ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

今年も ぶどうの木保育園に 出張授業に行ってきました

2024年06月16日 | ジュゴンブログ
こんにちは
今年もぶどうの木保育園に出張授業に行ってきました
暑~い日でしたが、子どもたちに元気をいっぱいもらいました

京都にあるぶどうの木保育園では、年長さんは夏に沖縄へ平和キャンプに出かけます
日々の園での取り組みで、沖縄のことを学んだり、泳ぎを練習したり
着ていくおそろいのTシャツを作ったりと様々な準備が進められています
子どもたちはジュゴンのことをよく知っていて大好きです

平和キャンプ前の取り組みの1つとして、6月13日に出張授業でジュゴンのお話をしてきました

最後に記念撮影、は~い、みんなこっち向いてね~、パチリ


まず最初は“おきなわってどんなところ?”と
植物や動物や自然のこと、食べ物のことをお話します
ウミガメやヤンバルクイナの写真に「わぁ~」と声が上がります


そして“ジュゴンって知ってる?”とじゅごんのあれこれをお話します
ジュゴンのお鼻は、海に潜っている時は閉じてるんだよ
息をするときは海面に顔を出してお鼻を開くんだよ
こどもたちは、え~とびっくりしながら楽しそうな顔になってきます


それからジュゴンクイズ
正解しても、しなくても、なんだか嬉しくてみんな大騒ぎです
そして、沖縄のジュゴンがたいへ~ん
ジュゴンの棲む海を埋め立てて、基地が造られようとしているの
ジュゴンやウミガメやたくさんの生きものたちがいきられなくなっちゃうよ
とお話します

けれど、海を守ろうとがんばっている人たちがたくさんいるんだよ
辺野古の海がホープスポットに選ばれたんだよ
そうお話すると、“ホープスポットーーー”と大きな声で応えてくれました


前回に続き、今年もAKAYのメンバーが参加してくれて
ジュゴンのことを知っているフィリピンの子どもたちのことを話してくれました
フィリピンの子どもたちがダンスを踊っている動画を観ながら
ぶどうの木の子どもたちが一緒に踊ってくれました


お話のおわりに、ジュゴンの折り紙とシールを配りました
喜んでくれてよかった~

お返しに「ぼくらのこころといのちとへいわ」を歌ってくれました
一生懸命のお歌に、元気いっぱいもらいました
ジュゴンが大好きー、という子どもたちに
基地のない自然豊かな ジュゴンが棲む海を残したいです

HopeSpot(ホープスポット)希望の海
子どもたちが未来への希望
















毎月15日はジュゴンの日

2024年06月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 明日は沖縄県議選挙ですね お天気大丈夫かな?

 

梅雨前線停滞の影響なのか沖縄は大雨でいたる所で冠水しているそうですお気をつけて!
 晴れ渡った海と空もうすぐだ

   

本土ではツツジからアジサイへと道々の彩りが変化しております
 梅雨入りはだいぶ遅れている模様です 猛暑日きてます
 


もうすぐ6月23日 今年も慰霊の日やってきます 教訓つないでいこう

2024年6月8日 AKAY総会に参加しました(報告)

2024年06月09日 | ジュゴンブログ
こんにちは
紫陽花が見頃ですね。
最近は種類が増えて、いろいろな紫陽花が咲いていますね
6月8日にAKAYの総会に参加してきましたので報告します

AKAYとは:フィリピン・マニラの貧困地域の子どもたちを支えるAKCDF(アバカダ・カユマンギ地域発展基金)を支援し
交流を続けている市民団体です。ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)とも交流があります。

