レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「続たまお、キミカVSふうた、ネネ2」

2009-08-16 23:34:46 | 小説
第3弾リメイク「続たまお、キミカVSふうた、ネネ2」

 「なんども言われていることだけど、
 真カミサン伝説の必要条件は、
 だいたい、次の5つだと言われている。
 いいか?
 確認するぞ。

 ひとつは、
   カミサンをどれだけ信用している
  か、祈りの内容をカミサンが認める
  かで、祈りの実現と内容をカミサン
  が決める。
 ひとつは、  
   邪心を持って、カミサンを信じて
  祈るとバチが当たる。
 ひとつは、
   バチの実現及び内容はカミサンが
  決める。
 ひとつは、
   カミサンを信用しない人間がいく
  らカミサンに祈っても祈りは実現し
  ない。
 そして、
 最後が今問題になっている、
  カミサンをバカにしたものについて
 もバチがあたる。

 ということだな」
 たまおが、くどく話したので、
みんなアクビをしている。
 「まあ、最後まで聞けよ。
 で、問題なのは、
今認定されているカミサン伝説の中には、
 今話した条件を
すべてみたす話しはないということだよ。
 で、
 俺たちは、
真カミサン伝説イコールカミサン伝説だと考えているので、
 今認定されているカミサン伝説ではずしてはいけないものはない
と考えたわけだ。
 それはさておき、
 今話した5つの条件の中でどの条件が重要なのかが、
 今回の対決のテーマのポイントだ」
 ケンタとみはる以外は、
 アクビをしていたり、
そっぽを向いている。
 「で、
 たまおとキミカちゃんは、
 最後の条件が一番重要だと考えたわけだけど、
 俺たちは違うということだ」
 「なんだ。簡単な話じゃないか?
 わざと難しくするから、
僕にはわからなかったんだぞ!」
 「静かに!」
 みはるはまたひさめに尻をつねられた。
 「もう少しだ。我慢してくれ。
 で、
 たまおとキミカちゃんが
最後の条件が一番重要だと言った理由は、
恐怖なんだよ。
 でも、俺たちは違うと考えている。
 あー、
でも、違うのは、恐怖じゃないぞ。
 カミサン伝説が
ここまで話題になったのは恐怖だ。
 でも、
その恐怖はバチがあたるとかいう、
 そんな恐怖じゃない。
 狂信だよ。 
 カミサン伝説の恐怖は、
 狂信
にあると
 俺たちは考えているんだ。
 アヤメ編が人気があるのも理由はそこなんだ」
 ふうたはそこまで話すと、
一息ついた。
(続く) 
 
 
   

改作真END?2-101?「真犯人?6」

2009-08-16 23:22:33 | 小説
改作真END?2-101?「真犯人?6」

 「あたしたちがもとめ先生のところに行っていて、
気づいたらいつのまにか、
4人だけになっていたの。
 それで、
とりあえず、もとめ先生を3人で抱いて、
ベッドに寝かせたの」
 ヒトメがそこまで話すと、
 アスカが、
 「えー?
 今のヒトメの話し方...
 もとめ先生は自殺して、
即死だったんじゃないの?」と訊く。
 「ううん。違う。
血は出たけど、その時は...」
 ヒトメがまた不安そうな顔になったので、
アユメが頭を撫でながら、
 「もうみんな知っているから、大丈夫よ。
 ちゃんと最後まで話して」と、
 やさしく言う。
 「うん。
 それでというか、
もとめ先生をベッドに連れていく前から、
二人の様子がおかしかったの。
 で、もとめ先生をベッドに寝かせてから、
あたしが二人に訊いたの。
 あー、ごめんなさい、
みんなが消えたときに、
 どっちかがみんながもとこの部屋に言ってたの。
 あたしは、
だから、
みんなはどうしたのって訊いたの。
 そしたら、
 レイカが
いきなりあれはお芝居だったって嘘を言ったのよ」
 「嘘?」
 アスカがヒトメの目を見る。
 「嘘でしょ。
 だって、
もとこはあのとき、死んだんでしょう。
 違うの。
 本当は生きてるの?
 レイカが言ったことが本当だったの?」
 ヒトメがアスカに聞き返した。
(続く) 
 
 
 

本編リメイク「ミカエルの仮面」

2009-08-16 23:13:43 | 小説
本編リメイク「ミカエルの仮面」

 「冗談じゃよ。
 あおむ、
わしが確認したいのは仮面の方じゃ。
 あのミカエルの仮面を
わしのところに持ってこい!」
 キタジマの言葉に
あおむは頷くと、
 自分のそばに転がっていた仮面を拾ってきて、
 キタジマにそっと手渡した。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「ジュウロウたちのコワコワ御殿散策4」

