改作真END?2-93?「部屋の外の誰か13」
「あんた、何でこんなもの持ってるのよ!」
アユメがヒトメから無線機を取ると、
その顔を見る。
「だって、あたししか、
これを入れるものを持ってなかったんだから...」
アユメに怒られたと思ったヒトメの声が
だんだんと小さくなる。
「よかったじゃないか!
これでさっきの奴がオオシマか
どうかわかるじゃないか」
ホウセイがヒトメの方を見て
やさしくそう言う。
「今は外には誰もいないみたいだぞ。
実験してみろよ」
木太郎がドアに耳をあてたまま、
小声で言う。
「あんたやってよ」
アユメがアスカに無線機を渡す。
「あたしが?」
アスカはそう言いつつ、
無線機をアユメから受け取った。
「じゃあ、あんたヒトメを預かってよ」
「わかったわよ。
ヒトメここでじっとしてなさい」
今度はアユメがヒトメを抱く。
「何かモノみたいだな」
永久が女たちのやりとりを見て、
こっそりおちたの耳元で囁く。
「もとこのフリをすればいいのよねえ」
「そうよ!
でも、多分、さっきのがオオシマだから、
もうひっかからないと思うわよ」
アスカの言葉にアユメはそう言う。
「じゃあ、みんな静かにしてよ」
アスカはそう言うと、息を吸った。
(続く)
「あんた、何でこんなもの持ってるのよ!」
アユメがヒトメから無線機を取ると、
その顔を見る。
「だって、あたししか、
これを入れるものを持ってなかったんだから...」
アユメに怒られたと思ったヒトメの声が
だんだんと小さくなる。
「よかったじゃないか!
これでさっきの奴がオオシマか
どうかわかるじゃないか」
ホウセイがヒトメの方を見て
やさしくそう言う。
「今は外には誰もいないみたいだぞ。
実験してみろよ」
木太郎がドアに耳をあてたまま、
小声で言う。
「あんたやってよ」
アユメがアスカに無線機を渡す。
「あたしが?」
アスカはそう言いつつ、
無線機をアユメから受け取った。
「じゃあ、あんたヒトメを預かってよ」
「わかったわよ。
ヒトメここでじっとしてなさい」
今度はアユメがヒトメを抱く。
「何かモノみたいだな」
永久が女たちのやりとりを見て、
こっそりおちたの耳元で囁く。
「もとこのフリをすればいいのよねえ」
「そうよ!
でも、多分、さっきのがオオシマだから、
もうひっかからないと思うわよ」
アスカの言葉にアユメはそう言う。
「じゃあ、みんな静かにしてよ」
アスカはそう言うと、息を吸った。
(続く)