保護策の提出をもとめなければなりません。そして合理的な保護策が示される
 までは、海底環境の大きな改変を伴う、海底ボーリング調査の中止を求めるのが当然です。

・しかし、所轄の沖縄県土木建築部海岸防災課は、現在何の対処も行っていません。
 自ら決めた「留意事項」に該当する事態が起こっているのに、なにもしないとは?!
「天に唾する」ものです。

・ぜひ沖縄県土木建築部海岸防災課に「沖縄防衛局に今すぐ海底ボーリング調査を中止させ、大浦
 湾の環境再調査を行い、ジュゴン保護策の提出をもとめろ!」の声を集めましょう。
 要請FAX用紙を作りましたので、ひとりひとりのメッセージも書き込んで、ぜひFAXしてください。

 要請FAX用紙はこちら