2009-08-16 23:02:27 | 小説
第14弾レイジーブラザース「ジュウロウたちのコワコワ御殿散策4」

 「うわー!ジュウロウ先生。
 あれを見てください。
大変なことになってますよ」
 「うん?
あー、なんてことを!」
 「どうされました?」
 「俺じゃないぞ!直哉が」
 「こいつがこうした方が
格好がいいとかいうからだぞ」
 「ジュウロウ先生!
 そんなに驚かないでください。
 あの像と人形は父がどこかから拾ってきた、
 がらくたですから。
 気味悪いので、
処分しようかと思っていたところですのよ」
 「が、がらくた?」
 「はい。ただのがらくたです」
 マスターの言葉に、
 もとこは平然とそう言う。
 「それ目障りだし、
 アンタたちもクサイし邪魔だから、
それ持って自分の部屋に行きなさい!」
 「もとネエ、俺にくれんのか?」
 「違うよ。俺だよ」
 「一つづつに決まってるでしょう。
 そんなことはどうでもいいから、
 とっとと、それ持って自分の部屋に行きなさい」
 もとこに睨まれると、
 龍之介とチビ猿は、
 落書きされた奇妙な像と人形をそれぞれ持って、
嬉しそうに出ていった。

 「ちょっと、ここから部屋の中を見せてくれるかなあ」
 カイミヤマはそう言うと、もとこの部屋をじっくりと見る。
 「おっさん、変なとこ見るなよ。本棚だけでいいんだよ」
 「そうだすよ」
 「おっさん、わかってんのか」
 双子と永久は興味深そうにもとこの部屋を見ている
カイミヤマを脅かそうとするが、
 カイミヤマは3人を無視していた。
 「おっさん、もう5分経ったぞ」
 「あと25分だすよ」
 「何かこのおっさん変な野郎だな」
 カイミヤマは、
3人の言葉がまったく耳に入らないほど、
もとこの黒ずくめの奇妙なコレクションに
心を奪われていた。
(続く)

「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その20」

2009-08-16 23:00:00 | 小説
「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その20」

 男3がドアを開けると、
中は暗かったそうです。
 しかし、
 何のニオイもしないので、
普通の部屋だと男は思ったそうです。
 そこで、
 男は、油断して、
 照明のスイッチのボタンを探して
それを押したそうです。
 そして、
 男は、
あるモノを見て腰を抜かしてしまったそうです。
 はい。
(続く)

モップおとこ「モップ」

2009-08-16 22:51:51 | 小説
モップおとこ「モップ」

 このモップよくつかいこまれているだろう!
 ほら、さわってみてよ!
 クサイからさわりたくない?
 オレのはなしをききたくないのか?
 ミただけじゃわからないんだよ。
 さあ、ほら。
 にげるなよ。
 フルいのはわかってるって?
 ちがうって!
 フルいのと、
 つかいこまれているのでは、
ゼンゼンちがうんだよ!
 だまされたとおもって、さわってみろよ!
 そうやって、にげてたら、
はなしがさきにすすまないぞ!
 えー?
 クサイだけじゃなくて、きたない?
 モップはすごくキレイだよ。
 オレはウソつかないよ。
 クサイのはオレのカ・ラ・ダ!
 ふつう、はずかしくて、
そんなことはいわないぞ!
 オレはバカショウジキなんだよ。
 わかった!
 そう、それでいいんだよ。
 オレってシンヨウできるだろう!
 じゃあ、さわってみてよ。
 どんどんジカンがたっちゃうぞ!
 ほら、さわってみろよ。
 よるなって!
 さわるのは、モップのほうだよ。
 だいじょうぶだからさ。
 じゃあ、オレが、さきに、さわろうか?
 なあ。
 まだ、だめか?
 じゃあ、このテをなめるよ。
 ほら。
 なあ、ゼンゼン、へいきだろう!
 ねえ、オレってシンヨウできるだろう!

