ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

6/19 出張授業@大阪市立総合医療センター

2013年06月23日 | ジュゴンブログ

入院している子どもたちが、少しでも笑顔で過ごせるように、
と活動されている、あそぼっくるという
ボランティアグループさんに、声をかけていただき、
大阪市立総合医療センターに、ジュゴンのお話をしに行ってきました。


幼児から高校生まで、たくさんの子どもたちが集まってきてくれました。
みんな治療中で、外で遊べないけど、元気いっぱいです。

まず、最初にジュゴンってどんな生きものか、お話ししました。
大きな体で、海にいるけど哺乳類だということ、
どうして、人魚のモデルだと言われているのか、
クジラよりゾウに近い仲間だということなど、
みんな熱心に聞いてくれました。


そして、ジュゴンの棲みかが、基地建設で壊されそうになっていること。
それを止めるために、やっている活動についてのお話し。

米軍基地のことを知っている子もいて、
「どうして沖縄には、そんなにたくさん基地があるの?」という質問も出ました。


実物大ジュゴンのバナーに、みんな「こんなに大きいの?」とびっくり。
ジュゴンを身近に感じてくれたようです。

最後に、「沖縄・うみさんぽ」という、辺野古・大浦湾の海の生きものたちの
映像を流しました。難しいお話には、ちょっとついていけなかった小さい子どもたちも、
他の子たちも、みんなこの映像は、じーっと見つめていました。
やっぱり、映像の力、生きものたちの存在感はすごいです。

入院している子どもたちは、よく本を読むし、パソコンで検索して
調べものもよくしているそうです。ジュゴンのはなしが、心のどこかにひっかかって、
自分たちで、いろいろ調べてくれたらうれしいなと思いました。

最後まで話を聞いてくれた子どもたち、保護者の方、病院のスタッフの方、
そしてあそぼっくるさん、ありがとうございました。

ZAN