総会は、フィリピンとZOOMでつないで開かれました






フィリピンABAKADAのポール・ガランさんから
フィリピンの政治情勢と民衆の運動について報告がありました
「米軍は日本とともにアジアにおけるプレゼンスを強化しており、フィリピンを軍事防衛と戦争演習の足掛かりにしようとしています。
 これに対し、フィリピンの市民運動はPINAS(国家主権のためのフィリピン人連合)を結成しました。
 PINAS議長のシンブラン教授は「ベトナムの外交政策:ASEANモデル」と題した論文の中で次のように述べています。
 米国と中国という二大超大国の競争が激化し、対立が激しくなるこの時代において、フィリピンのような小国は
 大商人と戦争屋の争いに巻き込まれることなく、どうやって自分の道を進んでいくべきなのか。」

「2019年のベトナム国防白書によると、4つのノーは以下の通り。
 第一に、二国間であろうと多国間であろうと、他国に対する軍事同盟を意図してはならない。
 第二に、ある国を他の国に対して支援しないこと」
 第三に、他国に対抗するために外国の軍事基地を使用したり、国土をしようしたりしないこと。
 第四に、外交関係や意見の相違や紛争の解決において、武力の行使や武力の行使の威嚇を行わないこと。」
(日本の防衛白書とは大違いです、、、)

「ASEAN諸国の人々と政府は1971年東南アジア平和・自由・中立地帯宣言(クアラルンプール宣言)と
 1995年東南アジア非核兵器地帯条約を制定しています。
 グローバル資本主義と軍事主義を通じてアジアや世界中の国民を搾取する権力
 (米国、日本、中国)に強く反対しましょう」(抜粋、要約)と締めくくられました。

聴きながら身につまされる、いたたまれない思いがしました
だからこそ、まずは政権交代をと強く思います

SDCCが作成した動画がフィリピンABAKADAでの平和教育セミナーで役立っていると聞き
とても嬉しくなりました。
どの子も私の子の精神で活動されているABAKADAで、こどもたちは元気に成長しています
卒園式の様子を観せてもらい、元気をもらいました
子どもたちは未来への希望

動画はこちら「辺野古の海はHopeSpot希望の海」


ガザのことを思い、即時停戦をと訴えたり
気候危機の影響も受けているというお話もありました

草の根でつながることの大切さ
グローバルな視点を持ち、足元で活動することの重要性
をあらためて実感しました

つながりましょう





公開しています!第1回~第7回ジュゴンオンラインセミナーアーカイブ

2024年06月05日 | ジュゴンブログ
ジュゴン保護キャンペーンセンターは、ジュゴンの海、やんばるの森を守ろう!と
連続オンラインセミナーを実施し、各回参加費500円で視聴を呼びかけていますが、
配信から時間が経ったセミナーアーカイブを無料公開することにしています。

以下、第1回~7回のオンラインセミナーのアーカイブのご案内です。
どのセミナーも貴重な情報満載の良いお話しです。
ぜひご覧ください、そして広げてください

第1回 2022年4月17日 
ジュゴンの棲む海はHope Spot「希望の海」
講師:安部真理子さん(日本自然保護協会)
   吉川秀樹さん(SDCC国際担当、Okinawa Environmental Justice Project)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/6EdQQfi_VzU

第2回 2022年7月30日
アキノ隊員に聞く 世界自然遺産やんばるの森に、今も残る米軍廃棄物
講師:講師:アキノ隊員(宮城秋乃さん 蝶類研究者)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/pp0Ab77Fv4U

第3回 2022年10月9日 
ジュゴンの海とやんばるの森を守るための国際的取り組み
講師:吉川秀樹(SDCC国際担当、Okinawa Environmental Justice Project)
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=zgh6xQuVmBg

第4回 2023年1月22日
FAS汚染が問うているもの
講師:桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/L452NOVKxTs

第5回 2023年6月11日 
辺野古埋め立てをめぐる住民の訴訟
講師:浦島悦子(ヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表、フリーライター)
YouTube配信アドレス  https://www.youtube.com/watch?v=tZ7cDpMW6mI

第6回 2023年10月15日
ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に
講師:向井 宏さん(北海道大学名誉教授、海草生態系の群集生態学とジュゴン研究者)
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=VymIzpdGm6U