第??弾「サルーラの蒼き仮面」27

2009-08-16 22:28:35 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」27

 「ははあ」
 「たしか、ケイブだったな」
 「はあ」
 「じゃあ、まず、最初に確認するぞ。
 ケイブ、おまえは、
我々がどういう素性か本当に知っていて、
今までのような態度をとってきたのかな?」
 サギーは今までよりは少しやさしく訊く。
 「そ、そのつもりでしたが、
失礼な態度であったことは
私からお詫び申しあげます」
 ケイブはまた頭を深く下げる。
 「謝るのはあとだ!
 質問にまず、答えるのだ」
 「はあ」
 「我々を本当に知っているのだな?」
 「た、多分」
 「多分だと!」
 サギーが睨むとケイブは俯く。
 「えー、まず間違いないと思いますが、
 万一のことがありますので...」
 ケイブはそこで口ごもる。
 「とにかく正直に思ってることを話せばよいのだ!
 我々は嘘が嫌いでなあ」
 「はあ」
 「じゃあ、話せ」
 「はい。その伝説の...」
 「伝説?」
 サギーは
自信なさそうに話すケイブの目をじっと見た。
(続く)

サクラナ外伝「あおむ目覚める」

2009-08-16 22:10:32 | 小説
サクラナ外伝「あおむ目覚める」

 「あほ!」
 「おー、どうしただすかあ、
おー、アラー」
 「あほ!」
 「ウメナだすかあ。
 おー、ここで寝ているおばさん誰だすか?」
 「あほ、ママ!」
 「僕のママじゃないだすよ」
 「あほ、ママ!」
 「おー、アレ?」
 あおむは、
不思議そうに居眠りしているサクラナの横顔を見る。
 「どこかで会っただすかなあ?」
 「あほ、ママ!」
 「おー、ウメナのママだすか?えー」
 ウメナは頷く。
 「うーん」
 しかし、
 あおむは首を傾げた。
(続く)

第?弾BADEND.C-24「あたしもっとキレイに12」

2009-08-16 22:01:01 | 小説
第?弾BADEND.C-24「あたしもっとキレイに12」

 「助かったぞお」
 「ありがとう!龍之介」
 ほっとしている龍之介とやすおのところに、
 ハーハー言いながら、
 あおむがやってきた。
 「アリハはどっち行っただすか?
もう見えないだすよ」
 「おー、早いぞ」
 「多分、左の方です」
 やすおは嘘をついた。
 「わかっただすよ」

 「待ってよー。
教えるだけでいいのよ」
 逃げ足の早いソウセキだったが、
 それ以上に何故か足の速いアリハが追いついてきた。
(続く) 
 

アホバカ専用質問掲示板「お手洗いさんへ」

2009-08-16 21:53:47 | 小説
アホバカ専用質問掲示板「お手洗いさんへ」

 その先輩の言ってることは
一部だけ正しいです。
 まず、大か小かで正解は異なりますよ。
 小の場合で、
トイレにドアもなく、
自動洗浄の場合はアレ以外に
どこも触っていないから
手洗いは不要となります。
 そういう意味では
その先輩の言っていることは一部正解です。
 その先輩は
自分の家だからキレイだと思っているので、
 多分、悪気はないですよ。
 ケチなんて言いがかりはとんでもないことですよ!!
 
 でも、
それ以外の場合はきちんと手を洗いましょうね!
 汚いところを触っているからです。
 ただ、
一つだけ注意したい点があります。
 自動で水が出ない蛇口式等の場合は工夫が必要です。
 手を洗ったあと、汚い蛇口等を、また触っては意味がないからです。 
 この場合は、後に人が来るのを待って、
 後の人に「どうぞ」と言って、
蛇口等をしめないで立ち去ってください。
 うっかりして、蛇口を閉めてしまった場合は、
もう一度やり直しましょう。
 

カミサン伝説18「幸運の像編65」

2009-08-16 21:48:16 | 小説
カミサン伝説18「幸運の像編65」

 「おおー、ここは病院なのか?」
 「見ればわかるだすよ。
 おまえ、何にも食べてなかったから、
死にかけていただすよ」
 「おおー、そうだ。
 でも、マジメが戻ってきたくれたぞ。
 おおー、その像!」
 龍之介はマジメが倒れ込んでいるにもかかわわらず、
マジメの手にある像と、
かおむに手にある二つの像を見て
嬉しそうな顔をした。
 「像なんていいだすから、
マジメさんをどうにかしないとだすな」
 あおむは
マジメの手にあった像を龍之介に渡したあと、
 マジメを抱き起こすが、
マジメは意識を失っているようだ。
 「おー、ありがとう。いてー!腕に針が」
 「点滴だすよ。
 かおむ、早く先生を呼んでくるだすよ」
 「わかった。
 龍之介、これも持ってろ」
 かおむはそう言うと、
自分が持っていた像を龍之介に渡した。
(続く)