レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ26」

2009-08-12 23:31:02 | 小説
第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ26」

 「最終的にたまおくんたちは
雛祭り編を選んだんですから、
 選ぶ前の話しは
もうよろしいんじゃないですか」
 ネネを嫌うひさめが
キミカと組むたまおに味方するかのように
そう発言すると、
サヤも渋々頷いた。
 「じゃあ、雛祭り編にしぼって、
質問してください」
 今度は永久がそう言う。
 「じゃあ」
 また、
 サヤが手を挙げる。
 「どうぞ」
 「えー、
 カミサンをバカにすると
バチがあたるということなら、
 他の伝説の中にも該当するものがあると思いますが」
 「そうだすかあ?
 この話しがカミサンをバカにすると
バチがあたるということの典型だと思うだすがなあ?
 それに、
 サヤちゃんも
この話しを真カミサン伝説だと以前話してただすよなあ。 
 もちろん、
 サヤちゃんが選んだからには
それなりの理由があったんだすよなあ」
 たまおがにやりと笑ってそう言うと、
 「では、もう、結構です」
 サヤはそこで質問をやめてしまう。
 「俺ももう質問できないし、
他のは選びにくいなあ。
 そういう作戦もあったのかあ」
 賢明が小声で呟く。
 サヤも、
 同じように、
 「ああ、やられちゃった」と、
 呟いた。
(続く)

改作真END?2-93?「部屋の外の誰か13」

2009-08-12 23:21:14 | 小説
改作真END?2-93?「部屋の外の誰か13」

 「あんた、何でこんなもの持ってるのよ!」
 アユメがヒトメから無線機を取ると、
その顔を見る。
 「だって、あたししか、
これを入れるものを持ってなかったんだから...」
 アユメに怒られたと思ったヒトメの声が
だんだんと小さくなる。
 「よかったじゃないか!
 これでさっきの奴がオオシマか
どうかわかるじゃないか」
 ホウセイがヒトメの方を見て
やさしくそう言う。
 「今は外には誰もいないみたいだぞ。
実験してみろよ」
 木太郎がドアに耳をあてたまま、
小声で言う。
 「あんたやってよ」
 アユメがアスカに無線機を渡す。
 「あたしが?」
 アスカはそう言いつつ、
無線機をアユメから受け取った。
 「じゃあ、あんたヒトメを預かってよ」
 「わかったわよ。
 ヒトメここでじっとしてなさい」
 今度はアユメがヒトメを抱く。
 「何かモノみたいだな」
 永久が女たちのやりとりを見て、
こっそりおちたの耳元で囁く。
 「もとこのフリをすればいいのよねえ」
 「そうよ!
 でも、多分、さっきのがオオシマだから、
もうひっかからないと思うわよ」
 アスカの言葉にアユメはそう言う。
 「じゃあ、みんな静かにしてよ」
 アスカはそう言うと、息を吸った。
(続く)


 
 
 
  

本編リメイク「ミカエルとのラストバトル?6」

2009-08-12 23:12:52 | 小説
本編リメイク「ミカエルとのラストバトル?6」

 「どういうことだすかあ?」
 あおむがキタジマの顔を見る。
 「空気じゃなければ、見えないものがある。
 死人じゃなければ、見えないものがある。
 わかるか?
 おぬし!」
 キタジマは笑う。
 「うーん、ということはだすなあ?」
 あおむは周りを見まわした。
(続く)

「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その16」

2009-08-12 23:00:00 | 小説
「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その16」