第7回 2024年2月18日
「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」
講師:佐喜眞道夫さん(佐喜眞美術館館長) 
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=cZdxaSwEJNg

ちゃんぷるニュースVol.134・5月号を発行しました❣

2024年05月30日 | ジュゴンブログ
こんにちは
紫陽花が咲き始めています
季節のお花を楽しみたいですね

ちゃんぷるニュースVol.134 5月号を発行しました
内容を少しご紹介します



CONTENTS
巻頭言 「埋め立てやめて、ジュゴン保護区を!」

2-3面 情勢 武力ではなく外交で~命どぅ宝こそ日本の針路~
       HopeSpot大浦湾を自然共生サイトに登録を
       ホープ・スポット辺野古・大浦湾を守れ!世界自然遺産を守れ!国際担当からの報告

4-5面 活動報告 4/12防衛省・環境省と交渉しました~「辺野古が唯一」は崩れています
         アースデイTOKYO2024に参加しました
         GAMA月桃の花 4・28上映会に参加しました
         5/12ピースフェスタInおおさか2024 に参加
         私たちは忘れない!米軍属女性殺害事件から8年!

6-7面 交流広場 「全基地撤去を」市民、定期的抗議へ ー 嘉手納基地ゲート前
     報告   じゅごん茶話会で 街頭行動しています!
     こらむ・コラム 龍宮神とジュゴン
     わんさか通信★ジュゴンのわ

8面  インフォメーション
    3/23 総会報告 など

巻頭言の「世界中で戦争状態が多くなり、目を覆いたくなる映像が毎日のように流れて
私たちの心を痛めつけています。戦争の準備ではなく、平和な国家作りこそが、大事だと思います」
に深く頷きます。

情勢の「チムグクル(心の底からの思いやり:沖縄方言)の闘いがミサイル基地化を揺るがす」で報告されている
うるま市石川の自衛隊訓練場整備計画を白紙撤回させた闘いは、私たちを励ましてくれます。

国際担当からの報告は展望を感じます
UNEP(国連環境計画)とボン条約により設立された「ジュゴンの覚書」機構が
Dugong Status Report2024年版を発行します。SDCC国際担当として報告書作成に関われたことは有意義だった。
これまでの国際的な取り組みの積み重ねが、今回の報告書が新基地建設問題を正面から取り扱っていることにつながっている
また、ドイツ・ベルリンを拠点とするWorld Heritage Watchが発行するReport2024年版に報告文を提出、3度目掲載となる。
日米地位協定を踏まえた枠組みではなく、世界遺産条約そのものに基づく日米協力の枠組みを提案している。(抜粋)
ぜひお読みいただきたい内容です。

その他、4,5面は様々な活動報告、6,7面はいろいろな視点からの内容です
わんさか通信★じゅごんのわは、今回で連載終了になります。

会員の方にはもうすぐ届きます。
ご意見、感想などお知らせいただけたら嬉しいです

会員でない方は、この機会にどうぞ購読会員へ

新規購読会員募集中です
ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動は
皆さまの会費やカンパによって支えられています
どうぞ購読会員(会費2000円)になって活動を支えてください
年6回、ちゃんぷるニュースをお届けします
ジュゴンを守る一人になってくださると嬉しいです

