改作真END?2-92?「部屋の外の誰か12」
「誰だよ!おまえは!」
しかし、返答はない。
「くそー!
こうなったら、こっちから開けてやろうか?」
少し興奮気味のくそたがそう怒鳴りちらすと、
おちたとホウセイの二人がくそたを抑える。
くそたがそう怒鳴ったあと、
また、ドアの辺りは静かになった。
「ちょっと、くそたどいてくれ」
木太郎がまたドアの前に出てくると、
ドアに耳をあてる。
「しー、また、下の方へ歩いていったみたいだぞ」
「逃げたか、中途半端な野郎だな」
くそたがそう大声で言う。
「ちょっと静かに」
木太郎はそのままドアに耳をつけている。
「やっぱり、オオシマじゃないの?」
「そうねえ?
あー、そう言えば、無線機は?」
「もとめ先生の部屋にあったのにねえ」
アスカとアユメがそう小声で話し合うと、
「これでしょう」と、
ヒトメが
斜めがけしたポーチの中から無線機を取りだした。
(続く)
「誰だよ!おまえは!」
しかし、返答はない。
「くそー!
こうなったら、こっちから開けてやろうか?」
少し興奮気味のくそたがそう怒鳴りちらすと、
おちたとホウセイの二人がくそたを抑える。
くそたがそう怒鳴ったあと、
また、ドアの辺りは静かになった。
「ちょっと、くそたどいてくれ」
木太郎がまたドアの前に出てくると、
ドアに耳をあてる。
「しー、また、下の方へ歩いていったみたいだぞ」
「逃げたか、中途半端な野郎だな」
くそたがそう大声で言う。
「ちょっと静かに」
木太郎はそのままドアに耳をつけている。
「やっぱり、オオシマじゃないの?」
「そうねえ?
あー、そう言えば、無線機は?」
「もとめ先生の部屋にあったのにねえ」
アスカとアユメがそう小声で話し合うと、
「これでしょう」と、
ヒトメが
斜めがけしたポーチの中から無線機を取りだした。
(続く)