 そうなんです。
 ウンコ女の部屋に連れ込まれて
被害に遭ったという男の証言は
どれも信じられないような話しばかりなのです。
 例えば、
 ウンコ女の部屋のトイレで、
 追いつめられた男が、
目の前にぶら下がっているロープで首を吊ろう
と思って首を入れたら、
そのロープが切れて
そのままケツから便器に落ちて、
大量の水とウンコと共に流されて、
気がつくとどこかの川に流されていた
という話しがその典型です。
 ウンコ女の部屋に連れ込まれて
被害に遭ったという男の話は
妄想のような話しばかりなのです。
 しかし、
 そういう証言をした男が
多数いるのは事実なのです。
 実際、
 無謀な男3も、
 ウンコ女に連れ込まれた男が、
 かなり時間がたってから、
 へろへろになって
ウンコ女の部屋から出てくるのを確認していたそうです。
 ですから、
 無謀な男3は、
 その噂、
 すなわち、
 ウンコ女の部屋が
とてもキレイであるという噂を信じて、
 その翌日、
 ウンコ女が部屋を出たあとに、
その部屋に忍び込むことを決意したそうです。
 はい。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「カイミヤマのコワコワ御殿散策4」

2009-08-12 22:48:17 | 小説
第14弾レイジーブラザース「カイミヤマのコワコワ御殿散策4」

 「ちょっと例の手紙を見せていただけますか?」
 ジュウロウは例の手紙をもとこに見せた。
 「あら、イヤだ!
 漢字がない。
 それにテンバチ?
 つづく?
 うーん。でも、わざとらしいわねー」
 もとこは例の便箋を見ながら、ぶつぶつ呟く。
 「で、ジュウロウ先生、
この手紙はどうやって父の所に届いたんですか?」
 「あー、それを確認してなかった...
わしらとしたことが」
 ジュウロウがしまったというような顔でそう言った後、
横からマスターが口を出す。
 「封筒がないですし、
コワコワ先生の口ぶりからすると、
多分、コワコワ先生のデスクの上にでも
おいてあったんでしょう」
 「そうねえ。
 そこのお付きの方のいうとおりかもしれないわねえ」
 もとこはまた考える。
 そして、
 「つづくとありますから、
 もしかしたら、
 また、
こういう手紙が父の部屋のデスクに
のっているかもしれませんわよねえ?
 先生方これから一緒に行ってみませんか?
 また、手紙があれば、
犯人がこの家にいることが確実になりますし、
余計、推理しやすくなりから」
 もとこがそう言うと、
 「さすが、お嬢さん、
わしらはそこまで気づかなかったなあ。
 じゃあ、早速行きますか」
 ジュウロウが
もとこをおだてるようにそう言った。

 「処刑用のパンツ?」
 カイミヤマが驚いたように、
そのスケスケパンツを見る。
 「そうだすよ!
 そのパンツ一枚で1週間過ごすだすから、
凄い刑だすよ!
 僕たちはもう懲り懲りだすよ。
 おじさんもそうなるだすよ」
 「この私が?」
 「そうだぞ!嘘ばかりついてるからな!
 俺が、このおじさんが俺たちを騙して、
もとネエの部屋に入ろうとしたことを言いつければ、
確実だな!」
 永久はカイミヤマの顔を見ながら笑った。
(続く)

第11弾「人類滅亡?5」

2009-08-12 22:36:57 | 小説
第11弾「人類滅亡?5」

 「奴ら、
あんなところに隠れてましたけど...」
 「待つんだ!
 どうせ、じきに餓死するよ」
 「奴らは根が凶暴ですから、
何を喰うかわかりませんよ」
 「心配するな。
 喰えるものは
先にこっちで喰ってやろうじゃないか」
 「えー?」
(続く) 

第三弾「もう一人キレた」

2009-08-12 22:32:15 | 小説
第三弾「もう一人キレた」

 「ああ、もーう!
 あたしもイヤ!
 早く、お手洗いに行きたい!」
 「そうよ!
 あんたたち、もういい加減、
 あきらめて降参しなさいよ」
 「誤解だぞ!」
 「そうだよ!」

 「おお、また一人キレたぞ!」
 「よし、煙、煙!」
 たまおとふうたは笑った。
(続く)

第??弾「サルーラの蒼き仮面」23

2009-08-12 22:27:15 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」23

 「おお、戻ってきたぞ!
 さっき話したとおりにするんだぞ」
 「ああ」
 「わかった」
 変な服を着た男二人は
倉庫のようなところに戻ってくると、
 アニーの前に跪いて、一礼する。
 