入会方法は⇒こちらから 
どうぞよろしくお願い致します。


2024・5月のじゅごん茶話会の報告です

2024年05月25日 | ジュゴンブログ
こんにちは
沖縄は梅雨入りしたようですね
直前に沖縄に行ってましたが、あちらこちらで月桃が咲いていました

キャンプシュワブゲート前の座り込みテントの横で咲いていた月桃の花

5月23日(木)にじゅごん茶話会を開きました
初めて、久しぶりの方が参加してくれてにぎやかでした
今回はゲストをお迎えして、「与那国島訪問報告」をして頂きました

まずは、いつも通りに辺野古の近況などをシェアしました
・辺野古のゲート前では毎日座り込みの行動が続けられています

・安和・塩川では、辺野古を埋め立てる、土砂搬出のトラックを止めようと牛歩行動が続いています
辺野古新基地建設を早く止めたいです

・グッドニュースです
【速報】辺野古「裁決」取り消し訴訟 二審で住民の原告適格認める 那覇地裁に差し戻し 2024年5月15日沖縄タイムス
原告適格が認められた判決は画期的です。今までは門前払いでした
実質審理が行われることを期待します
辺野古で出会った浦島さんは「これからがたいへん」と言われました
皆で支援していきましょう

陸自石垣駐屯地で初の公道訓練 隊員30人が出発 「行軍 戦争の道」と書かれたプラカードで抗議する人も【動画あり】2024年4月24日 沖縄タイムス 
まるで戦争前夜の様相です。ここまで、、、進んでる

オランダ軍が県内で訓練 北部訓練場で米軍の日程に参加 識者「日米安保条約違反が常態化している」2024年4月28日沖縄タイムス
驚きのニュースです。知ってましたか?
そもそも外国軍が我が物顔で訓練している状況、、、
容認していたらだめですよね

そして、最近の気になるニュースをシェア

AIドローン「群れ」で攻撃…の記事
最新の人工知能(AI)を使って、、、
人の指示なしで自律的に動く、、、
映画…ではなく、現実…おそろしい
戦争の先にどんな未来が見えるというのか


米の大学で学生たちの抗議のうねり
日本の大学にも波及している
声を挙げると、行動すると、社会は動く
自分のいる場所で Take Action


環境省がマイクを切った、、、
何十年もの苦しみや悲しみ、訴えをたったの3分で聴けるというのか
この国の在りさまが悲しい
環境省の存在意義は?国って何?

どれもこれもしっかりと向き合うべきことだと思う

お茶タイム、沖縄土産と差し入れのお菓子とコーヒーでひと息
後半は「与那国訪問報告」です

3月に与那国島に行ってこられたKさんのお話を聴きました



一番印象に残っていることはと聞くと
「与那国馬やね~」、「与那国島は与那国馬の島やね~」と
与那国島では馬たちが自立して生きている、半野生なのです
なんだかすごい
そんな島で住民も自立心旺盛に暮らしてられる
2005年につくられた「与那国自立へのビジョン」がすてきです


そんな島に2016年から自衛隊配備が強行される。住民を分断して。


空港拡張計画、自衛隊駐屯地、ミサイル基地建設、軍港計画、、、
軍港計画では、比川港湾整備として、琉球列島最大級の湿地帯を掘削する計画です
たくさんの生きもの、希少種が生きている湿地帯を壊してしまう計画です
またしても、ほんとに愚かなことが強行されつつあります







資料や写真を交えてのお話、聞くことができて良かったです
知ったら、さあ、何かできることを、です

じゅごん茶話会のメンバーたちで、6月に与那国島に行きます
自分たちの目で見て、お話を聴かせて頂きます
その報告会を8月4日(日)14時~ドーンセンター中会議室3で開きます
どうぞご参加ください
詳細は追って、ブログにアップします

最後に、それぞれ一言感想などシェアタイムです
Hさんが教えてくれた「兵戈無用(ひょうがむよう)」が心に残っています
浄土三部経のひとつ「無量寿経」に出てくる言葉
兵も武器も用いることなしという意味

そんな世界を目指していきましょう

 次回のじゅごん茶話会は 7月11日(木)14時~ ドーンセンター小会議室1
    その次は、8月4日(日)14時~ ドーンセンター中会議室3 
         与那国島、石垣島、沖縄島訪問報告会を開きます





毎月15日はジュゴンの日

2024年05月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

 

 5月15日沖縄は本土に復帰して52年となりました 基地負担の現状は変わらず・・
いつも思うのですが絶景地にこそ基地がありますよね 残念です 共有してほしい景色がそこにはある

