レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ10」

2009-08-04 23:36:45 | 小説
第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ10」

 「あれ、たまおとキミカちゃんはまだかあ?」
 「まだ、3分あるわよ」
 ふうたとネネは余裕をみせる。
 「何を選んだんだ?」
 みはるが思わずそう訊くと、
 「あんた、何度言えばわかるの!」
 ひさめに睨まれて、
みはるは思わず口に手をあてる。

 そして、
 時間ちょうどにたまおとキミカが現れた。
 「ごめんだすよ。
時間がなくて苦労しただすよ」
 「本当にごめんなさい。
でも、間に合ってよかった」
 二人はそう言って、
わざとらしく頭をぺこぺこ下げる。

 「では、再び、対決を始めます。
さっきのように並んでください」
 ふうたたち4人はひさめに言われたとおりに並ぶ。
 「で、今度は、
 どっちが先攻かはあみだくじで決めたいと思います。
 いいですね」
 ひさめは
いつのまにかあみだくじを用意していた。
 「あみだくじの下の隠された所に
○が書いてある方が先攻です。
 右の線がふうたくんたち、
左の線がたまおくんだちです。
 不正がないように、
4人共、線を入れるか、
入れないかご自由に決めてください」
 ひさめがそう言うと、
 たまおが
 「僕はそのままでいいだすよ。
時間がもったいないだすよ」
と言うと、
 他の3人も頷いた。
(続く)
  

改作真END?2-79「犯人は手を汚さない2」

2009-08-04 23:24:14 | 小説
改作真END?2-79「犯人は手を汚さない2」

 「また、俺が疑われるの?」
 ホウセイは悲しそうな顔をするが、
 「しょうがないだろう。
 ホウセイのあの計画がなければ成功しない
殺人計画なんだから」
 木太郎は冷たく言い放つ。
 「ちょっと、木太郎くん。
 そう決めつけない方がいいわよ。
 今回の件はとにかく変よ」
 「そうよ。変!」
 アスカとアユメが口を揃えて言う。
 「いーい。
 とにかく、今はみんなで団結して、
残りの二人を探しだすの。
 それから、
もし、今みたいに相手が武器を持っていても、
殺すのはだめよ!」
 「そーう。木太郎くんの推理に近いのなら、
犯人は手を汚さないから」
 「そうしよう。
 とにかく、僕が先頭で行く。
 アスカちゃんとアユメちゃんはくそたをよろしく。
 こいつ、意外に気が小さいみたいだから」
 おちたがそう言うと、
 「言ってくれるねえ。
でも、そうかもしれないなあ」
 くそたは落ち込んでそう呟くように言う。
 「多分、
残りの二人は、ヒトメとチウメの部屋に一人でいるわ」
 「そうねえ!」
 「いいから、早く行きましょう」
 アスカとアユメの言葉に、
他の5人はそれぞれ疑問を感じながらも、
黙って頷いた。
(続く)
 

本編リメイク「ミカエルの恐怖2」

2009-08-04 23:15:24 | 小説
本編リメイク「ミカエルの恐怖2」

 キタジマはミカエルに斬られても、
必死でミカエルに組みついていた。
 そこを、
ようやく間に合った
あおむがミカエルを背中から斬りつけて倒した。
 「キタジマさん!」
 木太郎は叫んだが、
キタジマは既に息絶えていた。
 そうした時、
あおむに倒されたはずのミカエルがまた立ち上がり、
木太郎に向けて斬りつけてきたのだった。
 木太郎は
ミカエルが斬りつけてきた寸前で
ミカエルの剣をかわした。
 そこを
今度はいつきが首の辺りを斬り付けて、
とどめを刺した。
 しかし、
キタジマが死んだのを確認したかのように、
再び、別のミカエルが現れた。
(続く) 
 
 
 

参考:カミサン伝説「これまでのまとめと再修正」2009年8月4日

2009-08-04 23:05:35 | 小説
参考:カミサン伝説「これまでのまとめと再修正」2009年8月4日

カミサン伝説1「アヤメ編」

カミサン伝説2「ユリ編」

カミサン伝説3「チウメ編」像

カミサン伝説4「松波編」像

カミサン伝説5「ひさめ編」

カミサン伝説6「13日の金曜日編」像

カミサン伝説7「?」

カミサン伝説8「もとめはまた死ぬ編」

カミサン伝説9「ひょうきんな仮面編」

カミサン伝説10「雛祭り編」人形

カミサン伝説11「あほーあほーあほー編」像

カミサン伝説12「勘違編」

カミサン伝説13「13日は金曜日編」像

カミサン伝説14「?」

カミサン伝説15「山手線編」選抜中

カミサン伝説16「?」

カミサン伝説17「復活の像編」像

カミサン伝説18「幸福の像編」像

カミサン伝説19「身代わりの像編」像

カミサン伝説20「ハッピー編」  像

カミサン伝説21「見えない像編」 像

カミサン伝説22「人首酒編」  

カミサン伝説23?「ニタロウ編」

カミサン伝説23?「カタロウ編」

現在像10,人形1,それ以外11。残り?

