第3弾リメイク「続たまお、キミカVSふうた、ネネ8」
「何で、ユリ編がいい線言ってるんだよ」
ふうたがネネとの話しを終えると、
いきなり、たまおの方を見て偉そうに訊く。
「狂信がテーマなら、
いい線いってるだすよ。
まさに狂信そのものだすよ」
「ユリ編に欠点があるのは
知ってるだろうに」
「欠点は認定されているどの伝説にもあるだすよ。
それはしょうがないことだすよ。
今は恐怖の話しだすからなあ」
たまおはにやにや笑う。
「じゃあ、はっきり言うぞ。
ユリ編の致命的欠陥は
邪心を持った者の祈りを実現させてしまうことだ。
いいか、
カミサン伝説で
邪心を持ったものの祈りを実現させる
ということは絶対に許されてはいけないんだ!」
「だすが、
ユリ編の主人公は
バチがあたって死んでいるじゃないだすかあ。
邪心を持ってカミサンに祈るとバチがあたる。
それに、
狂信!
いい線いってるじゃないだすか」
たまおはまたにやにや笑う。
「盲目の少女の話はどうなるんだよ。
すっとぼけんなよ!」
ふうたはたまおを見て、
笑い返した。
(続く)
「何で、ユリ編がいい線言ってるんだよ」
ふうたがネネとの話しを終えると、
いきなり、たまおの方を見て偉そうに訊く。
「狂信がテーマなら、
いい線いってるだすよ。
まさに狂信そのものだすよ」
「ユリ編に欠点があるのは
知ってるだろうに」
「欠点は認定されているどの伝説にもあるだすよ。
それはしょうがないことだすよ。
今は恐怖の話しだすからなあ」
たまおはにやにや笑う。
「じゃあ、はっきり言うぞ。
ユリ編の致命的欠陥は
邪心を持った者の祈りを実現させてしまうことだ。
いいか、
カミサン伝説で
邪心を持ったものの祈りを実現させる
ということは絶対に許されてはいけないんだ!」
「だすが、
ユリ編の主人公は
バチがあたって死んでいるじゃないだすかあ。
邪心を持ってカミサンに祈るとバチがあたる。
それに、
狂信!
いい線いってるじゃないだすか」
たまおはまたにやにや笑う。
「盲目の少女の話はどうなるんだよ。
すっとぼけんなよ!」
ふうたはたまおを見て、
笑い返した。
(続く)