 

 4月28日は「屈辱の日」沖縄は日本から切り捨てられ27年間アメリカの施政下に置かれました
慰霊の日と同じく4.28行動をライフワークにしている SDCC代表海勢頭豊さん
 今年は地元の西原町で映画 GAMA月桃の花上映会&歌とトークの講演をされました

 

撮影秘話など次号ニュースに掲載しております 

 

 いつも上映会に 本物の月桃が飾られているんですよ
今回の月桃は葉っぱに素敵な斑入りでした 珍しい~と聞いてみると 海勢頭さんのお庭から摘んできたそうです

   

そして同じ4/28
 うるま市の雑木林の入り口に献花台が設置されています

 

本土復帰後も基地があったからゆえ起きた事件がなくなりません。
 繰り返してはならない 風化させてはいけない ごめんね‥その想いを繋いでる人がいます


 
 

2024・4月のじゅごん茶話会の報告です

2024年04月27日 | ジュゴンブログ
こんにちは
春は足早に過ぎ、なんだか夏になったような
やっばり地球温暖化、いえ気候危機か・・・

こんなニュースが
スイス政府に人権侵害判決 欧州人権裁判所「気候変動から市民守らず」 (朝日新聞2024年4月11日)
「この裁判ではスイスの女性ら2千人以上で作る団体が
気候変動の影響を緩和する十分な行動をとらなかった政府の「怠慢」は
自身の健康に深刻な害をおよぼしかねないと主張
欧州人権条約第8条に反すると訴えていた」(抜粋)
すごいなー


アースデイ東京、代々木公園のベンチで、ジュゴン

4月25日(木)にじゅごん茶話会をひらきました
まずは、辺野古の近況をシェア
辺野古新基地反対への決意を新たに 名護市で「県民大集会」 結束の力を再認識 玉城デニー知事も訴え 2024年4月15日沖縄タイムス
「代執行に抗議する「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集会」が14日、名護市の瀬嵩海岸で開かれた。
玉城デニー知事も出席し「辺野古の新基地建設は絶対に認めない、
沖縄を二度と戦場にさせないという願いは未来の子や孫に対する最大の責任」と訴えた。」

「ジュゴン調査規模縮小を」辺野古の環境監視委員会が提言
環境保全、ジュゴンの保護策を指導する立場の環境監視等委員会が
防衛省にジュゴンの生息調査の規模を縮小するように助言

「ジュゴンが琉球列島の広い範囲で生息」 環境研、学術誌に掲載 2022年に2カ所でふん見つかる 2024年4月6日沖縄タイムス
「一般財団法人・県環境科学センター総合環境研究所の小澤宏之所長らは5日、
国の天然記念物ジュゴンが現在も琉球列島で広範囲に生息していることを裏付ける論文を
学術誌「Scientific Reports」に掲載した。
小澤氏は「世界に対して、沖縄でのジュゴンの生息を知らせる意義がある」と語った。」


(2024年4月13日 朝日新聞夕刊)

ジュゴンがいたら困る人たちが、ジュゴンの生息調査を縮小しようとしているけれど
ジュゴンの糞が見つかって、ジュゴンが広範囲に生息していることがわかっている
ジュゴンは生きてるよー

そして、4月12日の政府交渉の報告をしました



伊波洋一議員が環境省交渉に参加してくださいました
大椿ゆうこ議員が顔を出して下さいました


防衛省、環境省が要請書の回答として出してきた資料です
適切に対応してまいります、差し控えます、努めてまいります、などの官僚答弁ですが
SDCCは言うべきことを言い、追及することは追及し、情報収集しています
その1つ1つの積み重ねがとても重要なのです
詳しい交渉内容は こちらをどうぞ

そして、4月13,14日アースデイ東京参加報告を



たくさん人が集まるイベントで、ブースを出し、リーフレットを配り、署名を集めて情報発信しました
代々木公園のメインステージでアピールできました
そして、なんと加藤登紀子さんに出会い、写真をパチリ
がんばりました