「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その8」

2009-08-04 23:00:00 | 小説
「ウンコ女」「蘇るウンコ女と無謀な男その8」

 その男は激痛のあまり思わず、
うめき声を出してしまったそうです。
 すると、
 トイレの中から、
 ウンコ女が、
 「ごめんなさい。今、化粧を直してるの?」
と少し大きな声で答えたそうです。
 その男の右手の痛みは相当なものだったらしいです。
 その場を一歩も動けないほどの痛みだったそうです。
 そして、男がうめく度に、
 ウンコ女は男を嘲笑うかのように、
同じ言葉を繰り返したそうです。
 そして、
何度もそういうことが繰り返された後、
 ウンコ女がトイレから出くると、
その男の台所から水を持ってきて、
一緒にカプセル錠の薬を出して、
 「あらあら、手でも怪我したの。
これは痛み止めよ。
 でも、あたしの薬じゃイヤかしら」と言って、
にたにた笑ったそうです。
 その男は激痛のあまり、
 「ください」と言うしかなかったそうですが、
 ウンコ女は、
 またにたにた笑いだすと、
 「10年早かったわねえ」
と呟くように言った後、
 薬と水を倒れている男の2メートルくらい先に置いて、
部屋を出ていってしまったそうです。
 その男にとって、
わずか2メートルですが、
とても遠く感じられたそうです。
 もちろん、その薬を飲んでも、
地獄のような苦しみから
逃げられたわけでもなかったそうです。
 ウンコ女は痛み止めなんて所持していませんから。
 はい。
(続く)

第三弾「また一人死んだ?」

2009-08-04 22:56:39 | 小説
第三弾「また一人死んだ?」

 「おい、返事しろよ」
 「どうしたみはる」
 「サヤの様子が変だ」
 「サヤまで死んだフリか?」
 「サヤ?」
 「死んだフリだよ」
 「でも、おしっこ漏らしてるぞ」
 「あー、長い時間、
拘束されてたからなあ。
 でも、恥ずかしいから
死んだフリじゃないのか?」
 「顔色も変だぞ、おーい、
たまお、ふうた、大変なことになったぞ」 
 「とにかく、確かめてくれよ」
 みはるとケンタはまた大声で叫んだ。
 「今度はサヤ、
それも、ションベンかよ」
 「煙、煙」
 たまおとふうたは笑った。
(続く)

真エンド「めだたない何か?」

2009-08-04 22:52:07 | 小説
真エンド「めだたない何か?」

 「どういうことだ、坊主?」
 「はい。
 ハナクソは
俺もちょっとおかしいと思いますが、
 警察の方でもわからない、
 受け取った本人もわからない、
 というより、あるのが当たり前で、
めだたない何かに毒が入っていたんだと思います」
 「めだたない何か?」
 「そうです」
 「じゃあ、それは何だ!」
 強面の警官は
少しいらいらした感じでいつきに訊く。
 「すいません。
今考えているところです」
 でかい図体のいつきが小さくなったかのように、
小声でそっと答えた。
(続く)

サクラナ外伝「あおむ倒れる」

2009-08-04 22:42:23 | 小説
サクラナ外伝「あおむ倒れる」

 あおむは、寝不足のせいか、
ストレスのせいか、
支度をして美容室に行こうと、
玄関のそばまで来たところで、
めまいに襲われて、そのまま倒れた。

 一方、
 サクラナは
今日あおむが美容室に来たときの言い訳をまだ考えていた。
 しかし、
あおむはそのとき倒れていたので、
あおむは来なかった。
 「あほ?」
 ウメナが
少し心配そうにサクラナに声をかけたので、
 サクラナはあおむの携帯に電話して、
ウメナに渡したが、
あおむは電話に出なかった。
 「あほ?」
 「怒ってるのかしらねえ?」
 「あほ?」
 「それにしてもねえ?」
 二人とも心配だったが、
客が来たので、
あおむはそのまま放置されていた。
(続く)
  

第11弾「人類滅亡?」

2009-08-04 22:37:04 | 小説
第11弾「人類滅亡?」

 「もういいかなあ?」
 「まあだ。
 どこかに
人間がまだ生き残っているかもしれない」
 「どこに?」
 「だから、どこか?」
 「でも、
人間は海の中じゃ生きられないんでしょう?」
 「潜水艦とかに潜んでるかもしれない。
奴らはとにかくしぶといからなあ」
 「わかった。みんなの報告を待つよ」
 「ああ」
(続く) 