 「えー、お話ししてもよろしいでしょうか」
 「さっさと話せ!」
 「はあ、では、率直にお尋ねいたします。
 このこそ泥を樽男にすればよろしいのでしょうか。
 それとも、他の刑にすればよろしいのでしょうか?」
 「だから、
自分たちで考えろと言ったではないか!」
 「はあ、
ということはお任せいただけるのでしょうか?」
 「だから、
おまえたちはどうしたいんだって、訊いているのだ!」
 「はあ、やはりそうでしたか」
 「まわりくどいぞ!」
 「はあ、
えー、王様のご意向はこの男を一晩こうして懲らしめて、
解放すればよいということでしたが、
 もう一晩こうしておくというのではいかがでしょうか。
 こやつはもともとつまらないこそ泥ですし、
我々が調べた限り、王様の豚を盗んで食べただけですので、
樽男にするというのは残酷だと思います」
 「あっしはもう一晩だけ樽男になるだけでよいすか?」
 「黙っておれ!
 それに、
おまえは樽男ではないっていっておるだろうに。
 せっかくおまえのために...」
 「二人とも黙れ!
 何で我々がここに来たかわかっているのか」
 「も、申し訳ありません。
 実はそれがよくわからなかったものですから」
 「もう一度考え直せ!
 そのマヌケなオムツ男ごときのために、
我々が出向いたとでも思っているのか?
 この愚か者たちめ!」
 「あっしはオムツ男だったすか?」
 「おまえは黙れっていっておるだろうに」
 二人が話すと、
 サギーが変な服を着た男二人組を睨みつける。
 「も、申し訳ありません。
 おまえらもうこれ以上、話しをするな!
 えー、名乗るのが、遅くなりましたが、
 私はこの国の懲らしめ役のケイブと申します。
 隣にいてよく怒る男は、
懲らしめ役補佐のジュンサです。
 もう一度、よーく考えたいと思いますので、
 お時間をいただけませんでしょうか?」
 「うーん」
 サギーはわざと恐い顔をした。
(続く) 
 

モップおとこ「3プンだけ」

2009-08-12 22:16:54 | 小説
モップおとこ「3プンだけ」

 わかった!
 2フンでテをうとう。
 いいね。
 オレは
セイソウインじゃあないんだよ。
 わかってるって?
 なら、
ハナシははやいよ!
 フクがらしくないって?
 やっぱり、
ホントウはキになるんだろう?
 すこしは。
 うん、そうだろう。そうだろう。
 オレが
あんただったらハナシをききたくなるよ。
 じゃあ、
やっぱり3プンできまりだよ。
 いいね!
 ちゃんと
ショウジキにジカンをのばしただろう。
 ねえ、オレってシンヨウできるだろう!



 
  

カミサン伝説18「幸運の像編61」

2009-08-12 22:05:38 | 小説
カミサン伝説18「幸運の像編61」
 
 「うーん、
かおむの方はいいニオイだすなあ。
 ああ?おお!うーん?
 もとえが生きてたら、
わかったかもしれないだすなあ」
 「どうした兄貴?」
 「今気づいただすが、
いいニオイがする像どっかで見た覚えがあるだすよ。
 もすかしたら、
その像、
僕たちが売っていたインチキな像かもしれないだすなあ?」
 あおむはかおむの手にある像を見る。
 「ああ!
 その像は私たちが先生のお宅をご訪問した際、
龍之介さんがいただいた像ではないですかあ?」
 「そんなことあっただすかなあ?
 うーん、だすが、
 僕たちが持っていた像は全部偽物だすよ。
 だから、バチがあたったんだすよ...」
 あおむは昔のことを思い出すように、
暗い顔で言った。
 そして、あおむが、
ふと、天井を仰ぐように見ると、
その場で腰をぬかした。
(続く)
 