そして、最近の新聞記事をシェア



米軍基地の負担を沖縄に負わせ続けているのをどう考えるのか、、、全国知事にアンケートがされました
どんどん、なし崩し的に強行されている軍事化にどう抗うのか
日々、問われていますね

お茶タイムをして
後半は、伊江島わびあいの里の資料を使い

花は土に咲くから、「2023年3月伊江島と石垣島を訪ねて」を読み合せました
読みながら思うのは、まだまだ知らないことだらけということ
権力や不条理に抗い続けた先人たちのことを知るたびに
勇気と希望を見出します
長い歴史の大きな流れの中で、先人たちの努力に励まされながら
それらをふまえながら、今、何ができるのかじっくり見据えて
微力でもできることをしていきたい

そして、最後にKさんからAKAYの活動報告をしてもらいました






動画を通してのフィリピンのABAKADAの皆さんとの交流は
いつも楽しく元気いっぱいになります
フィリピンではなかなか知ることができないガザの状況をKさんたちは伝え
それに応えてフィリピンからガザへの連帯、平和のバナー作成などの報告が返ってきました
小さな集まりでもつながっていることの大切さを感じます

Yさんは原発問題のいろいろな取り組みを教えてくれて
Hさんは「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」の映画紹介をしてくれました

今回も充実した時間だったなぁ

次回は、5月23日(木)14時~です
3月に与那国島と石垣島を訪れた方からお話をお聴きします



4月12日政府交渉(防衛、環境)の報告

2024年04月16日 | ジュゴンブログ
   伊波洋一議員とともにHOPE SPOT大浦湾を守る(バナー)


毎年4月、11月に政府交渉。今年は4月12日から始まりました。

防衛省には
「軟弱地盤の改良の実現性について米国政府は了解しているのか」と更に追及。
 軟弱地盤改良工事は日本政府の独断であると昨年来批判してきましたが、
 昨年9月、在日米軍幹部が「辺野古新基地建設工事に懸念」を示したことからも
 明らかです。(参照:昨年12月1日政府交渉報告

環境省には
「30by30」海洋保護区の実現に向けた環境省の姿勢を
具体的に明らかにさせることでした。

(防衛省交渉)
1.沖縄防衛局の環境監視等委員会が環境保全の役割を果たしていないと追及しました。

昨年4月、沖縄県が辺野古近隣の久志海域でジュゴンの糞を発見。
今年4月、沖縄県環境科学センター小澤所長らが英国科学雑誌(Scientific Reports)に、
論文「ジュゴンが琉球列島に生息している科学的証拠」を公表。
一方、環境監視等委員会の海生哺乳類関係委員3人は
同雑誌に論文「沖縄ジュゴン絶滅」を21年5月に投稿、
私たちの批判で「ジュゴン絶滅論文を修正」しています。(参考:22年4月16日ブログ)

この環境監視等委員会が3月19日(第46回委員会)で、
「ジュゴンの生息が確認されなくなったので」と、
「ジュゴンの生息調査を縮小する」(琉球新報3月20)ことを助言しました。

琉球列島で最大のジュゴンの餌場、海草藻場が密集している辺野古大浦湾を破壊することはジュゴンを絶滅に追い込むことになります。
2月22日沖縄県が沖縄防衛局に「ジュゴン調査の拡充」を要請しています。
事業者責任ある沖縄防衛局の横暴を許してはなりません


2.「軟弱地盤の改良の実現性について米国は了解しているのですか」との
厳しい追及に「答えられない」との本音を漏らしました。

軟弱地盤の改良工事の結果、陸海にわたる滑走路が「不同沈下」で1cm以上の誤差が起こると
軍用滑走路としては認められません。だから、在日米軍幹部も「懸念」を示しているのです。
軟弱地盤改良工事の結果がでない限り、米国政府が了解するはずもありません。