第14弾レイジーブラザース「フランケンとチビ猿撃退?」

2009-08-04 22:20:51 | 小説
第14弾レイジーブラザース「フランケンとチビ猿撃退?」

 龍之介と直哉は
おそるおそるジュウロウの顔を
ガラス越しに見る。
 ジュウロウが最初怖い顔で睨みつけると、
二人は像と人形から手をはなしたが、
 その後、表情を緩めたジュウロウが頷くと、
二人は軽く頭を下げて、
龍之介が像、直哉が蝋人形を手にした。
 マスターがまた何か言うと、
二人はまたジュウロウに頭を軽く下げると、
凄く嬉しそうな顔をして、
逃げるようにどこかに行った。

 「コワコワ先生から聞いていてよかったですよ。
あんなもので、あの二人を撃退できるとは」
 「カイミヤマ先生もよく準備されてましたね」 
 「まあ、あんなの私の作品に比べれば」
 カイミヤマはまんざらでもない顔をする。
 「ジュウロウ先生の演技もなかなかでしたよ」
 「ただ、言われたとおり、恐い顔をして、
そのあと、普通の顔になって頷いただけだよ」
 「でも、二人には効果的だったですよ」
 「わしはそんなに人相悪いかな」
 「いいことじゃないですか。
 本当はホラー作家なんですから」
 「まあ、そうだが、
で、あのガキたちに何て言ったんだ」
 「ああ、あれですか。
 ご老公様からのプレゼントだ。
 でも、
その像と蝋人形にはあの方の魂が入っている。
 悪さをすると、
すぐわかるから、大変なことになるぞ。
 それから、お礼にちゃんと頭を下げろって、
 それから、あのお方は気が変わりやすいから、
さっきの二人にあげちゃうかもしれないから、
さっさとソレ持ってどこかに隠れろって、
脅かしたんですよ」
 「やっぱり、アホとバカだな」
 「それより、
わしの魂が入ってるとはどういうことだ」
 「まあ、言葉のアヤですよ」
 「おお、また、女王様たちが来たぞ」
 フランケンとチビ猿を撃退した後に、
みはるとサヤを引き連れたもとこが戻ってきた。
(続く) 
 
   

第??弾「サルーラの蒼き仮面」15

2009-08-04 22:05:57 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」15

 「おじさんは猫を食べるの?」
 ウトーは暗闇の中にいる男に訊く。
 「そんなめっそうもない。
 あっしは、金貰っても食べませんぜ」
 「おっさん、豚もそれと同じさ。
俺たちの世界ではな」
 「世界?
あのー、どこか違う世界から?」
 「多分な。
豚を平気で食べるということはここは別世界だ」
 「そうだな。
ここは地獄ではなさそうだな」
 サギーもアニーの言葉に同意する。
 「あのー、
あっしにはどういうことか?」
 「わからんでもいいさ、
俺たちにもわからないんだから」
 「サギー、やっぱり嘘つきだったんだなあ」
 ウトーがしつこく言うと、
 「だから、前に言ったじゃないか。 
 ウトー、もう忘れろ。
 おまえが甘いって言ったばかりだろう」
 「ごめん」
 「あー、ちょっと静かにしてくだせえ」
 暗闇の中で男がそう言うと、
何か音がした。
(続く)
 

第?弾BADEND.C-21「あたしもっとキレイに」

2009-08-04 21:51:51 | 小説
第?弾BADEND.C-21「あたしもっとキレイに」

 「えー!無理なくらい?
 じゃあ、もっと、あたし、
キレイになれるの?」
 アリハは嬉しそうに言う。
 「そうだすなあ?」
 あおむは辺りを見回す。
 「あそこの婦警さんよりも
アリハちゃんはキレイだなあ!」
 「やめとけ!」
 調子に乗ったソウセキの肩をやすおがたたく。
 「そうだよ。ソウセキくん、歳が違うよ!
比べるのが失礼だよ。
いやーキレイなお嬢さんだ。将来が楽しみだなあ」
 やすおの父親がまたアリハを褒める。
 「おやじ!」
 やすおが何か気づいたのか、
今度は父親の肩をたたく。
 「いいのよ。
あたし、歳とると、もっとキレイになれるんでしょ」
 「そうだすなあ」
 あおむはまた辺りを見回した。
(続く)

カミサン伝説18「幸運の像編53」

2009-08-04 21:39:15 | 小説
カミサン伝説18「幸運の像編53」

 「マジメさんは
僕たちの話をまったく聞いてないようだすな。
 僕は手が臭くなったらから、
手を洗ってくるだすよ。
 この像は...
 龍之介のニオイかもしれないだすから、
 龍之介の手に握らせておくだすか?」
 あおむはそう言うと、
病室を出ていった。
 「兄貴の理屈だと、
こっちのいい香りも
龍之介のニオイということになるんだけどな。
まあ、いいか」
 かおむは独り言を言うと、
その像も龍之介の手に握らせた。

 しばらくすると、
 「このニオイ!」
 それまで
一生懸命一つの像を磨いていたマジメが
龍之介の方を見た。
(続く)