ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

沖縄報告会

2008年11月13日 | ジュゴンブログ
 11月10日(月)夜、那覇市内で「IUCN勧告・沖縄報告会」をしました。



小雨降る中、心配されましたが、ジュゴン保護に熱心な人々が参加されました。
会場にはスペイン・バルセロナの国際会議場前の木々に結んでアピールした「2010年国際ジュゴン年」バナー(横断幕)を飾りました。



報告会は、海勢頭代表が三度目の勧告の取り組みと反応を伝え、



花輪さん(WWFジャパン)からはIUCNの役割と勧告の意義について、



吉川さんからはボン条約のジュゴン保護覚え書きと国際的なジュゴン保護の広がりについて報告しました。



 参加者からは、2010年生物多様性条約とボン条約のジュゴン覚え書きについて、
国会請願署名の進め方について、勧告をどのように活用するのかなど実践的な質問が数多く出されました。



 報告会の終了後、参加者から「IUCN勧告の履行を求める国会請願署名を持って帰って署名を始めるから頑張って」との激励する声が返ってきました。

  ジュゴンの保護者より

記者会見

2008年11月13日 | ジュゴンブログ
  11月10日(月)午後、沖縄県庁記者クラブでIUCN勧告報告の記者会見を行いました。



詳しくは、琉球新報(11月11日朝刊社会面)や、
QAB琉球朝日放送 WWFジャパンが政府に 勧告尊重し行動をを参考にしてください。



 今回の遅ればせながらの記者会見は、仲井真県知事やメイヤ在沖米総領事がIUCN勧告の内容で環境アセスメントだけを取り上げ、
しかもゆがめた内容を紹介したので沖縄の人々に正しく伝えるために行ったものです。



 記者会見では、2010年生物多様性年にジュゴン保護が」位置づけられたこと、
IUCNが自ら過去二回の勧告を踏まえて沖縄ジュゴン保護に取り組むこと、



ボン条約の覚え書きが2007年に結ばれたようにジュゴン保護が国際的な流れになっていること(11カ国参加)、
ジュゴン訴訟をふまえて日米共同の環境アセスメントなどについて明らかにしたことで、記者の皆さんから多くの質問が出されました。


第10回満月まつり

2008年11月13日 | ジュゴンブログ
11月9日(日)夕方から沖縄県名護市瀬嵩の浜で第10回満月まつりが、二見以北十区の会、ジュゴン保護基金委員会、
ジュゴン保護キャンペーンセンターなどによる実行委員会の主催で開かれました。



「新基地ではなくジュゴン保護区」を求める人々だけでなく、泡瀬干潟を守る人や高江にヘリパットを造らせない闘いを担っている人など多くの人々が集まりました。
舞台では海勢頭豊バンドや、まよなかしんやさんなどミュージシャンの歌やフラダンスなど楽しい雰囲気で連帯感が深められました。



舞台周辺には焼き肉や沖縄そばなど模擬店や、大浦湾の自然をアピールした写真展が所狭しと展示されていました。
海勢頭豊さんはスペイン・バルセロナでのIUCN世界会議の模様などを語りながら、新曲サンを歌い会場を盛り上げていました。



地元で頑張る人々との交流から私は頑張る力をもらい、近々の再開を約束しました。

       ジュゴンの保護者

平和市民連絡会総会での講演

2008年11月13日 | ジュゴンブログ
  11月9日(日)午後、平和市民連絡会第6回総会が沖縄県那覇市内でありました。連絡会からの要請で、IUCN第4回世界自然保護会議(スペイン・バルセロナ)で採択された勧告「2010年国連国際生物多様性年におけるジュゴン保護の推進」について吉川さんが講演をしました。

 現地で配布したチラシやIUCN報告特集の今号ニュース、記者発表資料などを参考に積極的な質問が出されました。講演と論議を通して、三度目の勧告の意義、とりわけジュゴン保護覚え書きや2010年10月国連国際生物多様性年にむけた運動展開のイメージが共有されました。また、総会では自然保護団体との連携の強化などが論議されました。