在日米軍司令部が懸念を示しているもう一つの理由は、
普天間飛行場移設条件である「緊急発着する固定翼機の代替滑走路を県内で選定する」対象が
明らかになっていないからです。防衛省はこのことについても明らかにしませんでした。


(環境省交渉)
1.生物多様性家戦略30by30の具体化について
 ①国立公園内の海洋公園地区を倍増し、保護地域の管理の質の向上を図る
 ②OECM候補海域の抽出・検討を進める
 としています。
 しかし、OECM認定一覧では海域が少ない理由については
「沿岸域の管理に係るステークホルダーの状況が一般的には分かりづらいので
 関係者の意見を聞いてから」に止まっています。

2.沖縄県が「おきなわ戦略」(2010~20)の行動計画で
「海洋保護区の拡充を検討」。今、「改訂版」の作業に入っています。

 今年2月、私たちは沖縄県知事に
 ①「改訂版」の検討を公開すること
 ②HOPE SPOT大浦湾を自然共生サイトのOECMに申請すること
  を提言しました。

 2月22日沖縄県議会の代表質問で山内末子議員(てぃーだ平和ネット)が、
 上記2点を質問しましたが「2024年度中にめどを出す」との答弁に止まっています。

 そこで、「環境省は自治体の取り組みにどのように援助するのか」と追及。
 自然環境計画課長補佐から「技術的な助言など全面的に協力する」と回答を引き出しました。

3.やんばるの森を真の自然遺産にするために、
 自然資源管理計画2024版の作成と
 「在日米軍、環境省と地域社会とのパートナーシップを早急に進めるべきだと追及しました。

 伊波洋一議員からは「米国政府は日本環境管理基準を守ることを在日米軍に指示している。
 だから在日米軍は日本の自然を守らなければならない」
 「環境省は在日米軍に日本環境管理基準を守らせるべきだ」と叱咤激励しました。

 防衛省、環境省に交渉で明らかにされなかった点などについては再質問を出しました。
 2週間後には文書回答があると思います。

 (ジュゴンの保護者より)

毎月15日はジュゴンの日

2024年04月14日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

    
 
旧暦の3月3日沖縄では浜下り(ハマウリ)といい海水で手や足を清め健康を祈願したり豊漁を願ったりします

     

海勢頭豊代表の生まれ島平安座島では3日間龍宮祭が行われます 行ってきました

  

正午過ぎ自治会館をタマンやタコ、カメのみこしで道ジュネスタート 儀式を行うテントに到着 いたー豊さん神役です

  

ギャラリーも沢山集まってきました 神女に魚をささげ島民の無病息災などを願う「トゥダヌイユー」です

  

高級魚のタマンとマクブをもりで突き刺す舞を披露 太鼓や三線カチャーシで盛り上がります

 

記念撮影タイム

  

お次は海まで道ジュネ みこしの担ぎ手は地元の中学生 この日は午後は学校はお休みになるそうです

 

小学生は大きな声で「ワッショイワッショイ」

 

海に付きました 目指すは目の前の岩礁「ナンザ」です

 

レッツゴー みこしも担いでジャブジャブ 引き潮にあわせて・・・

 

・・・思ったより深いぞ ももまで浸かってるぞ

 

あぁー疲れた カメさん背中に乗せてちょうだい

   

まだまだ、見晴らしのいい頂上を目指すのだ 島の発展を願い祈願とお祝いの舞を披露します

 

ここでもカチャーシー

 



私も辺野古をはじめ沖縄の海の自然が守られ ジュゴンが戻ってきますように
 そして龍宮神の化身にちがいない豊代表の益々の健康を祈願

 

帰りも頑張って海歩くぞー

   

海岸沿いを少し歩いた先にある 龍宮神=ジュゴンを祭る祠へご挨拶によろしくお願いします

 

自治会館に戻り 仮想大会やら宴は続くのであった・・・(皆さん元気だなぁ