第?弾BADEND.C-23「あたしもっとキレイに8」

2009-08-12 21:52:09 | 小説
第?弾BADEND.C-23「あたしもっとキレイに8」

 「やすお!帰るぞ」
 その父親が
やすおたちのそばにやってきて声をかける。
 「オヤジ、俺たちだけか?」
 「俺の車には6人も乗せられないだろうが!
 ただでさえデカい奴らなんだから」
 「おまえのことだぞ!」
 「おまえだって、デブだろう!」
 龍之介とソウセキは互いに指さす。
 「あおむ先生たちをおいて帰るのか」
 「しょうがないだろう。
 どっちにしろ、全員は乗せられないんだから、
こうして気づかれないように、
そっと呼びにきてやったんだぞ!
 デカいのがいるんだから、
4人でちょうどいいだろうに。
 あの先生たち乗せたら、
暑苦しいし、
おまえたち3人のうち
誰か一人はおいていかないといけないだろうが」
 「おお、ありがとう」
 「どうも」
 龍之介とソウセキは
やすおの父親に頭を下げる。
 「うーん?
 でも、オヤジちょっと気になることがあるんだけど...」
 「早くしろって。
 俺も忙しいだよ。
 残りたいなら、
 先生とあのキレイな子を先に連れて帰るから、
 やすお、おまえだけここに残るか?
 その代わり、一人で帰ってこいよ」
 「やすお、もう帰ろうぜ!」
 「そうそう」
 
 「ああ、あそこー」
 「うーん?なんだすかあ?
 見えないだすよ」
 「あたし、
みんなと一緒に帰って、早くあのキレイな人に会いたいなあ」
 アリハは凄く目がいいのか、
遠くにいるやすおたちの方を指さした。
(続く)
  
 
 
 
 
 

第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ25」

2009-08-12 21:27:13 | 小説
第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ25」

 「いいみたいだすなあ」
 たまおはひととおり見まわすと、
話しをまた続ける。
 「だば、僕たちはだすなあ。
 カミサン伝説で一番重要なのはだすなあ。
 カミサンをバカにしたものに
バチがあたるということだと思うんだす。
 カミサン伝説がここまで話題になったのは、
やっぱり恐怖だすよ。
 カミサンを信じて祈れば
いいことが起きるということより、
 カミサンをバカにすると
バチがあたるということが重要なポイントなんだす。
 そう考えるとだすなあ。
 雛祭り編はすごく重要で、
カミサン伝説からはずすべきものではない
という結論になるんだすよ。
 どうだすか?」
 たまおは、
またキミカ以外の顔を順番に見まわす。
 すると、
 サヤが手を挙げて、
 「でも、
 たまおくんは
あほーあほーあほー編が第一位で、
 キミカが
山手線が第一位と話してませんでしたか?」と、
 質問をすると、
 「ああ、そうだしたなあ。
 そのときは二人ともそう思っていただすが、
その後、話し合って、
こういう結論になっただすよ」
 たまおはにやりと笑いながら、
そう言った。
(続く)
   

改作真END?2-92?「部屋の外の誰か12」

2009-08-12 21:03:23 | 小説
改作真END?2-92?「部屋の外の誰か12」

 「誰だよ!おまえは!」
 しかし、返答はない。
 「くそー!
 こうなったら、こっちから開けてやろうか?」
 少し興奮気味のくそたがそう怒鳴りちらすと、
おちたとホウセイの二人がくそたを抑える。
 くそたがそう怒鳴ったあと、
また、ドアの辺りは静かになった。
 「ちょっと、くそたどいてくれ」
 木太郎がまたドアの前に出てくると、
ドアに耳をあてる。
 「しー、また、下の方へ歩いていったみたいだぞ」
 「逃げたか、中途半端な野郎だな」
 くそたがそう大声で言う。
 「ちょっと静かに」
 木太郎はそのままドアに耳をつけている。
 「やっぱり、オオシマじゃないの?」
 「そうねえ?
 あー、そう言えば、無線機は?」
 「もとめ先生の部屋にあったのにねえ」
 アスカとアユメがそう小声で話し合うと、
 「これでしょう」と、
 ヒトメが
斜めがけしたポーチの中から無線機を取りだした。
(続く)